僕が蒼を纏う理由 ―かつて十天の頂点だった男のハーレム戦記―   作:鵲くん

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今更ながら、お気に入り、感想、評価、しおりありがとうございます、すごい励みになります。

エタらない様に努力します


導入編続きと日常…必要なのでご容赦を…と思ったんですが、出来る限りテンポ良く書いてるとはいえ、原作入っていろんなキャラの解説とか入ってるから仕方ない気もするんですよね、そこら辺意見いただけると幸いです

P.S. 活動報告に書いた通り熱出して腰をやった、地獄のチェインバースト食らったので一日遅れました、これからは二日~三日に一回更新にします、ゆっくり待っててね


いつか、が遠くならないように

兵藤達と別れた俺は、知り合いのカフェの手伝いに行く事にした、彼らには普段生活の支援をしてもらっているのでちょくちょく手伝いに行っているのだ。

 

 

「あーっ、ご主人様にゃー、今学校の帰りにゃ?」

 

 

そういいながら黒髪でスタイルのいい和服美女が俺に飛び込んでくる。

 

 

「黒歌、道端で抱き着くと危ないぞ?」

 

 

「にゃはは、でもご主人様見つけたら私は止まれないんだ~。」

 

 

そう言って彼女、黒歌は腕に巻き付くように抱き着いてくる

 

 

女の子が抱き着いてくるとなんでこんなに柔らかくて、いい匂いするんだろ不思議だな…男に抱き着かれたらあんなに嬉しくないのになぁ…

 

 

「ご主人様は今からクレーリア達のカフェの手伝い?」

 

 

「そうそう、最近軌道に乗ってるから手伝えるなら手伝わないとな、日ごろ生活費支援してくれてるんだから、それくらいはやらないと」

 

 

黒歌は少し拗ねた様子でこちらを見る。

 

 

「けど最近かなりの頻度で手伝いに行ってるせいで私がご主人様成分補給できないんだけど?」

 

 

ご主人様成分ってなんだよ、変なフェロモンでも出てんのか?

 

 

「悪かったよ、これがひと段落ついたらゆっくり休めるし、今日はカフェでのんびりしてていいから、その分俺が出すよ、それでいいか?」

 

 

「にゃはは、ご主人様の奢りにゃ~…今回はそれで騙されてあげるね。」

 

 

ころりと機嫌を直す黒歌、でも聞こえてるからな、ボソッと言った内容も

 

 

ごまかされてくれるいい子だよなぁ、悪い男に捕まらないか心配だが…

 

 

黒歌との出会いは、傷ついて裏路地にいる彼女を助けたのが始まりだっけ…あの時の黒歌は不信感たっぷりだったのによくもまあ心を開いてくれたもんだ。

 

 

「あなた達はいつも仲良しね、こっちが恥ずかしくなっちゃうくらい、でも私と正臣も負けないんだからね。」

 

 

気付いたら目的地に着いていたみたいだ。

 

 

グレーの髪色に人懐っこい笑みを浮かべて俺たちに笑いかけてくるのはクレーリア・ベリアル、悪魔の貴族ベリアル家の娘だったが、とある事件により、恋人の正臣と一緒にいるために、貴族としての位を捨てた

 

 

そして今は駒王町にて眷属と一緒にカフェを開いてる。

悪魔の眷属とはどういうものか聞くと、それハーレムじゃんって言ったら空気が凍り、クレーリアちゃんからは「それ絶対他の眷属持ちの悪魔に言っちゃだめだからね?」

ってめっちゃ凄んで言われた、何を間違ったんだろ?

