仮題:異世界遊戯王(遊戯王抜き)   作:はんぺん大納言

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1話

 頬を撫でる風と、背中に感じる妙にふかふかとした感触。

 狭間 遊一(はざま ゆういち)が微睡みから意識を浮上させた時、最初に感じたのはそれだった。

 

「……んあ? なんだ、ここ」

 

 目を擦りながら上体を起こすと、視界に飛び込んできたのは見慣れた自室の天井ではなく、鬱蒼とまではいかないが確かに生い茂る木々の天蓋だった。

 木漏れ日が差し込んでいるところを見ると、時間帯は朝だろう。自分が寝転がっていたのは、ダブルベッドほどの広さがある苔の絨毯だった。ふかふかとしていて、思いのほか寝心地が良い。

 

 遊一の服装は長袖のパーカーにジーパンという、なんの変哲もないもの。ただ、出かける前にほんの一眠りしようとベッドにダイブしたため、靴は履いておらず素足のままだ。

 

「夢、だよな……。リアルな明晰夢ってやつか?」

 

 内定も貰い、自由登校期間に入った高校三年生のモラトリアム。ダラダラと過ごす日々の果てに、こんな現実逃避めいた夢を見るとは。

 朝露で湿った苔のひんやりとした感触や、森の澄んだ空気を肺いっぱいに吸い込みながら、遊一は呑気にそんなことを考えていた。

 

「にしても、誰もいねぇな。夢なら可愛い女の子の一人でも出てくればいいのに」

 

 呟きながら、あてもなく歩き出す。

 しかし、歩けども歩けども人影はない。遊一が知る由もないが、ここは獣道すら外れた、森の少し深い場所なのだから当然だった。薬草の群生地でも、野営に適した場所でもない。ただの、自然の只中。

 

 寝起きのぼんやりとした気分がだんだんと覚めてくるにつれ、五感から得られる情報があまりにも鮮明すぎることに気づき始める。

 足の裏に触れる土の感触。草の匂い。遠くで鳴く鳥の声。

 ――これ、本当に夢か?

 その疑問が頭をもたげた途端、じわじわと得体の知れない不安が胸の奥から湧き上がってきた。

 

「誰か、いませんかー!」

 

 たまらず声を張り上げる。木霊が返るだけで、返事はない。

 不安を振り払うように歩調を速め、何度も声を出しながら進む。

 

「おーい」

 

 ふと、遠くから小さく、くぐもった声が聞こえた気がした。

 

「え……?」

 

 立ち止まり、耳を澄ます。

 

「おーい」「おぅい」

 

 間違いない。人の声だ。しかも、徐々にこちらへ近づいてきている。

 

「人がいた! こっちです! こっちー!」

 

 安堵に顔を綻ばせ、遊一は声のする方へと駆け出した。

 声の主もこちらに向かっているようで、距離はあっという間に縮まっていく。

 やがて、遊一の目の前に高さ2メートルほどの大きめの藪が現れた。ガサガサと葉が揺れ、中から声の主が姿を現そうとしている。

 

「すみません……変な話なんですけど、気づいたら森の中に居て。でも、帰り道も分からなくて──」

 

 助かった。そう信じて疑わずに言葉を紡ぎかけた遊一の思考は、藪から現れたソレと目が合った瞬間、白く染まった。

 

 ソレは、人ではなかった。

 ずんぐりとした巨躯。黒褐色の剛毛。そして、遊一を値踏みするように見下ろす、酷薄な瞳。

 

 ――クマだった。

 

 ある日、森の中、クマさんに出会った。

 童謡のフレーズが脳裏をよぎる。しかし、目の前にいるのは歌に出てくるような愛らしい存在ではない。圧倒的な暴力の権化だ。

 

 攻撃力/1200 守備力/800

 

 突如、脳裏に謎の文字がふわりと浮かび上がった気がしたが、それを気にしている暇などなかった。

 

「うわあああああああっ!?」

 

 悲鳴を上げ、遊一は踵を返して一目散に駆け出した。

 背後から、ズン、ズン、と重い足音が追いかけてくる。

 

「ハッ、ハッ、ハッ……!」

 

 一心不乱に走る。素足で森の中を駆けているというのに、石を踏んでも小枝が刺さっても、足の裏が全く痛まない。それどころか、すり傷一つ負っていない。

 だが、極限状態の遊一はそんな異常に気づく余裕もなかった。

 

(そういえば、クマっておっさんみたいな声で鳴くってどっかで見たな……! それに、肉食動物って背中を見せて逃げると追ってくるんだっけ……!)

