「~~~~♪」
「海斗、あと何が必要なんだ?」
鼻歌を歌いながらチョコケーキに必要な材料を次々とかごに放り込んでる海斗に何が必要か聞いた
「愛情かな?」
「くそボケがよ……」
海斗は悪い奴ではないんだ…お菓子を作るのも食べるのも大好きなだけのただのくそボケなのだといいたい。……諌山も苦労してそうだよな、こんなくそボケに惚れてしまって。
ただ、海斗の反応だったり発言だったりから察するに海斗も海斗で諌山に惚れてるんじゃないんだろうかと思う。ただ、こいつがくそボケすぎて自覚があるのか怪しいが…
「よし、買いもの終わったし行こうか」
「海斗、いっこ聞いていいか?」
家に戻る前にこれだけは聞いといたほうがいい気がした。
「お前って諌山のことどう思ってんの?」
「え?普通に友達だと思ってるけど?」
「こう、恋愛感情てきなあれだよ!!文脈で分かれや!!ば海斗が!!」
「何で急に切れてくんの!?理不尽!!」
いやいや、男同士で女の子をどう思ってるかって話なら恋バナ一択だろ!!!
「え~~でも、諌山さんって可愛いから俺なんかじゃ釣り合わないと思うんだよね~」
「んじゃあ、釣り合えるようになったら付き合うのか?」
というか、ナチュラルに諌山のこと可愛いって言ったな。
「そん時は俺から告白する」
皆さん、聞きました?これで惚れてないって言ってるんですよ?信じられます?
拝啓、諌山さま…今頃、チョコケーキにウキウキしておりますでしょうか?それともおばさんに海斗との仲をいじられている頃でしょうか?
海斗の友人として一つ忠告しておきます、強く生きろ!!
「へっくしょん!!」
「真実、風邪ひいたの?」
う~~んこう言っては失礼かもしれないが、私が風邪ひくくらいならとっくに彩葉の方が体調を崩してそうな気がする。頑張りすぎて
「もしそうなったら出水君に看病お願い出来るね~」
『諌山さん、体調大丈夫?ほら、ゼリー買ってきたから……はい、あーん』
うん、間違いなく風邪になったらこの光景があり得るっていうか目に浮かぶ………私の心の平穏の為にも絶対に風邪を引かないようにしないといけない。
「真実?大丈夫?顔真っ赤だけど?」
「出水君が看病してくれたらって考えてたんじゃない?」
「そ、そんなことしてないよ!!///」
そう言うと、二人がジト目でこちらを見てきたがしてないものはしてないのだ!!
「お前等、いつも楽しそうだよな」
「お待たせ~ケーキ出来たよ~~」
そこにケーキを完成させた男性陣が登場した、空野君はなんか私を可哀そうな子羊を見るような目で見ていたが何かあったのだろうか?
「うわ~~ケーキ美味しそうだね」
「俺の一番の得意なお菓子なんだよね!!」
そう言いながら、皆の分を丁寧に切り分けていく
「「「「「いただきます」」」」」
「う、うまぁ~~~!!」
「美味しい!!」
「ひっぐ…ひっぐ………私こんなに美味しいの久しぶりに食べたかも」
彩葉だけ反応がおかしい気がする。
「あの、酒寄さん………ちゃんと食べてる?」
「食べてるよ………」
「ほんとか?最推しとか居たらそいつに誓えるか?」
「無理」
彩葉の最推しは月見ヤチヨであり、それに誓えないならちゃんと食べてないってことになる………まったくこの
「よし、こうしよう。俺が酒寄さんに弁当を作る!!材料費は…俺に勉強を教えるでいいかな?」
「いいんじゃないか?酒寄は頭いいっていうか努力が凄いし」
「え!?いやいやいや悪いよそんな」
急に弁当を作る宣言をしだした出水君とそれに賛同する空野君に驚きながらも遠慮している彩葉
「じゃあ、酒寄さんがここ一か月間で食べたものを列挙してみて?ちゃんと3食食べてる?」
「……こ、粉と水のパンケーキとか?」
「はい、決定」
何それ?ただの焼き固めた粉なんじゃ?ていうか、お菓子づくり大好きの彼の前でそれをパンケーキというのはもはや侮辱では?
「といっても、俺もさすがに毎日は今はきついから週一とかでもいい?」
「ほんとに無理しないでいいからね?」
「酒寄さんが無理するのをやめたら考える」
「出水君、お菓子作りだけじゃなくて料理もできるんだ……女子力高いな」
「綾紬さんも興味ある?あれだったら一緒にどう?」
あれって言うのはあれの事だろうか?
「いいの?それじゃあお願いしちゃおっかな?」
「うん、任せてよ。一人分も二人分もそんなに変わらないから」
あ、違うわ。これ芦花と一緒に作るんじゃなくて芦花の分も一緒に作るって話してる
「海斗、そうなったらデカい弁当箱に作って皆で食う方がいいんじゃないか?」
「確かに、空野君の家にあれあったよね?運動会で使うようなやつ」
「あるある、あれ使えば5人分くらい余裕で入るだろ」
空野君が軌道修正してるかと思ったらなんか私までご相伴に預かる話になってる。何で男子って話の切り替えが早いの?
「という訳で、酒寄さんが頑張りすぎてる間は週一、とりあえず月曜のお昼は俺たちが弁当をつくるのでそれをここに居る皆で食べるで決定です!!」
「空野君もお料理できるの?」
「綾紬さん、空野君の弁当って彼が毎朝作ってるんだよね。卵焼きは絶品」
「へへ、照れるやろがい」「うわ、キッツ」「はい、お前の分の卵焼きは酒寄に献上します」
「私!?」「酒寄様!!何卒!!何卒!!卵焼きを分けてください!!」「いやどういう状況!?」
バカやってる男子にたじたじの彩葉が面白すぎるのでこのまま静観していようと思いケーキを口に運んだ。
チョコが濃厚で美味しいな~~~
「諌山さんってさ、ほんとうに美味しそうに食べてくれるよね?」
ケーキを堪能していると出水君が唐突にそう言ってきた。
「だって美味しいんだもん!」
「……そっか、今まで色んな人に美味しいって言ってもらったけどやっぱり、諌山さんにそう言ってもらえるのが一番うれしいな」
「そ、そうなんだ///」
「あの~お二人さん?俺たち居るの忘れてないよね?」
「いや~~真実と出水君がそんなに仲良しだったんだね~」
「あ///」
もう、完全に周りの事なんて見えてなかった……その事実に気づいて顔が熱くなってくる
「ふっふっふ、もはや俺と諌山さんは大親友と言っても差し支えないからね!!」
「ばかぁ!!///」
「
思わず、どや顔をした彼をぶってしまったが
はい、遅くなってしまい大変申し訳ありません。
しいて言うなら、今後の展開に悩みまくっていたからです。原作への絡ませ具合とか色々
なんとかある程度方向性が固まりそうなので頑張って更新していこうと思います。
最後に、ラストの海斗君のボケが伝わった人は僕とFIGHTしよう!!
原作に突入させるかどうか?
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原作に行け!(時を進める)
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いやいや、このまま原作前で進めよう
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段階踏んだ上で原作へ
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ちくわ大明神