なんか、久しぶりに学校に行く気がする。
「ドキドキしてきた?」
「なんか、転校生になった気分だ」
数日、学校を休んだだけだったのに学校が知らない場所になったみたいだ
「大丈夫だよ。皆、海斗君の事心配してたから。きっと盛大にお祝いしてくれるよ」
不思議だな、諌山さんがそう言うと本当にそう思えてくる
「ほら、みんな待ってるから」
そう言って、諌山さんは俺の手をひいて教室に入って行った
「みんな~出水君が復帰したよ~~」
それを聞いたクラスメイトがわらわらと集まって
出水、心配したんだぞ。とか出水君もう平気?とかの心配する声がたくさん聞こえてくる
なんか、落ち着かなくて愛想笑いしながら席に着くと
「おう、パンダ。元気だったかよ」
「空野君、久しぶり」
「迷いは晴れたか?」
「うん。」
視線の先には授業の準備をしている諌山さんの姿があった
「あの子のおかげだ」
本当に諌山さんが居てくれたから俺は生き残れた。
そう思っているとスマホが光った
「なんだろう?」
そう思い、スマホを開くとツクヨミ運営からメールが届いていた
「何処だここ?」
最早、詐欺メールの匂いしかしないはずなのにどうしてこんなにも心の奥の奥の奥底をたたきつけてくる感覚があるんだろうか。
しかも極めつけは
『かぐやに会いたいならここに来い』
どう見ても、詐欺にしか見えない。でもどうしても行かなければならない気がしてならなかった
「おい、ば海斗。そろそろ授業始まるぞ」
「ごめん、空野君。俺、生理だから帰るね」
「は!?ちょ!!おま!?」
空野君が俺を止めようとするがどうでも良かった
大事な事だけ忘れないようにしないと。
「諌山さん」
「出水君?どうしたの?そろそろ授業が始まるよ?」
「ごめん、俺行かないと」
「気を付けてね」
「うん、ありがと」
最後に諌山さんを抱きしめて
「ありがと、諌山さん。俺やっぱり君の事大好きだ」
「かぐやと彩葉をよろしくね」
学校を飛び出して目的地まで一心不乱に走った
目的地に着くとそこには
「出水君!?」
「酒寄さん、久しぶり」
「………もう大丈夫なの?」
「うん、大丈夫。心配かけてごめん」
かぐやの為の曲が出来たかは聞かなかった。聞くまでもなかった
「俺も答えを決めてるよ」
「行こう、待ってる」
マンションの扉を開けるとそこには水槽に埋められたタケノコと配線が散らかったサーバールームともいうべき光景が広がっていた。
『ここから入れ』
酒寄さんがFUSHIがそう言ってると教えてくれたのでかぐやを近くに感じれると思い持ち歩いてたスマコンを取り出してツクヨミにログインしようとした
「え!?出水君!?」
「俺にかまうな!!かぐやが待ってる!!絶対に行くから先に行っててくれ!」
ログインは出来たが天守閣ともいえるべき施設に着いた瞬間に俺だけ別の場所に転送されたようだ
転送されたのはどうやら真っ暗な空間の様だった
『ごめん、海斗。ヤチヨは本気で君に会いたくないみたいだ』
「FUSHI、ごめん。君の主人の望みは叶えられない」
君が会いたくなかったとしても俺は会いたいんだ
「会って、謝りたいことも言いたいこともたくさんあるんだ」
だから行かないといけない。そう思っているとぞろぞろとあの時の灯篭頭が現れた
『あれは、ツクヨミの最終防衛プログラム!?危険だ海斗!』
「かぐやに会えないことに比べたらこんなの危険でも何でもない」
次々と現れる灯篭頭を切り刻んで先に進む。
俺は諦めない、かぐやに会いたいんだ。
待たせてごめんって謝りたいんだ
「俺はあの子に好きだって言いたいんだ」
だから
Are you ready
「そこをどけ」
躊躇なく、YESを押して俺は自分のアバターを鬼のような龍のような姿に変貌させた
『ったく、馬鹿が』
FUSHIがそう言うとアバターが光りだした。
『お前に何かあったらヤチヨが悲しむんだ。危険性だけ取り外したから時間は気にするな』
「ありがと」
『お前の為じゃない!!ヤチヨの為にしたんだ!!分かったらさっさとここを切り開けくそボケが!!』
「言われなくてもやってやるから大人しくしとけよ」
なんか、FUSHIが肩に乗ってきて相棒面しだしたのでちょっとむかついたのは内緒
あれからどれだけ時間が経過したんだろう?
