お久しぶりです! いやー 「マオウドライバー」......欲しくなっちゃった......買おうかな......
天乃「えっ!? 任務!?」
ゼッツの暴走から数日後、ゼッツルームにて 天乃は画面の向こうの存在......ゼウスからの任務指示に 天乃は驚いていた。
ゼウス〈YES これから君たちには ある任務を受けてもらいたい、もちろん 夢月も向かうことになっている。〉
「へーい」と 夢月も ゼッツルームのソファーで 寝転がりながら 手を挙げていた。
ゼウス〈今回の
そういうと 画面が暗くなり そこから文字が出てきた。
ゼウス〈君たちのゼッツフォンに 詳しい概要が入っている。 期待しているぞ。〉
そう言って ゼウスは 画面からブラックアウトする。 そして静まるゼッツルームの雰囲気を 夢月が変えた。
夢月「......はぁ......めんどくせぇなぁ.......俺ちゃん じーさんより アマテちゃんの方が良かったなぁ......」
天乃「文句言うなよ......"ピロンッ" おっ 来たか......って はっ!?」
天乃は通知が来た ゼッツフォンを見て驚愕した。 それは 「かつての敵が 救援を出していたのだ」......その敵とは......
夢月「......姫島......朱乃ね.......」
オカルト研究部 リアスの
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夢月「俺ちゃんを持ってくるとか 正気か? あのじーさんは......」
エル「まだ言ってたのそれ......?」
ツクヨミ「......天乃、大丈夫?」
天乃「大丈夫だよ ツクヨミ、だいぶ回復はしたから。」
猛暑が始まりかけている初夏、夢月、天乃、エル、ツクヨミの4人は ゼッツフォンに指定されていた「神社」に赴いていた。
ツクヨミ「......というか なんでエルまでここにいるの? 事務処理は?」
エル「お生憎様、もう終わって万々歳なわけ、アイスを一生貪ってる 可憐な冷たい神様は お仕事終わった?」
瞬間、辺りの温度が 一気に下がった。
ツクヨミ「......終わってるし なんなら あなたよりももっと早く終わってる、あ・な・た・よ・り・も・ね?」
エル「............はっ?」
エルは 怒りを募らせ、魔槍を取り出した。
エル「......なに? あんたそこまで仕事を自慢する性格だったわけ? 引くわー ないわー 月の日本神話の神様が仕事を自慢するような軽い神様だったんだー?」
ツクヨミ「はっ? 違うけど?」
エル「なに?」ツクヨミ「やるの?」
互いの武器を持って 額を押し付け合い 睨み合いが続くが 天乃が慌てて止めた。
天乃「待て待て!? こんな所で 喧嘩は良くないぞ! せめて家で───」
夢月「俺ちゃんからしたら 家の方でも面倒だけど?」
「黙ってろ夢月!」と 天乃は夢月に向けてツッコミを入れながら 説得する そして 天乃の必死の制止に、エルとツクヨミはふいっと互いに顔を背けた。武器を収めるものの、周囲に漂うピリピリとした空気は完全には消え去っていない。
エル「.......天乃に免じて、今は引いたげる」
ツクヨミ「それはこっちのセリフ。任務中に無駄な魔力は使いたくないもの」
天乃「はは.......頼むから任務に集中してくれよ。.......で、夢月。ゼッツフォンが示してる場所って、本当にこの神社で合ってるんだよな?」
天乃は額の汗を拭いながら、長い石段の先にある、ひっそりと佇む古びた鳥居を見上げた。初夏のじっとりとした暑さの中、その神社だけが妙に静まり返っており、不気味な気配を漂わせている。
夢月「んー? あー、合ってる合ってる。俺ちゃんの超優秀なゼッツフォンが「ここだよー」って唸ってる.......けどさぁ、やっぱり気になるわけよ」
夢月は頭の後ろで手を組み、だるそうに石段を登りながら言葉を続けた。
夢月「あの姫島朱乃が、なんで俺たちに、しかもこんな寂れた神社から救援要請なんて送ってきたわけ? オカルト研究部の仲間はどうしたんだよって話じゃん?」
