お久しぶりです! 今回も ゴルシン のお時間ですよー!
杉本佐一がパヴァリア光明結社の元に 突撃している中、物陰の茂みの中にキャロル達が隠れていた。
キャロル「......行ったな。」ガサッ
サンジェルマン「ふむ......では 向かうとするぞ。」ガサッ
キャロルとサンジェルマンは 茂みから出て、そのまま先に進む......さらに後ろの茂みから キャロル達以外の人達もいた。
カリオストロ「うへー......なんであーしがこんな所に......」
ガリィ「というか なんで ガリィちゃんもこっち!? こういうのって レイアとかの管轄では!?」
キャロル「我慢しろ ガリィ、レイアやファラは 「脱出用の船での待機」なのだから あっちには残るのは確定なのだ、後、ガリィ うるさいぞ、敵にバレる。」
ガリィ「えっ!? ガリィちゃんが悪いんですか!?」
サンジェルマン「うるさいぞ 2人とも! このままでは バレ────」
「あ? 何だ お前ら?」
サンジェルマンが 後方の2人を叱っていたら 前から パヴァリア光明結社の錬金術師が2人出てきた......が すぐに......
サンジェルマン「フンッ!」バキィッ!!
「ぐぉっ!?......おぉ......」
カリオストロ「よっと」ギュウゥゥゥ......!
「ぐ......がはぁ......」ガクッ
サンジェルマンが 1人の顎に1発の蹴りを浴びせ、カリオストロがもう1人を首チョークをかまし そのまま気絶した。
キャロル「よし では向かうぞ。」
ガリィ「いや 今 めっちゃバレましたよね!? 」
サンジェルマン「バレていない。奴らは声を発する前に意識を失った。故に、実質的に隠密は継続している」
ガリィ「そんな筋肉ゴリ押しな暗殺殺法あります!? 完全に力技じゃないですかー!」
カリオストロ「あーし、ドレスが汚れるからこういうの本当に嫌なんだけどー。ほら、見てよガリィちゃん。せっかくのフリルに泥がついちゃった」
ガリィ「カリオストロちゃん、今は泥よりガリィちゃんの
キャロルは二人の軽口を完全に無視し、気絶した錬金術師たちの懐を手際よく探っていた。見つけた鍵の束と、簡易的な防衛マップのような羊皮紙を回収する。
キャロル「無駄口を叩いている暇があるなら足を動かせ。サイチが正面から派手に暴れている今こそ、この要塞の心臓部へ潜入する最大の好機なのだからな」
サンジェルマン「その通りだ スギモトサイチの進撃速度は凄まじい。我々がもたついていては、あやつが先に全てを破壊し尽くしてしまうぞ」
ガリィ(あのおじさんも大概だけど、マスターたちも人のこと言えないと思いますの……)
一行は気絶した門番を茂みへと放り込み、パヴァリア光明結社の本拠地である古城の裏口へと滑り込んだ。内部は石造りの冷たい廊下が続いており、遠くの正面玄関の方から「オラァッ!」という怒号と、銃撃音、そして錬金術の爆発音が響いてくる。
カリオストロ「うわ、スギモトちゃん本当に元気。あっち行かなくて正解だったかもー」
キャロル「いや、油断するな。正面の騒ぎに気を取られているとはいえ、こちら側の防衛線が手薄なわけがない。……来るぞ」
キャロルが警告を発した瞬間、通路の角から、結社の錬金術師が5人、慌てた様子で走ってきた。
「裏口にも侵入者だ! 撃てっ!」
ガリィ「ひゃっ!? 出た! ほら言わんこっちゃないですか!?」
サンジェルマン「フン、慌てふためく雑兵風情が、我らの行く手を阻むか!」
サンジェルマンが瞬時に間合いを詰め、強烈な拳を錬金術師の胸部に叩き込む。カリオストロも妖艶な笑みを浮かべながら、素早い身のこなしで敵の攻撃をかわし、容赦なく首を絞め落としていく。
ガリィ「もーっ、こうなったらガリィちゃん大暴れです! 水を操るガリィちゃんの力、思い知りなさい!」
ガリィは氷の礫を無数に形成し、残りの結社兵に向けて一斉に放った。鋭い氷柱が敵の武器を弾き飛ばし、壁へと縫い付ける。仕上げにキャロルが錬金術のエネルギー弾で一帯を爆破し、瞬時に通路を制圧した。