 

 テレビかネットで見た知識が唐突に蘇るが、今更遅い。振り返れば確実に殺される。

 背後からの足音はすぐそこまで迫っているように聞こえるのに、なぜか決定的な距離は詰められない。まるで、遊一が逃げ惑う様を楽しんでいるかのように一定の距離を保って追尾してきている。

 

「クソッ、クソッ、クソッ!」

 

 ガクガクと震える足に鞭打ち、疾走を続ける。

 やがて、少し開けた空間に出た。そこには、周囲の木々とは比べ物にならないほど巨大な木が聳え立っていた。

 その根元には人間や中型程度の動物なら入れるが、大柄なクマは到底入れないであろうサイズの(うろ)がぽっかりと口を開けているのを発見する。

 

「あそこなら……!」

 

 遊一は躊躇うことなく、その洞へ向かってスライディング気味に滑り込んだ。

 

「ぐっ、痛ぇ……!」

 

 勢い余って洞の内部で体や頭を激しく打ち付ける。

 最悪、骨折してもおかしくないほどの衝撃だった。そうでなくとも打ち身、捻挫、擦り傷のフルセットは免れないはずだ。しかし、遊一が感じたのは軽い打撲程度の「痛ぇ」で済む痛みだった。

 遊一の気づいていない何か(・・)。それが致命的なダメージを肩代わりし、肉体の欠損を防ぎ、痛覚を著しく軽減しているのだ。

 だが、危機的状況の真っ只中にある遊一の脳は、その違和感を火事場の馬鹿力やアドレナリンのせいだと思い込ませて処理していた。

 

 中は思ったより広かった。三畳ほどのスペースがあり、高さも1メートルほどある。

 一番奥まで下がれば、絶対に出入り口からクマの手は届かない。

 

「ハァ、ハァ……たす、かった……」

 

 荒い息を吐きながら、暗がりの中で遊一は毒づいた。

 

「なんだよこれ……。ラノベなら、ここで美少女ヒロインに助けられたり、チートな師匠枠が助けに来てくれたり、なんか都合のいい能力に目覚めたりするもんじゃないのかよ……」

 

 現実逃避気味に愚痴をこぼすが、現実は非情だ。

 ひとまずの安全を確保し、壁に寄りかかって安堵のため息を漏らした直後。

 なにかがおかしいことに気づいた。

 

 外の気配が消えない。

 恐る恐る出入り口の方へ視線を向けると、そこには、洞の中を覗き込んでいるクマの顔があった。

 その顔は、まるで人間のようだった。鼻を鳴らし、口角を吊り上げ……嗤っている。

 

「……ひっ」

 

 その時、雲で遮られていた朝日が再び顔を出し、洞の中に光が差し込んだ。

 明るくなった内部の状況を見て、遊一は絶句した。

 

 洞の中には、無数の骨が転がっていた。

 ウサギや鹿のような動物のものだけではない。明らかに、人間サイズのもの、そして頭蓋骨までもが散乱している。

 

 ――このクマ、ただ追いかけてきたわけじゃない。

 最初からこの場所に遊一を誘導するように、追い込み漁のような真似をしていたのだ。

 食料が欲しい時は普通に狩りをするのだろう。だが、このクマは「狩り」ではなく「遊び」で生き物をいたぶっている。

 この木の洞は、クマにとってのおもちゃ箱だ。絶望して逃げ込んだ獲物を閉じ込め、じわじわと精神を削り、諦めて出てくるまで外に居座る。獲物が絶望に歪む顔を眺めるのが、この性格の悪いクマの趣味なのだ。

 

「あっちいけ! 来るな!」

 

 パニックに陥った遊一は、手当たり次第に足元に転がっていた骨を拾い、出入り口のクマに向かって投げつけた。

 しかし、骨がクマの鼻先や目に当たっても、クマは瞬き一つせず、微動だにしない。ダメージなど全く通っていないのだ。

 

「なんでだよ、目なら痛いはずだろ……!?」

 

 流石におかしい。いくら巨大な猛獣とはいえ、物理法則を無視しすぎている。

 そう考えつつクマの姿を凝視した時、先ほどもチラリと見えた「文字」が、今度ははっきりと頭の中に浮かび上がってきた。

 

 攻撃力/1200 守備力/800

 レベル:3

 地属性 獣族

 効果:自身の守備力以下の攻撃の威力を大幅に軽減する(7割)

 

「……は?」

 

 攻撃力に守備力。それにレベル? 地属性? 獣族?

