灰の世界に彩が付く   作:クロワール

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初投稿です。超かぐや姫!に脳を焼かれ、はじめて小説を書きます。世のすべての物書きに改めて尊敬の念を送ります。文章書くのムズ〜

思いつきを書きなぐりました。読みにくいところはありましょうが、少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。


いつも通りの毎日

 

 これは、今は昔…でもなくて、超未来というわけでもない、少しだけ未来のお話…

 

 

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 灰戸 満《はいど みつる》、高校2年生。特別な才能もない、普通の高校生だ。

 勉強は中の上、体力測定万年B、珍しい特技もなく、趣味はゲームと、推しが1人。あまりにも普通だ。それでいい。それがいい。

 

 …けど、ちょっとだけ、特別ってやつに憧れるのは、しょうがないよな?

 すぐ近くに、あんなすごいやつがいるんだから…

 

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 今日は金曜日、そして明日からは3連休になる。今日頑張ればゲーム三昧の3日間だ。そう思えば朝の支度もいつもより頑張れるというもの。

 朝飯のトーストを手早く食べて、着替えを済ませる。

 

「いってきます」

 

 返事はない。うちの両親は共働きで、現在両方出張中なのだ。さみしかったらいつでも電話していいわよ〜なんて母さんは言ってるが、そんな軽くてよいのか。高校生が家に1人なんて、もっと心配するもんじゃないのか?

 まあ俺は家事できるし(親の出張がおおいため仕込まれた)、多少騒いでも怒られないため、あまり気にはしていないが。

 それにもっとすごい人を俺は知っている。

 

 家を出て少し歩くと、待ち合わせの場所に着く。10分前、少し早く着きすぎたか…?連休前で浮かれているのかもしれん。

 推しの切り抜きを観て時間を潰していると、そばのアパートから待ち人が出てくる。

 

「あ、ごめん。待たせちゃった?」

 

「気にせんでいーよ。勝手に早く着いただけだから」

 

 こちらを気にかけてくれる心優しき彼女の名は酒寄彩葉。

品行方正、成績優秀、文武両道。しかも1人で上京し、親の仕送りもなく学費と生活費を稼ぐ、超女子高生。

 そんな超人は、いつも通りの笑顔を見せている…ように見えて、少し目の焦点が合ってない?

 …こいつ、もしかして。

 

「酒寄、昨日どれくらい寝た?くま、ひどいぞ」

 

「ゔぇっ!?ほんとに?ちゃんとメイクで消したんだけど…」

 

「おう、消えてるぞ。だが、マヌケは見つかったようだなあ?」

 

「なっ!?」

 

 やっぱりか。

 こいつ、また徹夜しやがったな?またぶっ倒れたらどうするんだか。

綾紬さんと諌山さんに言いつけとこ。

 

「頑張り過ぎも、ほどほどにな。いこうぜ」

 

 話をきり上げ、並んで学校へ向かう。この件は向こうであの2人にきっちり詰めてもらおう。

 

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 世間話しながら、学校までの道を歩く。話の内容はきまって、前日の推しの配信についてだ。

 月見ヤチヨ。仮想空間「ツクヨミ」の管理人にして、AIライバー。何を隠そう、俺も酒寄もこの月見ヤチヨの大ファンなのだ。

特に酒寄はヤチヨに大分救われているようで、彼女の話になると凄まじい熱量を見せる。この会話を全部見せると文字数が足りなくなりそうなので割愛させていただくが。

 

「うし、ついたな。じゃ、俺はここで。また教室でな」

 

「うん、いつもごめんね。それじゃ」

 

 校門の近くに着くと、俺と酒寄は別れ、俺は少し遠回りをして、酒寄はそのまままっすぐに校門に行く。なんでこんな面倒なことをするかって?

 

「みろ、酒寄先輩だ!」

 

「さ、酒寄先輩、おはようございます!」

 

「酒寄さん、おはよう!」

 

 うーん、人気者。まあそりゃそうだ。美人でコミュ力高い超女子高生、人気者にならないことがあろうか。いや、ない。(反語)

そしてこれがいっしょに学校に行かない理由だ。酒寄と仲良く登校?嫉妬の視線で穴だらけになるわ。

 変な噂になると酒寄にも迷惑かかるし。

 というわけで、ちょっと遅れて俺も登校。教室に入って席に座る。酒寄は…綾紬と諌山に詰められてんな。言いつけるまでもなかったようだ。さすが親友。

 

 そうして1日が始まる。何の代わり映えもないいつもの1日だ。

授業を受けて、帰宅して、ゲームして。きっと明日も、これからも、おんなじ毎日が続く…そう思っていたのだが。

 

「あのね、灰戸…。家帰ってたらゲーミング電柱が開いて赤ちゃんが出てきて、ゲーミング電柱はゲーミングじゃなくなって、赤ちゃんだけおいてったんだけど…」

 

…なにやら、普通じゃない日々が始まる予感がする。

 

 





というわけで、改めてよろしくお願いします。
すこ〜しずつの執筆になりますが、気が向いた時にでも覗きに来てください。

それでは、また
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