僕が蒼を纏う理由 ―かつて十天の頂点だった男のハーレム戦記― 作:鵲くん
いつも感想、お気に入り、高評価、UA、しおり等沢山アクションありがとうございます、見るたびニコニコしてます。
この作品楽しみにしてくれてると嬉しいな。
「う…ん…」
目が覚める、確か俺はバブさんと引き分けて、その後あの変態堕天司が出て来て限界になって倒れたんだっけ…
見覚えのない天井、俺は左手を動かす。
むにゅんとした柔らかい感触が俺の手に伝わる。
右手を動かす。
もひとつむにゅんと柔らかい感触。
…なんで俺の横にリアスちゃんとグレイフィアちゃんが寝てるんだ?
しかも二人とも裸で…風邪ひかないのかな?
なんて呑気な事を考えていると部屋の扉が開く。
「アマタ君、元気に…リアス⁉」
「どうしたの朱乃ちゃん…リアスちゃんとグレイフィアちゃん⁉」
セラフォルーちゃんと朱乃ちゃんが入って来て驚いている。
「ん…うるさいわね…朱乃とセラフォルー様じゃない、どうしたのそんなに驚いて?」
「ふぁ…⁉アマタ様の傍はとても良かったですが…メイドとして不覚です、寝てしまいました…」
「もー‼どうして二人が一緒に寝てるのー⁉許されるなら私も一緒に寝たかったのに‼」
「あらあら、女王の私に一言もなく、皆アマタ君の心配していたというのに、二人は呑気にすやすや眠ってたんですのね?」
「お兄様が二人は傍に居てやってくれって言ったから…」
「皆には説明しておくと言って下さったのですが…これは後で聞かなければいけないことが出来たようですね。」
「ん~そんなに怒ること?リアスちゃんもグレイフィアちゃんも俺のハーレムの一員になってくれたんじゃないの?それなら一緒に寝ててもおかしくないんじゃない?」
「なんなら朱乃ちゃんとセラフォルーちゃんも一緒に寝る?まだもうちょい寝たいんだよね。」
「「「「な⁉」」」」
なんか昨日魂の共鳴使ったからか妙に疲れが取れてない…もう一人の俺と混ざったってのも有るのかもしれないね…
「それに皆可愛いんだから怒ってる顔より笑顔見せて欲しいなって。」
「「「「はう⁉」」」」
笑顔で告げると四人が胸を抑える…なんかあったのか?変な事は言ってないつもりなんだけど…
「何…この襲いたくなるのに襲ってはいけないような…」
「アマタ様、横になっててください、天井のシミを数えてる間に全て終わらせます‼」
「ダメだよグレイフィアちゃん、千年も待った私に譲ってくれないと…」
「リアスは大丈夫そうですけど、大人二人を止めないといけないなんて、リアスと二人で協力すれば止めれるかしら…」
リアスちゃんはなんかブツブツと自分の世界入っちゃってるな。
グレイフィアちゃんとセラフォルーちゃんからはなんか捕食しようとしてくる獣と同じものを感じる…
なんか朱乃ちゃんは二人の気配に押されてるし…
まあいいや、寝るか…よくわからない事は放置して回復を優先しよう。
リアスちゃんとグレイフィアちゃんを抱えてベッドに倒れこむ。
「「な⁉」」
「二人もおいでよ、一緒に寝よ。」
意識はすぐに暗く溶けた…
―――――
先程言い合っていた四人は顔を見合わせる、そのうち二人はアマタの腕の中で借りてきた猫のようになっている。
「グレイフィアちゃんの横に行くね私。」
「それじゃあ私はリアスの横に。」
どかされることが無くなったリアスとグレイフィアはご満悦な表情でアマタに抱き留められる。
四人は先ほどのアマタの態度によって、彼が望むのは誰が一番で誰が良い…ではなく、皆が仲良しな家族を作りたいのだと。
そのためには自分達が喧嘩しているという姿を見せてはいけないのだと。
「まあ、結果的に良いかな~この四人なら仲良くできそうだし。」
「セラフォルー様、最低でも後一人居ます…アーシアという、彼に愛されている娘が。」