 どこからどう見ても、カードゲームのステータスだ。

 

「……遊戯王、かよ」

 

 乾いた笑いが漏れる。

 投げた骨が効かなかったのは、遊一の攻撃力──そんなステータスが遊一にあるのならだが──がクマの守備力を下回っており、さらにその効果によって威力が激減していたからだ。

 

「なら、効果もそれっぽく合わせろや……なんだよ『威力を大幅に軽減する(7割)』って。せめてテキストの書き方くらいOCGに寄せろよ……」

 

 諦め半分で吐き捨てるが、クマはまだ離れない。ニヤニヤと嗤いながら、遊一が自ら出てくるのを待っている。

 

「……クソが」

 

 何かないか。武器になるようなもの、あるいは助けを呼べるもの。

 遊一は無意識に、ジーパンやパーカーのポケットを探った。

 ――本当は、ポケットの中に何も入っていないことなど、自分が一番よく知っている。財布もスマホも、家の鍵すら持たずにベッドに転がったのだから。

 それでも、奇跡でも起こって何かあってくれと祈りながら手を突っ込んだ。

 

 その時。

 何もないはずのパーカーのポケットの中で、指先が何か(・・)に触れた。

 

「え……?」

 

 クシャっという軽い音。薄いビニールの、どこか懐かしい包装の感触。

 震える手でそれを引っ張り出すと、遊一の目が驚愕に見開かれた。

 

 それは、遊戯王カードの未開封パックだった。

 

「なんで……?」

 

 疑問が頭を支配する。外見は、今まで現実で見たことのないパックのデザインだった。

 しかし、どこか引っかかる。どこかで見たことがあるような……。

 

「あっ」

 

 記憶の糸が繋がる。

 

「これ、マスターデュエルのレガシーパックだ。……でも、パックの表紙にブルーアイズが描かれてない……?」

 

 レガシーパック。

 遊一が最近プレイしているマスターデュエルというデジタルカードゲーム内に存在するパックの一つ。ランク戦のリワードやソロモードのクリア報酬として頻繁に手に入る、いわゆる無料パックだ。

 1パックに入っているカードはわずか2枚。しかも封入されているカードの種類は四千種類を超える、究極の闇鍋。そのカードプールは初期のバニラモンスターから一年ほど前のカードまでと雑多極まりないが、強力なカード*1は封入されていない。

 

「いや、遊戯王のパック一つで……どうなるってんだよ……」

 

 目の前には、現実の物理法則すら捻じ曲げるようなステータスを持った、巨大ヒグマ。

 たかがカードゲームのパック。中に紙切れが2枚入っているだけだ。それを投げつけたところで、このクマの気を逸らすことすらできないだろう。

 

 だが。

 なぜか、手に持つパックから視線を外すことができない。

 指先から、微かな熱が伝わってくる。何か、途方もない予感(・・)のようなものが、遊一の魂を揺さぶっていた。

 

「……どうせ、もうできる事は無いんだ」

 

 クマの嗤い顔を見据え、遊一は自嘲気味に笑った。

 

「人生最後の楽しみ、パック開封ができるだけマシさ」

 

 親指と人差し指に力を込め、パックの上部に切り込みを入れようとした、その瞬間。

 

 シュィィィン……!

 

 遊一が力を入れるよりも早く、パックが自ら光を放ち、勝手に封が切られた。

 そして、中から微かな光を纏った2枚のカードが飛び出し、遊一の目の前の空中に、裏向きの状態でフワフワと浮かび上がったのだ。

 

「おいおい、マジかよ……」

 

 息を呑む。

 目の前の異常な光景。空中に浮かぶカード。

 強まる予感。もし、これが自分の想像通りの現象なら。

 もし、このカードを実体化できるのだとしたら。

 

「……生き延びれる!」

 

 遊一は、宙に浮かぶ2枚のカードに力強く手を伸ばした。

 

 一枚目──魔法カード……速攻魔法【スター・チェンジャー】*2

 モンスター一体を選択して1レベル分変動できる、単独では全く意味を持たないレベル調整用のカード。ハズレだ。

 

 二枚目──モンスターカード!

 

 カードのイラストと、その下に書かれたステータスに素早く目を通す。

 レベル4。水属性。機械族。

 

「……上等だ」

 

 確信する。これなら、勝てる。

 遊一はカードを握りしめ、出入り口を塞ぐクマに向かって力強く腕を突き出した。

 

「覚悟しろよ、クマ野郎! 頼んだぜ……俺は、手札から【パンダボーグ】*3を召喚ッ!!」

 

 宣言した瞬間、カードから光が溢れ出した。

 召喚の仕方も、本当に実体化するのかどうかも分からない。だが、遊一の魂の奥底でソレを呼べるという絶対的な確信があった。

 

 ズンッッッ!

 

 洞の外、クマの背後で舞い上がる土煙と重量物の着地した音。それに伴う振動が周囲に響き渡る。

 土煙の中から姿を現したのは、一頭のパンダ。

 しかし、ただのパンダではない。全身を機械の装甲で覆われ、四肢には鋭く研ぎ澄まされた鋼の爪を備えた、サイボーグ・パンダだった。

 

「グガァッ!?」

 

 背後に出現した圧倒的な質量の気配に、クマが驚愕して振り返る。

 だが、それよりも早い。

 

 ブンッ!!

