翔馬はナビィを使ってからもう少しで一時間が立つ頃だった。
「(う〜ん、やっぱり『飛行魔法』はもっと熟練度を挙げないと速度が出ないな。)」
翔馬は『飛行魔法』から関連して今までの研究を思い出していた。
「(そういえば最初の頃はしていなかったけど時間に関する魔法で行き詰まったときから魔法の研究を始めたんだっけ。)」
翔馬は頭の中で過去の記憶を遡り始めた。
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「クソッ!どうして時間魔法だけ創れないんだ!!」
翔馬はとてもイライラしていた。今までは時間さえかければ好きな魔法を創れたというのにここに来て一切創れない魔法に出会ったからだ。
「何が足りないんだ………」
「(少なくとも魔力不足によるものではないだろう。もうそこら辺にいる恐竜なんかは魔力だけで倒せるようになった。)」
「……ん?そういえばそもそも『魔力』ってなんだ?」
「(今までは意識してなかったけどよくよく考えるとおかしな話だ。なんで魔力をぶつけただけで恐竜は倒せるのか。それなら魔法の存在意義が無くなってしまう。)」
「少し研究してみるか。」
そして翔馬は最初に魔力と魔法の違いを正しく認識するところから始めた。
「そういえば『呪術◯戦』で呪力は電気、術式は電化製品って説明があったな…」
翔馬はまずその考え方で魔力と魔法を比べてみることにし、近くの岩に魔力の塊と『メラ』を放つ。
「!魔法のほうが少ない魔力で威力を出せるのか。」
同じ魔力量でどちらも放ったが魔力が当たった部分は少し欠けるだけだったのに対し『メラ』の方が大部分が欠け、岩は黒く変色していた。
「つまり…魔法は電化製品と言うより魔力を効率よく運用するためのプログラミングということか。」
そこから翔馬はじっくりと確かめるように段階的に魔力量を上げながら魔力と魔法を放っていった。するとまた認識してなかった事象が分かった。
「ん?魔法の威力が変わってない?」
それは実験開始から数時間が経過してから気づいたことだった。続けて何発か魔法を放ったが魔力を上げても威力は全く変わらなかった。しかし当然ながら魔力の方は魔力を上げるだけ威力も上がった。
「そうか!魔法には上限値があるのか!!」
「(いつも思っていた疑問が解決した。『メラ』、『メラミ』、『メラゾーマ』を創ったときから思っていたことだけど何故同じ系統の魔法が3つもあるのか不思議だった。でもこの理論なら説明がつく。)」
「つまり同じ系統の魔法を名前で区切っていたのは威力の違いじゃあ無くてその魔法が運用できる魔力の上限値だったんだ!」
そして翔馬はその実験から一つの結論を出す。
「この感じだと基本的には燃費、威力共に魔法のほうが優れているけど魔力量が今よりもっと増えれば実践で有効になるレベルの攻撃を放つことが出来る!」
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「あの研究のおかげで神奈子との戦いの時咄嗟に『
「(一応他の魔法理論も魔導書に記すようにしたな。まあ見せる相手なんていないから完全に自己満足なだけだが。)」
翔馬が様々なことを振り返りながらこれからについて考え始める。
「(今思えば転生してきた時は東方キャラに会いたいくらいにしか思っていなかったけど古代に転生できたなら所謂『原作改変』ができるんじゃあないか?)」
「(妹紅は蓬莱の薬を飲んだせいで相当苦しんだらしいし西行妖も確か幽々子の死が関係してたはず………)」
翔馬は今まで漠然と考えていたこの世界、『東方Projectの世界』で生きるという事実について改めて考える。
「(けど下手に改変すると原作キャラがいなくなってしまう……俺はどうすれば良いんだ?)」
「いや、焦っても仕方がない。今は輝夜の難題を攻略することに集中しよう。」
翔馬の目の前には既に目当ての島が見えていた。
「………あれが西端の島か。」
しかし翔馬の目に映る島の形状は何故か既視感のあるものだった。
「(ん?なんだこの違和感は……あの島を俺は見たことないのに何故か知っている。)」
その島は中央に大きな山がそびえ立っている不毛の地だった。
「いや、まさかッ!?」
翔馬は気づいてしまった。山を見る角度を変えてみることで『大きな口を開けた顔』に見えることに。
「この島はッ!小さい頃絵本で読んだことがある『桃太郎』で出てきた鬼ヶ島じゃあないか!?」
魔力と魔法の説明はどうでしたか?自分なりの解釈を書いてみましたが上手く伝わりましたかね?
オーエン視点はこまめに入れるか章の終わりに一気にいれるか
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こまめに入れて
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章の終わりに一気に入れて