!”#$%&’()=~|
灯篭頭からだんだん、三味線抱えたやつだったり扇を構えたやつだったり髭の爺さんだったりと卒業ライブの時にやってきたやつらが現れた。
「ふ~~」
どうやら、どんなに押しても駄目らしい
「押して駄目なら………」
刀の形状をより鋭く、空間を切り裂けるくらい鋭く。
力強く、しなやかに変貌させていく。
「押し通るまでだ」
俺が武器を構えたのを確認した後にもう全合体だと言わんばかりに全部の月人が一つとなった超生命体ともいえるべきものに変貌した
『海斗!!』
「大丈夫、見える」
すれ違いざまに一閃すると、月人の首が落ちた
『海斗、ヤチヨが活動限界だ』
「それって大丈夫なのか!?」
活動限界って、なんか危険な響きじゃないか?
『ヤチヨは情報を整理するために一定時間活動をしたら強制的にスリープモードになるんだ。』
『今なら、セキュリティを突破できる』
「分かった………」
「はぁ!!!」
抜刀・一閃・断絶
その瞬間、間違いなく俺は世界を切った
「なんで、アパートの扉があるの?」
『ヤチヨの大事な記憶だからだ』
そうか、酒寄さんと出会ったここがかぐやにとって大事なもんなんだね
嫌!来ないで!!
黒い影のようなものが扉の前に現れた
「かぐや、俺は………」
私は貴方に会いたくないのに!!どうしてきたの!!
「俺の気持ちを伝えるために来た」
私は、もうあの時のかぐやじゃない!!だからあなたなんて知らない!!知りたくない!!
「俺はもう、逃げない。自分の気持ちからも運命からも」
かぐやに会いに来たんだ。ここまでくれば
全てを捨てて、かぐやに近づいた。
来ないで!!
「俺は君に会いたい」
嫌だ!!
「俺は居なくならない。」
諦めてよ!!
「俺は諦めない」
なんで………!!なんで………!!君はそこまでするの!!
「だって、俺は君が好きだから」
影の姿をしていたヤチヨが砕けて湖のような場所に変わった
「………!!酒寄さん!!」
「い………出水君?」
よかった、無事だったみたいだ。
「なんで………なんで彩葉も海斗も私を………」
「だって、君はここに居るじゃないか」
「
「そんなことは知らん」
そんなことどうでもいい
「君が
「どっちも俺が好きな君なんだ。どんな姿になったって関係ない。」
「馬鹿………」
「知ってる」
「ば海斗………海斗は真実が好きなんじゃないの?」
「好きだよ。」
「だったら!!!」
「だったら………私なんかじゃなくて真実を愛してよ。私なんかほっといてよ………」
「嫌だ!!!」
「
「俺は絶対に君を一人にしない。したくない!!」
「ほら、こうしたら温かいんだよ」
「海斗ぉ………海斗ぉ………」
「無理に独りになろうとしなくていいんだ。もう君は一人じゃないんだから」
「うん………うん………」
「これからは悲しいことは半分こしよう。」
「そんで嬉しいことは2倍にしよう。」
「ちょっと、私もいるんだけど?」
「彩葉………」
「ごめんごめん。」
「ヤチヨ、貴方のおかげで私は生きてこれた。私はかぐやと居たい」
「………ずっと、ずっと考えてた………触れたら温かいかなって………」
「うん、温かいよ」
「また………彩葉とパンケーキ食べたいよ………海斗のチョコケーキ食べたいよ………」
「………出水君、私やりたいことが見つかったかも」
「奇遇だね、俺もだ」
「本当のハッピーエンドまで付き合ってよね」
「俺たちが絶対にハッピーエンドまで連れていくから一緒に行こう」
次回!!最終回!!10年経ってもくそボケすぎる!!
細々と書いてた原作前と奮起しながら苦戦しながら書いた原作編の集大成をご覧ください。
一応、番外編もいくつか投稿予定です。
原作に突入させるかどうか?
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原作に行け!(時を進める)
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いやいや、このまま原作前で進めよう
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段階踏んだ上で原作へ
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ちくわ大明神