 

 パンダボーグが、無機質なレンズの目を光らせながら、右腕の鋼の爪を無造作に振り抜いた。

 鈍い風切り音が響き、クマの分厚い毛皮と肉が、紙のように容易く切り裂かれる。

 

「ガァァァァァァァァッ!?」

 

 背中を深く抉られ、鮮血を撒き散らしながらクマが悲鳴を上げる。

 その圧倒的な光景に、遊一は鬱憤をすべてぶつけるように叫んだ。

 

「ざまぁみやがれ! パンダボーグの攻撃力は1700だ! てめぇの、800ぽっちの守備力じゃ止められねぇんだよぉ!!」

 

 1700。その数値はクマの守備力800をダブルスコア以上で上回っている。

 クマの持つ『自身の守備力以下の攻撃を軽減する』という特殊能力は、格下の攻撃を完封するための能力。絶対的な力を持つ強者の前では、何の役にも立たない無意味なテキストだ。

 勝負の行方は、召喚された時点で決まっていた。

 

「ギィ、ガァ、アァァァァ……!」

 

 のたうち回り、必死に立ち上がろうとするクマ。しかし、パンダボーグは冷めた機械の目でそれを見下ろすだけだった。

 そして、鳴き声一つ上げることもなく。

 無慈悲に振り下ろされた鋼の爪が、狙い違わずクマの太い首を掻き切る。

 

 森の支配者を気取っていた巨体が力なく地面に倒れ伏し、二度と動かなくなった。

 

「よっしゃああああああっ!! パンダ先輩鬼つええ! このまま襲ってくる奴ら全部ぶっ殺していこうぜ!」

 

 死地からの生還。絶体絶命のピンチを圧倒的な力で覆したカタルシス。

 それらが混ざり合い、遊一のテンションは異常なほど高ぶっていた。アドレナリンが脳内を駆け巡り、恐怖も不安も吹き飛んでいる。

 

「パンダ先輩最強! パンダ先輩最きょ……うっ、……あれ?」

 

 しかし、限界は突然訪れた。

 これまで全力疾走で逃げ続けた肉体的な疲労。死の恐怖という極限状態による精神の摩耗。そして、それを乗り越えた瞬間の急激な興奮の落差。

 それらすべてが、遊一のキャパシティをとうに超えていたのだ。

 

「……あ、れ、なんか、急に、目が……」

 

 まるでスマートフォンからバッテリーが抜かれたかのように、遊一の意識は急速にブラックアウトしていく。

 そのまま、糸が切れた操り人形のようにパタリとその場に倒れ込んだ。気絶から睡眠への、シームレスな移行だった。

 

「スゥ……スゥ……」

 

 数秒後には、木の洞の中で泥のような眠りに落ちていた。

 

 その様子を外から見ていたパンダボーグは、呆れたような、やれやれと言わんばかりの深い鼻息を一つ吐き出した。

 主人の不用心さに呆れつつも、パンダボーグは器用に爪を使って仕留めたクマの血抜き処理を手早く済ませる。

 そして、のそりと洞の入り口の前に腰を下ろし、森の奥へ向かって体を向けた。

 主人が目覚めるその時まで、この場所には何者も近づけさせないというように、鋼鉄の獣は静かに座り直したのだった。

*1
汎用手札誘発や出張パーツと呼ばれるものや、単品でも十分強力なものといったカードパワーの高いカード達

*2
フィールドの表側表示モンスター1体を対象とし、以下の効果から1つを選択して発動できる。

●対象のモンスターのレベルを1つ上げる。

●対象のモンスターのレベルを1つ下げる

*3
レベル4/水属性/機械族

攻撃力/1700 守備力/1400

効果:このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、800ライフポイントを払って発動できる。デッキからレベル4のサイキック族モンスター1体を特殊召喚する。





今日の最強カードはこれ!

【パンダボーグ】
レベル4/水属性/機械族
攻撃力/1700 守備力/1400
効果:このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、800ライフポイントを払って発動できる。デッキからレベル4のサイキック族モンスター1体を特殊召喚する。

効果にある通り、戦闘破壊された時に800LP支払ってレベル4のサイキック族モンスター1体を特殊召喚できるリクルーターだ!
現在の遊一のデッキにサイキックモンスターなんて入ってないから、実質バニラだぞ! なんなら遊一の使用カードは実機で引いたものを使っているから、この効果が活躍するかかなり怪しかったりするぞ!

あと、転移先の異世界でのステータスとしては結構高かったりする。
作者のレガシーパックの引きによっては、主人公のワンオペ介護をしばらく担当するハメにもなる。


主人公の能力は次回判明します
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