スカイリムをオリキャラで遊ぶ   作:Revak

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第3話

 

 ドゥーマーの遺跡に囚人たちと共にレイは入っていく。

 ホムンクルスは殺処分しておいた。今残しても問題なので。

 

「げ、フロストバイトスパイダーだ」

 

 通路の中に出てきたのは巨大な蜘蛛だ。

 二メートルほどの蜘蛛であり毒液を吐いてくる蜘蛛である。

 

 レイは右手の先端を骨の剣に変え腕を職種のようにしならせる。

 山賊やドラウグル退治で鍛えたエイム力で腕を振るい蜘蛛を真っ二つにした。

 

「……お前強いな」

「強くないと王には成れんだろ」

 

 マダナックの素朴な疑問にそう返しつつ奥へと進む。

 進と壁の穴から敵が出てくる。

 一メートルほどの機械の蜘蛛と球体だ。

 蜘蛛はドワーフスパイダー、球体はドワーフスフィアである。

 ドワーフスフィアの形が変形していく。上半身が人型になり右手には剣、左手にはクロスボウが付いている。

 下半身は球体に近くタイヤで動く。

 

 レイはどちらとも触手攻撃で破壊した。

 この世界の難易度はノーマルで難易度補正はない。そのためレベル百で攻撃力も馬鹿高いレイの攻撃に耐えれる者は早々いない。

 

 更に何体かのドワーフオートマトンを倒しつつ奥へと進むと巨大な両開きの扉前に着く。

 そこにはフォースウォーンの鎧を着た女が立っていた。

 

「マダナック、ご所望の物を持って来たわ」

「ああ、ありがとう」

 

 そうしてマダナックと囚人たちはフォースウォーンの装備に着替える。

 

「よし、外に出たら戦闘だ。気を抜くなよ」

 

 そうしてマダナックが扉を開け外に出る。

 

 囚人たちとレイが外に出ると其処にはマルカルスの衛兵隊とマルカルスの影の支配者ソーナー・シルバーブラッドだ。

 

「マダナック。お前が出てくることはわかってた。出なければ──」

「はいどーん」

 

 レイは右手を向け掌から骨のライフル弾を放った。

 それによりソーナーの頭が吹き飛び死亡した。

 

「ひ、人殺しだ!」

 

 それにあわてて衛兵たちが武器を抜いてレイに襲い掛かる。

 レイは左手の先端を骨の剣に変え腕を触手に変え振るう。

 それだけで軽く三人殺した。

 

「さぁ、とっとと脱出しよう」

「お前は躊躇という物がないのか?」

「母の腹に置いてきた」

 

 そう言いながら街に居る衛兵を殺しながらマダナックとフォースウォーンたちと共にマルカルスの街を駆け巡る。

 衛兵の殆どはレイとマダナックが殺した。

 走して進んでいると街の宿の前に着き宿からザックが出てくる。

 

「お、ザック。脱出するぞ!」

「急だなおい!」

 

 そうしてザックを連れレイはマルカルスを脱出した。

 

 

 マルカルスから出て北に暫く歩く。

 

「よし。我々はこれからドルアダッチ要塞に行く。レイ、お前はどうする?」

「これからソリチュードでやっとかないといけない事あるからそっち行くわ」

「ほう、どんなことだ?」

「狼の女王が復活しかけてるから仕留めに行く★」

 

 レイの台詞にザックとマダナックが驚愕に目を見開いた。

 

「……お前が言うなら本当なのだろう。死の支配者の復活は避けねばならんな」

「ああ。てなわけでここでさよなら……の前に」

 

 レイは腹を膨れ上がらせる。

 そこから一人のホムンクルスを生成する。

 黒髪緑目の男のホムンクルスだ。

 

「こいつとは俺と繋がってるからいつでも意思疎通ができる。こいつをメッセンジャーにするからこいつ置いといてくれ」

「わかった」

「それじゃあなー」

 

 そうしてレイとザックはソリチュードに向かって旅をした。

 

 

 

 

 ■

 

 一週間かけてレイとザックはソリチュードに辿り着いた。

 ソリチュードは崖の上にある都市だ。注目の的はブルーパレスという名の通り青い宮殿だろう。

 

 門を開けて中に入る。

 

(あれ? 処刑が始まってないな)

 

 ゲームでは初めてソリチュードに入ると入って右手の広場で処刑が行われる。

 処刑されるのはソリチュードから反乱軍の指導者ウルフリック・ストームクロークを逃がした門番ロックヴィルだ。

 

 まぁいいかとスルーしザックと別れる。

 ザックはこれまで山賊の砦や墓地で拾った宝石などを換金しているので資金問題はないので酒場で飲んでくると良いと放置した。

 レイは一人スキップしながらブルーパレスに向かった。

 道中胸がばるんばるん揺れるので人にめっちゃ見られた。

 