「最近だと小猫ちゃんも少し怪しい気がしますわ。」
「アマタ様ですから仕方ないとはいえ、どれだけ膨れ上がるでしょうか…」
四人は同時にため息をつく、傍ですやすやと眠る彼のこれからについて考えるだけで頭が痛くなってくる。
彼はハーレムを作ると言っているが、それがどれだけの影響を及ぼすのかはわかっていないのだろう…
「絶対に離れるつもりはないけどね~千年待ってようやく会えたんだし。」
「私も同じ気持ちですね…何年も待ちました、今度こそ責任取ってもらわないといけませんね…味見していいでしょうか?」
「年長組が本気すぎる、どうしましょう朱乃、お兄様を呼んできてもらっていいかしら?私は動けないし…」
「…見て時間稼ぎしてくれる役割お願いするわ、リアス…出来る限り早く呼んでくる。」
朱乃は名残惜しそうにアマタを見た後、この状況を止められる数少ない人材であるサーゼクスを呼びに向かう。
結果から言うと、アマタは変わらないままで居られた…とだけ言っておく。
サーゼクス曰く…
「二度と呼ばないで欲しい、幾らアマタ君の為だとはいえ、もう巻き込まれたくない…死因が巻き込まれ事故はあんまりだ。」
だと言う。
―――――
空の世界スカイレルム
とある島にて
「団長ちゃん、久しぶり…アイツは元気にしてるようだけど、君は大丈夫かい?」
彼は十天衆の長、シエテ…ここ最近アマタに貰った根付から彼と共鳴し、力を受け取り…そして時には渡すという繋がりを以て彼の安否を確認した。
そしてジータがアマタを想っていたという事を知っていたため、彼ははアマタの無事を彼女に伝える為にここに来たのだ。
「大丈夫、シエテ‼私もアマタにこれ貰って、そこからアイツが元気だって言うのは伝わったんだから。」
ジータは誇らしそうにアマタから貰った根付を見せつける。
「けどよぅ、アイツ元気だってわかっても会いに行く方法が無いんじゃキツイよなぁ。」
そう言うのは小さなジータの相棒…だが、グランサイファーに居るメンバーも全員困ったように頷く。
それに畳みかける様にシエテは彼らにとって衝撃を与える。
「君達がこの間戦ったって言う、ベリアルとベルゼバブの二人が向こうの世界にいるみたいだよ…ね、団長ちゃん。」
「うん、ベルゼバブはアマタと引き分けたみたいなんだ…そしてベリアルは相変わらずかき回す感じみたい…」
その言葉にアマタに『サンちゃん』と呼ばれていた彼が強く反応する。
「まさか、生きていたのか?アレだけの傷で…もう力も残っていたはずだが。」
「ふむ…ベリアルの野郎も気になるが、俺様はベルゼバブの方も気になるな…俺様の封印術は完璧だった筈だ。」
開闢の錬金術師は腕を組み、悩む表情を見せる。
「今は何故…よりこれからどうするか…じゃない?結局アマタが居るところに行かないと、奴らは止められないでしょ。」
「うん、シエテの言う通りだね、カリオストロ…何とかなるかな?」
「ふむ…俺様は何でも出せる何でも屋じゃないんだが…ベルゼバブの奴がどうやって向こうの世界にいったのかは気になるからな。」
「それじゃあ、お前ら…そのアクセサリー俺様に渡しな。」
「「え???」」
空は蒼から夕焼けの赤に変わろうとしていた。
実はジータ視点書かずにベリアルが押しのけて出てこようとしてました、アブナイアブナイ…
ワンチャンベリアルの独白で1千文字以上書きそうで怖かった…
アマタ君どう?良い子?
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いっぱいちゅき
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爽やかだね
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ん~魅力が…