何が起きているんだ…スタンド攻撃かぁ?!
ヒンメルとアイゼンが両側から武器を自分に振り下ろす。
その光景を見ているフリーレンの昔の記憶。
ふと、フリーレンの師匠が言っていた言葉を思い出す。
「フリーレン、一つ私が死ぬ前に教えておきたい奴がいる」
それは、フリーレンの師匠“大魔法使いフランメ”の遺言の一つに入っていた言葉。
「お前が、色々な人間と出会った時に…一人の魔族に会うと思う、鉄球を持った奴だ」
「……それは師匠が昔戦った魔族?」
「いや…?違うさ、私がお前、フリーレンに教えといてやるアドバイスさ」
「“鉄球”を持っている魔族だ、そいつだけはやめとけ。後悔する。」
その時は分からなかった、だが今何故かその言葉を鮮明に思い出す。
「……ッ…、仕方ねぇ…」
魔族が“何か”をしようとしている。魔族のその発言を聞き、何か、のどの奥から何かが込み上げてくる。
魔族が私にとって一番嫌なことを仕出かした。
「ヒンメルッ!!」
ヒンメルの片腕が、魔族によってきり落とされた。
「……ッ…、仕方ねぇ…」
自分の中で覚悟を決める、“覚悟”はスタンド、否、【ジョジョの奇妙な冒険】の中でも、一番必要不可欠なもの。
何かを得るためには、何かを失う。
原作でジョニイがスタンド“タスク”をACT2から進化させていたのも覚悟を決め、迷いがなくなったからだ。
自分は、この場所から逃げる為にも、ヒンメル達を傷つける。
例えば、もし誰かが欠けて魔王が倒せなかったとしても。
もし、自分のせいでフリーレンが、シュタルクやフェルンと会えなくなったとしても。
「覚悟を決めなくてはならないッ!!」
自分の近くに機械的なヴィジョンが浮かぶ
『チュミィィ〜〜ン』
ヒンメル達が目を開ける、驚いた時の顔をしている。
アイゼンが何か、嫌な気配を浴び守りの態勢に入る。
フリーレンは上空で防御魔法を2人に付与しようとする。
ハイターは2人の後ろで女神の魔法を使い、2人の身体の基礎能力の底上げをして、防御力を増そうとする。
それすらも、破壊する“牙”
「【
勇者の片腕が、魔族の牙によって切り裂かれる。
「ヒンメルッ!!」
フリーレンの叫び声が響く。
ヒンメルは肩を持ち、踞る。想像を絶する痛みだろう。先ほど、腕をタスクで切り裂いたときに顔が見えたが…あれは絶望の顔だ。当たり前だ、腕が切り裂かれ、なくなったのだから。
ハイターがなんとか女神の魔法を使い、腕を繋げようとする。
「貴様ァァァ!!!」
アイゼンがキレ、自分の腕を斧で切り落とす。
だが、自分も同じ事をした、等価交換だ。
だが、魔族と人間の腕の価値は全くもって違う、それに、切られた腕もタスクを発動させる方とは別だ。
「ヒンメル、一つだけアドバイスだ。もし、魔王を倒すまでに
「お前がそれを言うか!このッ………クソ魔族が!!」
そうだよ、魔族なんだよ。
……俺が一番よくわかってるよ。
フリーレンが魔法を俺に撃つ
「『
氷の矢が自分目掛けてフリーレンから放たれる。だが、
「
ACT3によって作られた穴に巻き込まれ、破壊される。もうそろそろ、潮時だろう
「お前達に伝える!」
「お前達が!俺達を殺そうとするなら!!」
「その覚悟を持っているなら!」
「お前達も、殺されるという“覚悟”を持っているべきだ」
「そして、今回勝ったのは………俺です!」
「たっぷり!」
ACT3で作った穴に入り、この場から逃げる。
………吐きそ……
「ヒンメル、大丈夫ですか?!」
ヒンメルの腕を女神の魔法でなんとかくっつけ、ヒンメルを寝かし、皆が去った時にヒンメルが身体を上げた。
「大丈夫だよ、ハイター、それに、あの魔族の言葉が気になった。」
「今回、あの魔族は戦いに消極的だったから僕の腕だけで済んだ、まぁ……ハイターが付けてくれたけどね。」
「僕達は覚悟が少し足りなかった。あの魔族と本気で戦う覚悟が。」
「皆と、魔王を討伐して最後楽しかったなぁと思い出を振り返ることもしたい。だけども……」
「何処か、心の中で、油断してた」
この勇者は魔族の言葉を、この7年後に魔王を討伐した時も。
その時魔族に教えられた“覚悟”を忘れなかった。
次の話はフリーレンがヒンメル達と別れ、一人旅をしている時です。
今日気づいたのですが、クロスオーバータグつけ忘れてました。
私を殺せっ!
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誤字報告感謝ァァァ!!
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この小説終わったら主人公を何処かの世界に飛ばします。
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