キャロル「ふむ、この程度の警備ということは、やはり重要拠点は奥か。急ぐぞ」
ガリィ「は、はい! ……って、本当にこの人たち、隠密する気ゼロですよ……。ガリィちゃん、もうツッコミ疲れて水になっちゃいそうです……」
正面からの杉本の破壊進撃と、裏口からのオートスコアラー&サンジェルマンによる容赦ない強行突破。パヴァリア光明結社にとって、この日は間違いなく最悪の災難となるのだった。
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佐一「ゔぇろろろろごうろろろあ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ッッ!!!!!」
「くそっ! あいつ全然倒れねぇぞ!!」
「どうなっている!? 既に銃弾を何発か当てているぞ!?」
結社の錬金術師たちが恐怖に顔を歪め、引き金を引く手がガタガタと震えだす。その視線の先では、脳天から血を流し、肩の肉を吹き飛ばされた杉本佐一が、凄まじい形相でニヤァ……と笑っていた。
杉本「痛えなぁ……。痛えんだよコラァッ!! 日露戦争の時に比べたら、こんな色気づいた鉄砲の弾なんてよォ……蚊に刺されたようなもんだぜぇッ!!」
怒号と共に杉本が踏み込む。手にした三十年式歩兵銃の銃剣が、怯えた錬金術師の胸元を容赦なく貫いた。
「ひ、悲鳴を上げる暇も──」
ガリィ「ちょっと待ちやがれですのーーーっ!!」ドガッシャァァァン!!!
通路の突き当たり、分厚い鉄扉が内側から吹き飛び、凄まじい衝撃波とともにガリィが突入してきた。その後ろからは、涼しい顔をしたキャロル、サンジェルマン、そしてカリオストロが続く。
「な、何ぃ!? 裏口の防衛班は何をしてい──」
サンジェルマン「フン、貴様らの身内なら、とうに肉の塊に変えておいた。それよりも、我が同胞たちをこれ以上汚すな!」
サンジェルマンが放った高密度の錬金弾が通路を炸裂させ、残っていた結社兵たちをまとめて消し飛ばした。
杉本「お、キャロルちゃん! サンジェルマンさん! ちょうどいいところに!」
杉本は返り血を拭いながら、何事もなかったかのように親指を立てる。その頑強さに、ガリィの目玉が飛び出さんばかりに丸くなった。
ガリィ「すぎ.......杉本さん......! 頭からめちゃくちゃ血が出てますわよ!? 銃創が3つ、いや4つ……なんで普通に喋れてるんですのーっ!? ゾンビですか!? ゾンビの親戚なんですか!?」
杉本「あ? ああ、これか? 大丈夫だガリィちゃん、脳みそがちょっとハミ出ただけだから、こうして帽子でギューッと押さえとけばすぐ治る!」
ガリィ「治りませんわーっ!! 医学への冒涜ですの!! 脳みそはそんなカジュアルにハミ出ていいパーツじゃありませんがーーっ!!??」
カリオストロ「うへえ……相変わらず野蛮。でも、その不死身っぷりは嫌いじゃないわよ、杉本ちゃん。あーしの次のドレスの素材にしたいくらい」
キャロル「無駄口を叩くな。サイチ、そちらの戦況はどうだ」
キャロルが鋭い視線で問いかけると、杉本は真面目な顔に戻り、奥へと続く長い地下階段を指差した。
杉本「正面の連中はほぼ片付けた。だが、この下だ。ここから先は『特別独房エリア』になってる。どうやら、パヴァリアのイカれた看守どもが、エルフナインちゃんを盾にするつもりらしい」
サンジェルマン「ふむ.......。狂気の錬金術師が待ち受けているというわけか」
キャロル「誰が相手だろうと関係ない。我が半身に触れた代償、その命で支払わせてやる。行くぞ、サイチ、サンジェルマン!」
杉本「おうッ! 待ってろよエルフナインちゃん、今助けてやるからなッ!!」
ガリィ「もーっ! 結局みんなで脳筋突撃じゃないですかー! ガリィちゃんの明日はどっちですのーーーっ!?」
完全に意気投合した不死身の軍人と最強の錬金術師一行は、悲鳴を上げるガリィを置き去りに(カリオストロが引きずりながら)、エルフナインが囚われている暗黒の地下独房へと一気に駆け下りていくのだった!
