私は、この日誓った。まかり間違っても徹夜明けと思われる彩葉にお酒を渡してはいけないと……
「私、実は高校の時出水君のこと好きだったんだよね」
「え!?芦花!?零してるよ!?」
まさかの彩葉の衝撃の告白で動揺した芦花がグラスをこぼしてしまった。急いでおしぼりなどを使って掃除をしていると珍しく酔ったらしい彩葉が催促してくる。
「ねえ、聞いてる~?二人とも~?」
「聞いてるから黙ってて?」
誰のせいでこんなことになったと思ってるの?お前だよ?
「い、彩葉………もう一回聞いてもいい?今なんて言ったの?」
「え~芦花聞いてなかったの~?だ~か~ら~、私高校の時、それこそヤチヨのこと知るまでくらいは出水君のこと好きだったって」
「だってさ~あんなに美味しそうな匂いさせておいて優しい顔で餌付けされたら誰だって惚れるって」
同じような理由で惚れた身としてはなんも言えない
「なのに、全然真実ともかぐやともくっつく気配がないからこっちまでじれったくなっちゃってさ~」
「かぐやの卒業ライブの後で本当は諦める意味も込めて告白までしようかとか考えてたのにさ~」
「事故にあったって聞いた時にあの時無理やりにでも止めておけばってずっと後悔してたのにさ~」
「ヤチヨの話を聞いた後に謝ろうとしたらさ~超笑顔で『酒寄さんのおかげでかぐやに告白出来たありがとう』なんて言われてさ~何もいえないまま失恋したな~って思ってさ~」
「まあ、おかげで入試に集中出来たんだけどね~」
「と、とりあえず水飲もう?彩葉?」
「可燃性なら飲む~~」
「駄目だからね?」
それはアルコールだろ、飲ませるわけないよね?
「まあ入試に集中しすぎて終わったあとに芦花が好きだって気づけたんだけどね~」
「そっか~………良かった//」
「芦花~ちゅ~しよ~」
「やめてね?彩葉?」
気まずいからね、親友同士のキスを見せられる私の気持ちにもなって?
「じゃあ、真実。ちゅ~しよ~?」
「しないからね?」
あんたの恋人は別にいるでしょ?私も恋人いるからね?あんたに負けず劣らずのくそボケだけど
「じゃあ、出水君呼んでちゅ~しよ~っと」
「何で!?」
何でそうなるの!?彼女目の前にいるけど!?
「あ、もしもし?今からお店に来れる?あ、そう?じゃあよろしく~」
私と芦花がびっくりしている間にとっくに連絡も済ませて呼びつけていた
とりあえず、彩葉に可燃しない水を飲ませようと芦花と画策しているうちに
「呼ばれてきたけど、どういう状況なの?」
「何で来ちゃうの?」
「呼ばれたから来たのに!?」
海斗君来ちゃったよ………鴨が葱を背負って来ちゃったよ………
「いずみく~ん」
「わ、酒寄さんどうしたのって………お酒の匂い凄いな!!」
「ほら、こっち向いて~」「ほんとにだいじょう……」
「んぐぅ!?」「ん~~」
海斗君に抱き着いた彩葉がそのまま顔を掴んでキスし始めた
「「ちょっと待て~~~!!!」」
おいおいおいおい、ひと様の恋人にっていうか自身の恋人の前でキスすんなよ!!
「っぷは、よし!」
「マジでどういう状況なの?なんで俺、酒寄さんにキスされたの?」
『彩葉、酔いすぎだよ~』
「ヤチヨ~今からツクヨミにログインするからキスしてあげるね~」
「誰かこいつ止めろ」
キス魔となってしまったくそボケ一号を誰か止めろと思っていると
「彩葉」「何?芦花?」
芦花がどこか怒りを込めた声で呼ばれてる癖に超嬉しそうに彩葉が振り返ると
芦花が彩葉の口を自分の口でふさぎ始めた
「か、海斗君は見ちゃ駄目!!」
「目が!!!」
思わず、海斗君の目を隠そうとしたらどうやら手が当たってしまったらしい。ごめん
「きゅ~~」
「ごめん、真実。お詫びにここは私が持つから彩葉連れてイクね」
「あ、うん。ありがと?」
そう言って、芦花は彩葉を連れて帰ってしまった。
「え?ほんとになんで俺呼ばれたの?」
マジで謎だった…急に電話で呼び出されたと思ったら彼女の前でキスされるし彼女からは目つぶしされるし。
「………ねえ、海斗君」
「ど、どうしたの?真実さん?」
「ちょっと休憩していかない?」
いろろかはやりましたが。海真実がしたかは想像に任せます。
原作に突入させるかどうか?
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原作に行け!(時を進める)
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いやいや、このまま原作前で進めよう
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段階踏んだ上で原作へ
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ちくわ大明神