「ふぅ~やっと終わった!!」
翔馬は3時間かけて『メラ』を創り終えた。
「いやぁ~それにしても変な感覚だったな……力が吸われるっていうか、脱力させられるっていうか……」
「(連続で創るのは体力的に厳しそうだな…)」
「よしッ!まずは魔法の試し打ちでもしてみるか!!」
洞穴から出て岩に向かって手を突き出す。
「(………どうやって使えば良いんだ?)」
「…雰囲気でやってみるか。」
頭の中で『メラ』を想像しながら手に力を込め………
「『メラ』!!」
テレレレレ!!
ボォ!
「おお!!ちゃんと火の玉が出たッ!!」
呪文を唱えると手からサッカーボールくらいの大きさの火の玉が岩に激突した。
岩の表面は当たった部分は黒くなっていた。
「ッ!身体から何かが抜けていく………『魔力』的なあれか?」
少し考えたが…
「ま、『魔力』ってことにしとくか。」
とても楽観的で安直な考えに辿り着いた。
「それよりもこれからの生活のために準備を始めないと……」
そこから翔馬は三日かけて『
「これで一先ずは安心だな。それにしても一日一冊創るのが限界だったとは…」
「(この上限はどうすれば伸びるんだ?それに『魔力』の上げ方も分からない………)」
「………恐竜に喧嘩でも売るか!そのためにはもう少し攻撃特化の魔法がほしいな。」
「(遠距離から安全に……そして高火力………………そんな都合の良い魔法…)」
前世の漫画、ゲームの知識を引っ張り出し目的に合う魔法を探す。
「………!!そうだッ!!!アレがあるじゃあないか!!」
目的の魔法を創るために空白の魔導書を出す。
「ぐッ……!今までで一番長い………いや、それに見合う活躍は出来るはず!!」
翔馬は創るまでの時間に驚いたが腹を括り魔導書創りを始めた。
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「ハァ…ハァ…やっと………出来た…!」
完成させた魔法。それは…………
「これで恐竜に挑めるぞ!!」
翔馬は意気揚々と拠点から少し離れた場所にいた恐竜の元へ移動した。
「(………アレがちょうどいい大きさだな。)」
「それじゃあ…俺の今日の食事になってくれ!!」
「『
ドォォォォォォン!!!
放った魔法は恐竜の頭に直撃し、その部分は消し飛んでいた!
「………あっけないな…いや、どちらかと言うと『
「(流石『腐敗の賢老クヴァール』が創った魔法だな……)」
「そうだ、早く肉を回収しないと……」
翔馬が恐竜の死体に近づこうとしたその時ッ!!
テレレッテッテッテ〜!!
ビクッ!!
「わッ!?なッなんだ今の音……」
「まさか『レベルアップ音』?」
「(けど今は確かる方法が無いな………)」
その後は恐竜の死体の前で『
翔馬は恐竜のステーキを食べた後そのまま寝た。
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夜が明け太陽が登ると同時に翔馬も目を覚ます。
「う〜〜ん……よく寝たな。今日は何の魔法を創ろうかな……」
「(そういえば……)」
「ステータスを見れるような魔法にしようかな…確認出来るようにすれば色々と助かるし。」
「結構短いな。それじゃあ早速………」
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「よしッこれで『
「それじゃあ早速『
ウォン
魔法を発動させると翔馬の目の前にはゲームでよく見るようなウィンドウが出てきた!
名前:杉本 翔馬
種族:人間
レベル:2
職業:無し
能力:『魔導書を創る程度の能力』
ステータス
最大HP:20
最大MP:40
攻撃力:5
守備力:10
攻撃魔力:30
回復魔力:30
素早さ:15
幸運:1
「おお!中々高スペックな気が………ん?」
翔馬の目に止まったのは異常に低い『幸運』の数値だった。
「『幸運』が低すぎない?………もしかして『魔法の暴走』の可能性がほぼ無い……ってコト!?」
ちいかわの喋り方になってしまうくらいには翔馬はショックを受けていた。
「…………まあそれだけで勝負が決まるわけでもないしな。」
この時翔馬は楽観視せずに幸運を上げる魔法を創るべきだった………しかし、そのことに気づくのは遥か後の話である。
『清潔にする魔法』(クリー)…オリジナル魔法。
解説:指定した範囲にある物を清潔な状態にする魔法。昔の時代には必須レベルの魔法。
『料理する魔法』(クック)…オリジナル魔法。
解説:目の前にある食材を美味しく料理した状態にしてくれる魔法。本人は『出来て当然』の意識で創ったため短時間で創れたが、本来はとても高度な物。
『結界を張る魔法』(バリー)…オリジナル魔法。
解説:様々な条件を付与した結界を張る魔法。翔馬は現在『人間以外の侵入を拒否』、『病原菌の侵入を拒否』の2つの条件を付与している。
『生物を殺す魔法』(ゾルトラーク)…葬送のフリーレンに出てくる魔法のアレンジ。
解説:レーザーを発射する、ただそれだけの魔法。しかし、そのレーザーに触れた生物は魔力が使用者より低い場合触れた部分が消滅する。有効射程距離は500mと葬送のフリーレンに出てきた『ゾルトラーク』より短く、速射性、応用力も劣っている。理由としては『魔族を殺す魔法』や『人を殺す魔法』など葬送のフリーレンでは通用する種族が限られていたのを強引に『生物を殺す魔法』にしたため。
日記形式の魔導書は気分によって書きます。