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地下の最奥にある「特別独房」。湿った石壁に囲まれたその部屋で、エルフナインは両手を重い鉄の鎖で縛られ、床にへたり込んでいた。
エルフナイン「くっ……ボクをどうするつもりですか……! キャロルたちが、きっと助けにきてくれます……!」
エルフナインが必死に睨みつける先には、下卑た笑みを浮かべたパヴァリア光明結社の錬金術師が1人、ねっとりとした視線を向けて立っていた。
結社兵「ひひっ、キャロルの小娘の半身が、こんなところで可愛らしく震えてやがる。誰も来やしねえよ。あいつらは今頃、上の防衛トラップで肉片だ。……おい、せっかくの極上のおもちゃだ。マスターの元へ引き渡す前に、俺がたっぷりと可愛がってやろうじゃねえか……!」
男は下品な声を上げながらズボンのベルトに手をかけ、エルフナインの華奢な体に覆い被さろうと顔を近づける。
エルフナイン「や、やめてください.......! 来ないで.......っ!!」
エルフナインが恐怖に身をすくませ、目を固く閉じた──その刹那。ドォォォォンッ!!!!独房の頑丈な鉄扉が、爆発的な衝撃とともに内側へ向けて吹き飛んだ。凄まじい風圧と鉄の破片が室内に飛び散る。
結社兵「な、なんだぁっ!?」
男が驚愕して振り返った瞬間、もうもうと立ち込める煙を割って、返り血で真っ赤に染まった巨大な影が飛び込んできた。
杉本「オラァッッ!!!!!」
鬼神の如き形相の杉本佐一である。杉本は男が言い訳をする隙すら与えず、手にした三十年式歩兵銃の銃口を、男の鼻先の距離へと突き付けた。
「ひっ──」ズガァァァァンッッ!!!!
至近距離からの容赦ない一撃。銃弾は錬金術師のど頭を正面から木っ端微塵にぶち抜き、男は悲鳴を上げる暇もなく、脳漿をぶちまけながら床へ崩れ落ちた。ピクピクと痙攣するだけのただの肉塊へと変わる。
杉本「……ケッ、胸糞悪いクズが。ど頭ぶち抜かれて死ね」
杉本は冷酷に言い放つと、すぐに優しい表情に戻ってエルフナインへと駆け寄った。
杉本「おい、大丈夫かエルフナインちゃん! 怪我はねえか!?」
エルフナイン「え......? あ......あの......どちらさ────」
ガリィ「エルフナインーーーーーっ!!!!」
通路からガリィが涙目で飛び込んできて、エルフナインに激しく抱きついた。その後ろから、キャロル、サンジェルマン、カリオストロも室内に足を踏み入れる。
ガリィ「無事でよかったですーっ! もしあと一歩遅れてたら、ガリィちゃんあの男を水圧で消滅させるところでしたよーっ!!」
キャロル「フン……実に見事な手際だ、サイチ。我が半身を害そうとした不届き者に、相応しい罰を与えてくれたな」
キャロルは冷徹な眼差しで転がる死体を見下ろした後、錬金術の鋭い光刃を放ち、エルフナインの両手を縛っていた鎖を一瞬で叩き切った。
エルフナイン「キャロル……! サンジェルマンさん、カリオストロさんも……!」
サンジェルマン「無事で何よりだ、エルフナイン。スギモトサイチが前衛にいてくれたおかげで、最短でここに辿り着くことができた」
カリオストロ「ほんとほんと。スギモトちゃん、怒るとマジで怖いんだからー。でも、最高に頼りになるわね」
杉本「おう、エルフナインちゃんを泣かせる奴は、誰だろうと俺が絶対に許さねえからな!」
杉本はそう言ってニカッと笑い、歩兵銃を肩に担ぎ直した。エルフナインの救出という最大の目的を果たした一行だったが、要塞の警報音は未だ鳴り響いている。
キャロル「さて……エルフナインも取り戻した。ここからは『脱出』だな。サイチ、帰り道も派手に行くぞ」
杉本「お安い御用だ! オラァ、全員俺の後ろにいろ! 道の真ん中を堂々と突っ切って帰るぞ!!」
ガリィ「いや、だから最後まで隠密する気ゼロですかーーーっ!?」
最強の協力関係で結ばれた杉本とキャロル一行は、救い出したエルフナインを中央に囲み、再び大暴れしながら要塞の出口へと突き進むのだった!
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次回「脱獄計画」!