 

 ブルーパレスの中に入る。

 ブルーパレスは一般開放されており誰でも入れる。

 中に入ってすぐは階段だ。階段を上っていく。

 

「誓うよ、あの不気味な音は洞窟から聞こえてくるんだ」

 

 登ると宮廷会議の真っ最中で村長と首長と執政(宰相のような者)たちが話していた。

 

 内容は要約すると村の近くで不気味な音がする。

 それに対処する兵を当てたいが内乱のせいで兵が居ない。

 所詮ただの音だから放置しようぜ、という事になった。

 

 会議が終わった途端レイはソリチュードの執政ファルク・ファイアビアードに話しかける。

 

「へいそこの執政。さっきウルフスカル洞窟について話してなかった?」

「……なんだお前は。まぁ、話していたが、なんだ?」

「その洞窟調べてこようか?」

 

 レイの台詞にファルクは怪訝な顔をする。

 ブラだけつけた変な女の言葉を怪しむのも無理はないだろう。

 

「まぁ、調べてくる程度ならいいが、大した報酬は出せないぞ」

「もらえるだけありがたいよ。こうして許可もとれたし行ってくるわ」

 

 そうしてレイはブルーパレスを出て洞窟へと向かった。

 

 

 ■

 

 ウルフスカル洞窟とはかつて狼の女王ポテマが死霊術を研鑽していたとされる場所だ。

 この世界の死霊術は死者に術をかけることで疑似的な魂を与えそれを核に操るという物だ。多分原作とは違うと思う。

 それとは別にソウルケルンから魂だけを支配した状態で死体に付与し操るなどの方法もある。

 

 その洞窟前にレイは来ていた。

 

「おー、おるな」

 

 洞窟前には武装した二体のスケルトンが居た。

 死霊術で作れる最下位のアンデッドだ。といっても術者次第で強力なスケルトンも作れるが。

 

 レイは右手を触手剣に変え薙ぎ払い壊す。

 

 そうして洞窟内に入る。

 

 入って少し歩くとドラウグルが居た。

 

 ドラウグルとは古代ノルド人のミイラのアンデッドである。

 元は竜教団という竜を髪としてあがめる宗教に属する者であり彼らがドラゴンプリーストの力でアンデッド化した存在である。

 他のアンデッドと違い自己維持を自分でし、一定値までの損傷なら動かなくなっても自動回復するという特性を持つ。

 

 それも触手で破壊し先へと進む。

 

「侵入者か!」

 

 横に広い場所に出ると死霊術師二名が魔法を使って襲ってくる。

 どちらも冷気魔法を使う。

 アイススパイクという体力とスタミナにダメージを与える魔法だ。名の通り氷の棘である。

 それを骨の盾を形成し防ぎつつ触手で二名殺す。

 

 盾を構えたまま更に奥へと進むと円形上の場所に出る。

 そこにはドラウグルが三体居る。

 一体はドラウグルデスロード、ドラウグルの最上位種だ。

 

「ファスローダー!」

 

 使われるのはシャウト。竜の言葉で構成された竜の魔法だ。

 見えない力の衝撃波がレイを襲う。

 レイは足から棘を地面に向かって刺しその棘からも棘を出すことで体を支え衝撃波を受け切った。

 ダメージこそ受けたが吹き飛ばされることはなかった。

 

 レイは左手を向け掌から骨の弾丸を射出。デスロードの胸を破壊した。

 

 そのまま右手の触手を振るい残る二体も破壊。

 

「この先か」

 

 レイは体を元に戻し中央の穴に降りる。

 

 更に奥へと進んでいった。

 

 

 

 

 進んでいった先は巨大な空洞だ。

 空洞の中に建物が建てられており中央部に塔が建っている。

 奥へと進むと死霊術師たちの儀式の声が聞こえてくる。

 狼の女王を復活させ支配しようとする儀式だ。

 

 進みながらドラウグルや死霊術師を殺しているとさすがに気付かれ刺客を送られるも全て殺す。

 そうして塔を登って触手を振るい抵抗させることなく全員殺す。

 すると召喚されていたポテマの魂が逃げ出そうとする。

 

「逃がすか」

 

 だが逃がすつもりはないレイは左手を巨大な口のついた触手に変え捕食しようとする。

 口のついた触手の歯は嚙み潰す形の歯だ。

 それを使いポテマの魂を噛んで掴んだ。

 

『やめ、やめなさい!』

 

 ポテマが心底嫌そうにそう叫んだ。

 

「だぁめ♡」

 

 そしてレイはそのままポテマの魂を噛み潰した。

 

 左手を元に戻す。

 

「これで終わりだな」

 

 さぁて次はどうしようかとレイは上機嫌に洞窟から出て行くのだった。

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