エル「……確かにね。リアス・グレモリーの
ツクヨミ「罠、の可能性もある。彼女はかつて私たちの敵だった。完全に信用するのは危険。」
三人が警戒を強める中、天乃はゼッツフォンに表示された救援信号のデータをもう一度見つめた。そこには、ただの位置情報だけでなく、酷く乱れた魔力の波形が記録されていた。
天乃「でも、この信号.......というより文面だね、本当に切羽詰まってるように見えるんだ。罠だとしても、行って確かめるしかないよ。放っておけない」
夢月「はいはい、さすが天乃ちゃんは優しいねぇ。ま、罠なら罠で、その時はその時。俺ちゃん達が全員ブッ飛ばしてあげればいいから 気楽に行こうぜ?」
不敵に笑う夢月を先頭に、4人は鳥居をくぐり、神社の境内へと足を踏み入れた。
その瞬間、境内の空気が一変した。
ガサリ、と周囲の木々が不自然に揺れ、雷鳴のような気配が4人を包み込む。
???「──あら。本当に来てくれるなんて、思ってもみなかったわ.......」
境内の奥、古びた拝殿の前に、一人の女性が崩れ落ちるように座り込んでいた。
黒髪をポニーテールに結い、巫女服に身を包んだその姿──間違いなく、姫島朱乃だった、しかし その姿は以前よりも少しやつれているように見えていた。
天乃「......朱乃......さん? なんだか......やつれてます?」
朱乃「......えぇ......まぁ......そうですね、とりあえず 中に入ってください 紅茶......ではなく お茶をご用意いたします。」
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朱乃「どうぞ......」
神社の中に 案内された 天乃たちは 朱乃からお茶を手渡された。
天乃「ありがとうございます......」
手渡されたお茶を天乃達は受け取る すると 夢月がスパッと聞きに行った。
夢月「......お茶貰いに来ただけなら こんな大奥で やる必要あるか?」
夢月が周りを見渡す、そこは 「明らかに部屋の絢爛さがふんだんに使われた」痕跡が多くあったのだ。
朱乃「......さすがは、アマテラス様の懐刀さん......そこにお気づきになられるとは......」
「改めまして」と お茶を持ってきたお盆を傍らに置いて 正座をする朱乃 そして 告げた。
朱乃「......私を 助けてください。」
朱乃の口から絞り出された「助けてください」という言葉に、部屋の空気が一瞬で凍りついた。
天乃は湯呑みを置き、真剣な眼差しで朱乃を見つめる。
天乃「.......朱乃さん、あなたの発言はわかっているんですか? あなたと俺達は敵同士だったんです、それを......」
朱乃は自らの白いの袴をぎゅっと握りしめ、視線を落とした。その肩が微かに震えている。
朱乃「わかっています......私は前に あなたの敵でした......でも 私は......」
朱乃「私は......もうリアスの眷属ではないのです......」
エル「............はぁっ!?」
エルが驚愕の反応をした後 朱乃に尋ねる。
エル「眷属じゃなくなった......って 一体何が......!?」
朱乃「......もう疲れたんです......リアスは 一誠くんに夢中になりすぎて......私には着いて行けなくなりました......一誠くんとリアスは 「アザゼル」について行ってしまい......」
ツクヨミ「アザゼル......! 堕天使総督ね......そいつがなんで......?」
ツクヨミが冷徹な声をかけると、朱乃は顔を上げると、複雑な表情で天乃達を見つめた。
朱乃「分かりません......ですが アザゼルが「実験」と言って 一誠くん達を連れていったのは 分かります......」
夢月「へぇー、なるほどねぇ?」
夢月はニヤニヤしながら、部屋の豪華な装飾の施された柱に寄りかかった。
夢月「つまりは 「俺たちへの復讐心」による 行動ってこった、献身的ねぇ......」
夢月の言葉に 全員が納得した どうやら一誠の心情は「天乃達への報復」による 復讐心からくる物だという......