 

 

「当たり前にゃ、ご主人様と私は切っても切れない仲にゃ、例え魔王だろうとこの仲は断てないのにゃ‼」

 

 

黒歌の機嫌はすっかり直った様子だな。

 

 

「やぁクレーリアちゃん、今日も皆は元気かい?また手伝いに来たよ」

 

 

「こんにちは、アマタ、あなたが手伝ってくれたら女性客が増えて嬉しいんだけど、ちゃんと休むのよ、無理して手伝わなくてもいいんだからね?」

 

 

「もっとご主人様に言ってあげてよ、この人全然休む気ないんだから。」

 

 

「ん~お邪魔ならやめとくんだけど、そうじゃないなら手伝いたいかな、貰いっぱなしってのは性に合わないんでね」

 

 

「あなたはほんと…私に正臣が居なかったら絶対に狙ってたわ…それに貰いっぱなしなのはこっちなのよ?」

 

 

なんで?俺は助けた過去はあれど、その後貰うもん貰った後なのに未だに貰い続けるの悪い気がして手伝ってるだけなんだけどな…

 

 

黒歌はなんかうんうん頷いてるし。

 

 

「ご主人様は優しすぎるにゃ、私が助けて貰った恩返せてないのに恩の山積みしてくるし、その癖手を出してこないヘタレだし。」

 

 

「そうなのよねぇ、何というか、たらす為に狙ってやってるとしか思えない位なのよね…」

 

 

失礼な連中だな、たらす為にってなんだ、たらす為って…

 

 

なんか居心地悪いから話切り替えるか。

 

 

「…そろそろ着替えたりしたいんだが、ダメか?」

 

 

「「逃げた。」」

 

 

やかましい

 

 

二人をスルーして喫茶店に入って準備をする、今日もなんだかんだ言って、楽しい一日の締めになりそうだ…

 

 

コーヒーのいい香りがする、店内はガヤガヤと雰囲気のいい状態で賑わいを見せている。

 

 

「あ、あの人が噂の超絶イケメンの店員さん?」

 

 

「そうそう、あの人気楽に話しかけてくれるし、人少なくて、手が空いてたら相談とか色々乗ってくれるんだって」

 

 

「それホント⁉ならもっと通ってタイミング見つけなきゃ…」

 

 

女子大生二人組がこぼす。

 

 

「ほっほっほ、アマタ君は人気じゃのう、クレーリアさん、彼のような好青年今時中々おらんよ」

 

 

「そうなんですよ、〇〇さん、助けられてばかりなんですよ。」

 

 

雰囲気がいいね~和気あいあいとしてて、サンダルフォンのコーヒーを皆で飲んだ時を思い出す。

 

 

黒歌も何時も来た時拗ねてたりしててもそのうち機嫌よくこっちを見てたりしている。

俺なんか見て何が楽しいのかわからんが、まあ幸せそうなら何よりだ。

 

 

黒歌からは過去について聞いている。

 

 

彼女と妹の白音は猫又だったのだが、彼女たちの親が転生悪魔と呼ばれる存在となり、主に仕えていたのだが、彼女たちの親が亡くなると、その悪魔は黒歌に眷属になるよう指示する。

自由を好む黒歌は断ろうとするも、ならば妹に代わりをやってもらうと言われ従うよりなかった。

 

 

だが、最終的に妹の白音まで眷属にしようとしたため主を殺害、白音を連れて逃げるも追手により生き別れるという…

いつか会わせてやりたい、黒歌は元気で生きてればいいって言ってるが、知ってるぞ、そう言った後のお前、すごく寂しそうだからな?

 

 

今すぐは無理でも絶対に何とかしてやる、俺の家族に泣き顔は許さない、絶対に笑顔にしてやる。

そんなことを考えながら仕事していると一人の少女が店内に入ってくる、駒王学園の制服を着ている少女だ。

 

 

「…こんにちは先輩…また来てしまいました…」

 

 

「やっほ~小猫ちゃん、今日も来てくれたんだね、ありがとう、良ければ楽しんでって。」

 

 

彼女は塔城小猫、駒王学園の一年生で小動物的な可愛さで人気の一年生で、たまにこのカフェに来てくれる。

 

 

彼女との出会いはこのカフェで働いてる時に彼女が来たのが始まりだが、出会ってすぐに抱き着かれ「懐かしい匂いがします。」と言われて一時カフェの中は黄色い声で一杯になった。

