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天乃「君が......赤龍帝......!?」
天乃の前に現れた女性 その女性が 自分を赤龍帝と呼んだことで天乃は驚いた。
ドライグ《......驚くのも 無理はありません 主よ......ですが 私は私です。》
天乃「あぁ......うん......あと 主って呼ぶのはやめてくれない? なんだか落ち着かないというか......」
ドライグ《なるほど......でしたら ご主人様と「それもやめて なんか変な誤解される。」......ではお名前を......》
天乃「あぁ......言ってなかったね......俺は 周防天乃 君の......赤龍帝の篭手の持ち主だ。」
ドライグ《天乃......わかりました これからは 天乃様とお呼びします。》
天乃「......ご主人様とかじゃないから......まぁ......いいか。」
そうして、考えるのをやめた天乃は ドライグに聞いた。
天乃「にしても ここはどこだ? 何もないけど......」
ドライグ《ここは 天乃様の精神世界です。こちらならば私との会話がしやすいのです。》
天乃「へー......あれ? 聖遺物なら念話とかができるって聞いたけど......」
ドライグ《いえ そもそも私と天乃様との契約は異例中の異例ですから......》
天乃「......そっか カプセムに入れたからか......」
ドライグの説明に納得した天乃は 次の事を聞いた。
天乃「どうして俺をここに? 改めての契約か?」
天乃がそう言うと ドライグは《それもありますが》と言い 右手のひらを開き そこから何やら光のような物が現れた。
ドライグ《これは 私の記憶......私の力を使うなら 私の記憶を見てもらうようにしております......》
天乃「......ということは 前の持ち主には見せたのか?」
ドライグ《いえ あの方は見せておりません 私の方から否定しましたから あの方が使っていたのは 赤龍帝の篭手よりもさらに弱い 100年に4回しか使えない 「赤龍帝の超弱篭手」とも言えますね。》
天乃「............そっか」
そうして 天乃はドライグの手のひらにあった光を掴んだ。すると 天乃の目の前に 大きな城があった。
天乃「!? ここは......《驚くのも無理はありません》うわっ!?」
天乃がこの光景に驚いていると 後ろからドライグの声が聞こえ それにも驚いていた。
天乃「びっくりしたぁ......」
ドライグ《それはすみません......ここは 私が生まれ育った故郷......「龍の国」。》
天乃「......龍の......国......」
天乃が驚きのあまり固まっていると 空より 一頭の龍が空を飛んでいた......否 一頭だけではない 多数の龍が空を飛んでいたのだ。
天乃「............」
ドライグ《この国の全ては 龍が住んでいました 狩りもまつりごとも 龍達がやっていました。》
ドライグが腕を翳し 捻ると 景色が変わり 街の広場になった その中央には 大きな2体の龍の像が立っていた。
天乃「............もしかして あれが?」
ドライグ《えぇ......私こと 赤き龍「ドライグ・ア・ゴッホ」白き龍「アルビオン・グィパー」です。》
天乃「......「白龍皇」......か......」
天乃は ドライグの隣の龍こそが 後に天乃のライバルとなる「白龍皇」なのだろうと確信した。
ドライグ《かつて......私とアルビオンは 守護龍として 龍の国を守っていました......》
ですが と また腕を翳し 捻ると 景色が再度変わる......そこには......地獄が広がっていた。
天乃「ッ!? なんだ......これ......!?」
天乃が周りを見ると そこら中に龍達が血を流して倒れ 既に絶命したものだと理解する。
ドライグ《突如として 何者かが たった一人で龍の国に侵入し 龍達を惨殺しました。》
さらに場面が変わり 赤い龍と白い龍の2体を圧倒していた。
《グォッ!?》《グアッ!?》ドシィィィンッ!!!
?《ふぅ......やっと倒せた......やっぱり守護龍の名前は 伊達じゃないね......》コツ......コツ......
2体を倒した 人物はそのまま2体に近づく
《ぐっ............》《我らに......何を......!?》
?《なーに ちょっと
そういうと 謎の人物は 右手から 赤いオーラを2体に流し込んだ。
《......グッ!? グァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”!?》バチチッ!
《ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ!?》バチチッ!
赤いオーラを纏わされた龍達は まるでこの世の終わりかの如く叫んだ......その光景に天野は......
天乃「ッ! やめろォ!!!」
天乃は走り出した あの龍達を苦しめていたものを止めるために しかし またしても場面が変わり 真っ白な場所に変わった。
天乃「ッ! 今のが 君の記憶なのか!?」
ドライグ《......はい......私はその後 操られ 三大勢力に殺され 聖遺物として 長い間使われました......》
その話を聞いた天乃は 拳を強く握る......
