僕が蒼を纏う理由 ―かつて十天の頂点だった男のハーレム戦記― 作:鵲くん
何時も誤字報告等までやって下さりありがとうございます、とても助かってます、読者の皆さんの肯定で私はこの作品楽しく書けています、ありがとうございます。
『師匠…これは?』
『カッカッカ‼道端で盗賊に襲われていた女の子を助けた時に盗賊から巻き上げたブレスレットだ。デザインも悪くない、お前がつけとけ…女の子にモテるデザインだ。』
『矛盾…俺は誰かに好かれる必要はない。』
『カッカッカ‼まだ早いか‼』
今俺達は先輩の師匠との過去を聞けるって事で全員集まったんだが…
なんか占い師の使ってそうな水晶を使ってプロジェクターに先輩とその師匠が映っている、すげーな。
全員穴が開くほど見ている…セラフォルー様に至ってはなんかメモ取ってるし…
『師匠…またカジノで負けたのか、懲りないな。』
『当然だろ、カジノで金使うだけでねーちゃんの乳尻太もも触れるんだぞ、コスパ最高じゃねーか。』
『…その為にカジノに行ったことは師匠の嫁さん達に伝えとく。』
『ノオォォォォ⁉我が弟子よ、それは…それだけは勘弁してくれ‼師匠、搾られちゃう‼』
『…?別に雑巾みたいに絞られるのはいつもの事じゃないのか?』
『待って?雑巾絞りされるのは当たり前じゃないんだよ、そこからしておかしいし、さっきの搾られるって意味も違うからね⁉』
『…?理解できない。』
なんというか、凄い濃い師匠さんだなぁ…それに先輩も今みたいに明るい感じじゃなくて感情が読めない感じというか…
『アマタ、お前は何もわかっていない‼男に必要なのは女の子のおっぱいだ‼だから、女の子が一杯いる酒場に行ったことは黙っていてください‼』
『…もう嫁さん達には言っている、今夜は早く寝ろって言われた。』
『どぉしてだよぉぉぉ⁉なんで戦いの教えに関してはすんなり言われた事をそれ以上出来るのにこういう事は伝わらないんだよぉぉ⁉』
なんか、オカルト研究部の皆が俺を見る。
「どこかで見た事有ると思ったけど…」
「ですわね…」
「イッセー先輩みたいですね…」
「うん、僕も否定できないかな…」
「あ、どこかで見たと思ったらイッセーさんみたいですね…」
ひでぇ⁉最近だと抑えめにしてるのに‼
でも確かにエロに関しては俺がもしやれるならやってる事ばかりだ…
アマタ先輩が頭をポリポリと掻く
「心のどこかで師匠とイッセーを重ねてたのかもな、だから放っておけなかったってのもある。」
先輩の師匠に似てるってのは喜んでいいのか悲しんでいいのかわかんねぇ…
「続けるよ。」
そう言って水晶を撫でる先輩、それに合わせて映像が移り変わる。
夕日の見える丘で先輩が夕日を見ながらポツンと居た。
ジャリ、ジャリと足音をさせ、先輩の師匠がその後ろに立つ。
『こんな所で黄昏て、どうしたんだ?お前はまだガキんちょなんだ、村の女の子とでも…』
『師匠…どうして俺を拾った?』
『あん?』
『師匠が俺に何かする必要性なんか無かったはず…俺は…一人でも良かったはずだ。』
『センチになりやがって…いいか?お前を拾ったのは俺がそうしたかっただけだ。』
『…?』
『力持ってんのに、その力を使いたい様に使えてない…勿体ねぇって思ったから拾った。』
『けどよ、面倒見てるうちに思ったのさ、人生の生き方すら解ってねぇだけのただのガキだって事が解ったんだよ。』
『…俺は人生を生きていたはず…』
『解ってるやつはよ、もっと笑うんだよ、もっと自分がしたい事見つけて歩いてるんだよ。』
『いいか、お前に俺が送れる事なんざそんなにない…お前は大体、なんでもてきぱき出来ちまうからな。』
『いつか、お前の心が震える瞬間が来るはずだ、そしたら…それに従え。』
『…心が…震える?』
『そうだ、まぁ出来たら可愛い女の子守る時に震えたら100点満点だ、そしたら俺から教える事はもうねぇよ。』
『いつか…来るかな?』
『来るさ、お前は俺の自慢の弟子だからな…』
映像が移り変わる。
先程と同じ丘にて、少し成長した先輩と、師匠さんが並んで座っている。
『師匠…俺は十天衆に入ることになった…といっても番外って別枠らしいけど。』
『聞いたぞ、あの十天衆に入るなんて俺も鼻が高い…仲良くしてくるんだぞ…』
『俺には何が出来るかわからない…けど師匠、アンタが教えてくれた力の使い方…少し考えてみる。』
『上々、それが出来れば良いさ…寂しくなるな…』
『何か…胸がざわつく…何だろうこれ…』
『お‼それが寂しいってヤツだ、嬉しいねぇ…俺が感情を芽生えさせれるなんてな。』
『これが…寂しい…』
先輩の師匠が先輩の頭を撫でる。
先輩はされるがまま撫でられる。
どこか、過去の先輩の表情が柔らかくなった気がする、俺の勘違いじゃなければ。
『お前に教える最後の課題があるとしたら…ハーレムを作れ‼』
『いつも言ってるそれ、そんなにいいモノなのか?』
『ああ、ハーレムはいいぞ、守るモノがあるってのはそれだけで頑張れる。』
『そう…ならやってみる…でもどうやって作るかわかんない。』
『華麗に助けた女の子に言って見ろ、そうすりゃ後は完了よ‼夜も捗るしな‼』
『夜?夜に修行でもしているのか?どうすればもっと強くなれる?』
『あー、詳しくはそのハーレムの女の子に聞けばいい、全部教えてくれる筈だ‼』
『勢いで誤魔化そうとしてない?』
『ソンナコトナイヨー、シショウウソツカナイ。』
『そっか、まぁいいや…』
『そうだ‼後、ハーレムは大家族ってヤツだな…お前が欲してやまないな。』
そう言って映像の中の師匠さんがこちらを見る。
『ま、こいつの家族になるのは大変だろうけど、頑張れよ、君達…コイツを頼んだ‼』
そう言って映像は途切れた。
静まり返ったリビング。
誰の目にも、薄っすらと涙が浮かんでいた。
しかし、全員の目には力が籠っていた。
「任せてください、お義父様。」
リアスが代表するかのように力強く、そして優しく響いた。
師匠とファーさんがぶつかったら五分かなって感じ。
そんくらい強いです、アマタ君の師匠ですからね。
アマタ君どう?良い子?
-
いっぱいちゅき
-
爽やかだね
-
ん~魅力が…