収拾をつけたのはクレーリアちゃんだったが、彼女もニヤニヤしてからかってきて大変だった。

 

 

懐かしい匂いってなんだよって思うだろうけど…俺にはわかる、彼女は黒歌の妹、白音だろう…

 

 

何故なら最初に白音と会ったとき、黒歌は気配を一瞬で消し店の裏口の方に移動していた。

 

 

何故なのかその日に聞いてみると「今の私、賞金首なの…だからそんな私が白音と会っても…」なんて言ってた。

家族が周囲の都合で顔を合わせることすらできない…そんなの間違えてる、いつになるかわかんないけど、絶対に黒歌と白音を仲良し兄弟に戻して見せる…

 

 

「今日はフルーツタルトがいい感じらしいよ、それと日替わりフルーツジュースがいい感じだってクレーリアちゃんが言ってた。」

 

 

「…そうですか、でしたらそれでお願いします…」

 

 

「あいよ~んじゃそれで注文出しとくね~。クレーリアちゃん、フルーツタルトと日替わりジュース入るよ~。」

 

 

「わかった、アマタ君はジュース作って、フルーツタルトは私が準備するから。」

 

 

「了解、んじゃ準備するかね。」

 

 

そう言って俺は今日のフルーツ、オレンジ、バナナ、リンゴに牛乳、砂糖、蜂蜜を入れてミキサーにかける。

 

 

飲み物関係は注文が入るたびに淹れてるため、結構手間がかかっている、それに加えて俺が手伝う日は俺が担当する飲み物が売れまくるため結構大変だ。

 

 

「そういえば、クレーリアちゃん、お願いがあるんだけど…」

 

 

俺はクレーリアちゃんに頼んでとある物を用意してもらう。

 

 

―――――

 

 

アマタ先輩は不思議な人だ、学校ではお調子者なのだが、それだけでなく、困った人はとりあえずアマタ先輩に相談しろ…と言われるほど相談に乗って、さらに動いてくれる。

 

 

いじめ問題があったらしいのだが、何をやったのかわからないが、アマタ先輩が間に入っただけで円満解決、いじめっ子が謝り、それ以降いじめが無くなるなど教師顔負けの事をしている…

 

いじめ問題ですらその解決力は目を見張る、他の相談事も奇麗に解決するという超人っぷりを見せている。

 

 

なのに本人はそれに驕ることなく、とても謙虚な態度で他の人に対応する。

駒王学園のお兄様って皆が呼び始めると「なんかむずがゆい、別の呼び方ない?例えば顔面暴力兵器とか」等と言って、そこから顔面暴力兵器というあだ名になった。

 

 

そのあだ名を呼ぶとたまに昔を懐かしむように、まるで大事なものを思い出すかのような表情になる…

 

 

先輩は不思議な人だ…

 

 

「ほい、お待たせ、白…小猫ちゃん、これがフルーツタルトと日替わりジュースにそれとおまけ。」

 

 

「おまけって…⁉これはチョコケーキですか?頼んでないですよ?」

 

 

「他の人にはナイショな、小猫ちゃんにはなんかいろんなもの食べさせたくってさ、これ俺が作った奴、味見はしてるから味は保証するよ。」

 

 

んじゃね~って言って先輩はカウンター厨房内に戻っていく。

 

 

私はチョコケーキをフォークで切り、口に入れる。

 

 

美味しい…でもやっぱり、アマタ先輩は不思議な人だ…

 

 

 




エモく書きたいけど難しい、読者は面白いと感じてくれてるのだろうかとかいっつも考えながら書いて悩んでます。

まぁ自分が読むんだったらこれだったら面白いなって感じで書いてるんですが皆さんの好きな部分とかあれば感想に書いてやってください、過去の話の所に感想いただいても返信させていただきます

アマタ君どう?良い子?

  • いっぱいちゅき
  • 爽やかだね
  • ん~魅力が…
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