天乃「......なんだよそれ......都合よく悪役にされて......殺されて......聖遺物として使われ続けた......? そんなの......報われないじゃないか......!!」
そのまま崩れ落ちる そして ドライグの記憶に涙した......その様子にドライグは 少し驚いた......彼は 私のために......と
ドライグ《......ありがとうございます......私なんかのために......》
天乃「......いや......なんかじゃない......君は......すごいよ......」
ドライグ《......私の記憶を見たので 契約する条件が出来ました......どうされますか?》
天乃は 涙を強引に拭い 立ち上がった......そして告げた。
天乃「......あぁ! 契約する! 君の力を貸してくれ!」
ドライグ《ふふっ......なんだか 面白い主ですね......貸してくれだなんて......いいでしょう......》ゴゥッ!
ドライグは 炎を纏い 本来の赤い龍の姿となった。
ドライグ《赤き龍 赤龍帝ドライグは ここに 汝を主とする......!》
そして 天乃の目の前が真っ白となる......
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天乃「ッ!」
次に目を覚ますと 星が見える夜空のしたの公園だった......そこは シグマと天乃が閃光に包まれた場所だった。
天乃「......戻ったのか......」
シグマ「兄さん! 無事......か......?」
天乃は 先程のドライグとの対話を終えたのだと気づき シグマは 閃光から晴れていたら 何も変わっていなかったことに困惑した。
シグマ「......兄さん? なんともないのか?」
天乃「あぁ......シグマ お前は大丈夫なのか?」
シグマ「あ......あぁ......さっきの光が晴れたと思ったら 何も変わっていなくて......わけがわからん......」
シグマは 頭をワシワシと掻きむしる......そりゃ 天乃しか空間に呼ばれたから シグマは、わけがわからないのは必然である。
天乃「......じゃあ 帰ろうか もう遅いし。」
シグマ「......わかった そうしよう。」
こうして、天乃とシグマは 家に帰った。
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「「ただいま」」
2人が家に帰宅すると ツクヨミとネオが リビングでくつろいでいた。
ツクヨミ「ん、おかえり」
ネオ「どうだった? 寿司は?」
シグマ「美味かったぞ これお土産だ。」
シグマは 退店の際に 家にいるみんなにと寿司をテイクアウトしていて それをツクヨミ達にあげた。
ツクヨミ「ん!嬉しい!」
ネオ「ありがとう シグマ。」
シグマ「どういたしまして 兄さん 確かそっちにお茶があったはずだ 取ってきてくれないか?」
天乃「なんでシグマがうちのお茶の場所知っているのかはいいのね......はいよ」
天乃がお茶を取りに行こうとすると 突然インターフォンが鳴った。
天乃「......ツクヨミ 宅配とか呼んだ?」
天乃がツクヨミに聞くと 首をフルフルと振った......つまりは 敵が来たと天乃達は思い テレビテレホンのボタンを押し 誰が来たのかと確認する......そこには......
アマテラス《あーけーてー......暑ーい......》
天乃「......アマテラス様!?」
ツクヨミ「姉様......!?」
なんと驚き そこには敵ではなく 日本神話の最高神にしてツクヨミの姉 アマテラスが 腕で顔を仰いで待っていた 慌てた天乃は すぐにドアを開けて アマテラスの中に入れた。
アマテラス「やっほー! 久しぶり!」
天乃「ひ......久しぶりです......アマテラス様......」
ツクヨミ「姉様......どうしてこちらに? なにか不備でも......」
シグマ「じーさんがなにかやらかして その尻拭いか?」
ネオ「シグマ......言い方......」
各々がそれぞれの反応をする中 淡々とはっきりとあっさりとアマテラスは衝撃の発言をした。
アマテラス「あのね......聖剣が盗まれちゃったの......」
この一言に全員の思考が停止する......そして......
「「「「はぁぁぁぁぁ!?」」」」
一斉に絶叫をした。
天乃「いやいやいや!? 聖剣って、めっちゃ大事な剣じゃないの!?」
ネオ「それが盗まれるって警備ガバ過ぎない!?」
ツクヨミ「......嘘でしょ......?」
シグマ「..........頭痛くなってきた.........」
アマテラス「それでなんだけど......これ。」ピラッ
アマテラスが 懐から手紙を取り出し 天乃に渡す。
天乃「......手紙? "ぺラッ"............ッ!?
シグマ「何ッ!? あの天然が!?」
アマテラス「て......天然......」
ゼッツ ノクス そして3人目のエージェント 「ドォーン」物語は さらに加速する。