エル「............とりあえず、そのエロガキの話は置いといて......天乃。」
エルが 天乃の名前を出した後、鋭い視線を朱乃の方へと向ける。
エル「......この人、どうすんの? 助けるの? 助けないの?」
正座を解いて 魔槍を取り出したエル、それを天乃は制した。
天乃「やめろ エル、この人に敵意は......」
エル「こいつは あんたを殺そうとしたんだよッ!!!」
天乃「ッ......それは......」
天乃は口を噤む、それは 過去の出来事だが 天乃を愛している2人には 耐え難いことだったのだ。
ツクヨミ「......ねぇ 天乃......どうするの......?」
エル「殺すの? 助けるの? どっち......?」
天乃「......俺は......」
天乃が 悩んでいると 朱乃が声をかけた。
朱乃「天乃さん........大丈夫です。」
そう言うと 朱乃は 手を地面に付けて 額を地に伏せた......土下座の体勢である。
ツクヨミ「ッ......!?」
朱乃「......お願いします......私を......「
朱乃の口から飛び出した「
エル「.......朱乃、あんた.......」
エルが構えた魔槍の先が、わずかに揺れる。
殺そうとした相手が、自ら死を望んで頭を垂れている。その姿には、天乃たちを陥れようとするような狡猾な罠の気配など微塵もなかった。あるのは、ただ擦り切れて壊れてしまった一人の少女の絶望だけだった。
ツクヨミが冷徹な瞳の奥に困惑を滲ませ、朱乃を見下ろす。
ツクヨミ「死を以て救いとする......リアス・グレモリーの元を去り、居場所を失った貴女が行き着いた先が、かつての敵への命乞いと身投げとは.......」
朱乃「.......違います.......」
朱乃は額を畳に擦り付けたまま、声を震わせた。
朱乃「私は、天乃さんに酷いことをした.......。取り返しのつかない罪を犯した。だから、殺されて当然なんです。でも.......でも、あの人たちの狂気に、これ以上巻き込まれたくない.......! 一誠くんもリアスも、もう私の知っている二人じゃない.......。あそこにいたら、私は本当の怪物になってしまう.......っ!」
白の袴が、彼女の涙で仄かに滲んでいく。
かつて「雷光の巫女」と恐れられ、サディスティックな笑みを浮かべていた彼女の面影はどこにもない。
夢月は柱に寄りかかったまま、フッと鼻で笑った。
夢月「あーあ、完全に心がポッキリ折れちゃってるねぇ。ねえ天乃ちゃん、どうする? 本人が殺してくれって言ってるんだから、エルの槍で一突きにしてハイ終わり、でもいいんだよ?」
夢月からの提案を 天乃は.......
天乃「.......いや、それは違う」
静かに、しかし毅然とした声で、天乃が歩み出た。
彼は朱乃の前にゆっくりと膝を突くと、その華奢な肩にそっと手を置いた。
朱乃「天乃、さん........?」
朱乃が恐る恐る顔を上げると、天乃の真っ直ぐな、濁りのない瞳が彼女を捉えていた。
天乃「俺を殺そうとしたあなたのことを、すぐに許せるわけじゃない。エルの怒りだって当然だ。.......でも、死ぬことで 許させるなんて、それは違うんだよ。」
朱乃「ですが、私は……!」
天乃「アザゼルの実験とやらに魂を売った一誠たちの暴走を止める。それが、俺たちがこれからすべきことだ。朱乃さん、俺たちはあなたを殺さない。.......リアスたちを止めて、あなたを本当の意味で「助ける」ために、あなたの知っていることを全部教えてくれないか」
その言葉に、朱乃の瞳から大粒の涙が溢れ出た。
敵であったはずの少年が差し伸べた、あまりにも温かい手。
エルは舌打ちをして魔槍を消滅させ、ツクヨミは小さく息を吐いて腕を組んだ。
天乃たちの新たな戦いは、かつての敵を保護するという予想外の形で、静かに幕を開けようとしていた。
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次回 仮面ライダードォーン!
天乃「君には これから「このカプセム」に 記憶と力を封じてもらいたい。」
朱乃(さようなら......私の......堕天使......)
?「おぉ......朱乃......うぅ......」
夢月「あんたも父親なら......変わっちまった娘を 世話してやれよ。」
第3話「さよなら 女王様」
一誠「がぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!」
リアス「イッセーッ! イッセェェェェェェェッ!!!!」