僕が蒼を纏う理由 ―かつて十天の頂点だった男のハーレム戦記― 作:鵲くん
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モチベにつながっていますので、これからもお付き合いくだされば幸いです。
トントントン…と包丁がまな板を叩く音がキッチンに鳴り響く。
キッチンに居るのは二人の美少女、紅の髪を持ち、プロポーションが凄いリアスと可愛い花の様な微笑ましいアーシアの二人だ。
「アーシア、こっちは味噌汁もうそろそろ出来上がりそうよ、そっちはどう?」
「こっちの焼き魚もいい感じです、もうすぐ出来そうなので、アマタさんを起こしに行こうと思います。」
「わかったわ、焼き魚は見とくから二人を起こしに行ってあげて、黒歌の事だからどうせアマタ君と一緒に寝てるだろうから一緒に起こしてあげて。」
わかりました、と言ってトテテ…とアーシアは軽く駆け足気味に歩いて起こしに行く。
それを見てリアスは顔を綻ばせる。
昨日は大変だった分アーシアには癒されるのだ。
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そう、昨日はリアスがアマタの家に居候したいという話をして、実際に来たところ…冷蔵庫にしまってある、アマタのプリンを食べてる黒歌とかち合ったのだ。
揉めに揉めた、何故はぐれの黒歌がここにいるのか、小猫がどんな気持ちでいると思っているのか等々、リアスは思いの丈をぶつけていた。
アーシアは目をグルグル回してアワアワとなり、黒歌は売り言葉に買い言葉で険悪になりそうな空気の中…アマタ君だけが冷静に
「いや、今黒歌は過去と向き合おうとしているよ、それに黒歌は悪くないんだ…話を聞いてあげてくれないか?」
恩人である彼にそう言われたらリアスには断ることが出来ない…恩人でなくとも彼に恋する彼女にとって、彼の頼みには応えたくなる。
そして、黒歌の内情の告白を受け、それを受けたリアスは理解し、謝った。
「ごめんなさい、黒歌…」
「いいにゃ、元々白音とは話さないといけない事だし、私もそろそろ覚悟を決めないとね…」
アーシアはグルグルした目を元の澄んだ目に戻り、笑顔を見せる。
「仲直りして良かったです‼誤解したままだとあまりにも悲しすぎますもんね。」
「うんうん、やっぱりかわいい娘は怒ってるより笑顔じゃないと。」
「「はうっ⁉」」
華のある笑顔のアマタを見て胸を抑えるリアスと黒歌…
二人とも、顔面暴力兵器とまで言われる彼の笑顔に加えて彼に恋する乙女…という事が二人にとってダブルパンチになって浸透し、胸を抑えさせるのだった。
「ねえ黒歌、結構前からアマタ君の笑顔にはやられていたけど、もしかして…これ続く感じ?」
「そうにゃ…ご主人様はめちゃくちゃ甘やかしてくれるし、それだけじゃないんだけど、心臓には悪いよ。」
アマタの方をちらちら見ながら二人はひそひそと話し合う。
そんな彼女たちに笑顔を向けながらどことなく?がついた様に彼は小首をかしげながら黒歌に声をかける。
「そういえばさ、黒歌…さっき食べてたプリン…俺のだよね?」
笑顔に凄みが足される、黒歌は冷や汗を流す。
ごまかしきれそうだったのに、彼は気づいていたのだ…
「さて、ちょっと向こうでお話しようか?大丈夫、すぐ終わるから。」
「助けて‼リアス、アーシア‼」
「全く…自分のやったことなんだからちゃんと責任は自分で取りなさい。」
「あはは、すいません黒歌さん、私も今回は黒歌がいけないと思うので…」
黒歌から距離を取る二人、そしてアマタの部屋に連れていかれる黒歌。
「にゃーーーーー⁉」
合掌する二人であった。
―――――
「あの時は心臓に悪かったけど、なんか信頼されてる感じがして嬉しいわね。」
少し前の自分…アーシアを助けに行く前の自分にここまでの事が起こるなんて言っても信じなかっただろう。
沢山の事があったのに、短い期間だった…
「アマタ君…」
自分を助けてくれた彼の名前を呼ぶ…胸が熱くなる、頬が赤くなるのがわかる。
不思議な人、本来助ける必要がない私を助けに来てくれた…
ハーレムの一員だ、大切な家族だって言ってくれた…
ライザーの様に私を見ていないハーレムではない、大切な家族として扱ってくれる。
ハーレムだと言っているのに手を出してこないのが少し不満に感じる自分に驚く位。
「手を出しなさいよ、ハーレムなら…ばか…」
―――――
「いやーマジで美味いよこれ、ちゃんと作ってくれる朝ごはんってのは嬉しいもんだね。」
「そう言ってもらえると作った甲斐があります、おかわりもありますよ。」
「うまうま、アーシアはご主人様から教わってたの知ってるけど、リアスも美味しくご飯作れるんだね。」
「私だって、好きな人が出来たらその人に食べてもらいたいって思ってたから、その為に練習してたんだから。」
和やかな空気で食事をする四人、それはまるで幸せな家族の一幕であった。
そんな空気を変える一言がアマタの口から発せられる。
「リアスはいいお嫁さんだね、俺は嬉しいよ。」
「え⁉アマタ君、今私の事をお嫁さんだって⁉」
「うん、あの時の言葉は本当だよ、言ったじゃないか…俺のお姫さま。」
「あう…」
リアスは顔を赤くして黙り込んでしまう。
それを黙って見ていられないのはアマタの事を愛する二人の美少女だった。
「ご主人様、私は⁉」
「ん?黒歌は自由奔放な可愛いお嫁さんだよ?」
「にゃ⁉」
「アマタさん…私はあなたにとって…」
「アーシアは陽だまりに咲く花の様な、居るだけで周りの人を暖かくしてくれる、居ないと寂しくなる、大事なお嫁さんだよ?」
「はう⁉」
「いやー師匠の言う通りだね、自分のハーレムが居るって言うのは嬉しいね、みんな仲良く幸せに過ごせるなんて…最高だよ…」
アマタは少し遠い目をしながら、過去を思い返す様に思い出に浸る。
「ご主人様‼タイム‼」
「ん?良いけど?」
三人は顔を赤くしながら席を立ち集まる
アマタは聞く気が無いのか食事に集中している。
「ねぇ、二人とも、やっぱり惚れた弱みがあるとはいえ、アレはズルじゃない?」
「そうね、ちゃんと一人ひとり褒めていくの結構来るものがあるわ。」
「私なんかを見ていてくれてるのが解るから、嬉しいですけど…ドキドキが止まらないです。」
三人が話すのを見て、喧嘩してないし、まぁ仲良くて良いか…と小首をかしげるアマタ。
「ねぇ、アマタ君、あなたの師匠はハーレム作ってたの?」
「うん、ハーレム作っていいぞ、って言って俺にも作る様に師匠命令だーって言ってね。」
「アマタさん、ハーレムってどういうモノなんです?」
「沢山の女の子と結婚して、幸せな大家族作るって聞いたけど、間違えてる?」
「間違ってはいない…間違ってはいないんだけどズレてる気がする…」
傾げていた小首を左右にフリックしながら疑問府を浮かべるアマタ。
「もしかして、ご主人様って…無知?」
「まだ属性足されるの⁉今でも結構属性あるのに…」
「アマタさんが言ったの間違いなんですか?」
「アーシア…そうよ、アマタ君は間違っていないわ…ここにも無知が…」
「間違ってないんだけど…ちょっと足りないのよ、アーシアは今のままでいてほしいにゃ。」
「そういえば、気になったんだけど…アマタ君の師匠ってどんな人?」
「ん?師匠の事か、聞きたい?」
「はい、アマタさんの師匠だったらきっと素敵な人ですよね、お話聞かせて欲しいです‼」
「いいね、黒歌も聞きたい?」
「聞きたいにゃ、ご主人様の師匠だからどんだけぶっ飛んでるのか聞いてみたいにゃ。」
「よっしゃ、席について…まず師匠はな―…」
師匠について語り始めるアマタ、その表情はとても懐かしむように、嬉しそうに話す。
そんな彼を見て、彼女たちも思わず笑顔が浮かぶ。
蒼いそらはどこまでも澄み切っているかの如く、明るかった。
ベリアル前回から脳内に出てこないんだけど、自分にもなんか隠してる?
怖いんですけど、完全にいなくなったというよりニチャってるのは感じてます。
アマタ君どう?良い子?
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いっぱいちゅき
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爽やかだね
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ん~魅力が…