〇〇〇がくそボケすぎる
というタイトルのつけ方をしてない場合は本編とは違う世界線の想定です。
「かぐやを抱いて」
月に帰る前にデートとして出かけたかぐやが最後にお願いをしてきたのは予想外のようなどこかそんな気がしたお願いだった。
そんな気はしていたはずなのに、答えをすぐに出すことができない俺を見たかぐやは
「………今日は帰るね」
そういって帰ろうとしたかぐやの手を思わず掴んだ
「………海斗?」
「待ってくれ。かぐや」
つい呼び止めてしまい、かぐやの顔を見たときに気付いてしまった。
かぐやの不安と諦めに近いような表情を見たときに気付いてしまった。
俺は
「ん!?」
俺はかぐやが好きなんだ
「好きだ」
「海斗……」
「だから、最後のお願いを叶えよう」
「今更、やっぱなしはダメだからね」
「かぐやこそ……今更、冗談でしたは無しだからな」
その日から、三日三晩お互いの求めあった。
最後の時間を惜しむかのように愛撫した
かぐやとの別れを否定するかのように喘いだ
お互い以外なにも要らないと思えるくらい愛しあった
「海斗ぉ……」
かぐやが俺を求める声を出す度に命を燃やしてかぐやを満たした
気付けば、卒業ライブ当日になっていた
「一回、彩葉のところに帰らないと」
嫌だと言いたかった。最後の瞬間まで二人で過ごしたかった
でも、それと同じくらいかぐやがツクヨミでのライバー活動や酒寄さんのことが大事だってことも知ってた。
先ほどまで激しく求めあったとは思えないくらい静かな帰り道だった。
かぐやの卒業ライブが終わったあとに、出水くんのお母さんから私に連絡がきた
『真実ちゃん、海斗がどこにも居ないの』
「え?」
どこにも居ないとはどういう意味だろうか?確かにかぐやと会うと話してから昨日まで音信不通だったとは聞いたが今朝、帰ってきたと話していたのを覚えている。
「わ、私も探します」
『見つけたらすぐに教えて』
とりあえず、出水くんが行きそうな場所・思い出を全部ひっくり返して探した。
時計の針が魔法を解す頃に、出水くんからメッセージが届いた。
『ごめん』
その一言だけですべてを察した……察してしまった
私は失恋したんだって
出水くんはかぐやを選んだんだって
かぐやを選んだ出水くんは地球にはいなくて、かぐやと一緒に月に行っちゃったんだって気付いてしまった。
その事実に気付いた私は自然と涙があふれて止まらなかった。
確かに失恋した悲しみはあった。
かぐやが居なくなったことも悲しかった。
でもそれ以上に、もう二度と海斗君と話すことも振り回されることも祝福をすることも
会うこともできないという事実が私の体を蝕んだ。
あれから一年が経過した。
彩葉は東大の法学部を目指して勉強している。
芦花は変わらず美容系インフルエンサーとして活動している。
そして私は
「ありがとうございました」
「諌山さん、今日はもう上がっていいよ」
「はい、お疲れさまでした。」
出水くんの実家のケーキ屋でアルバイトとして働いている。
彼がいつこっちに戻ってきてもいいようにしたい気持ちと彼とのつながりを失いたくない気持ちが複雑に絡み合ってもう自分でもきっかけが思い出せなくなってきた。
ツクヨミでのライバー活動は引退した。
ツクヨミに行くと、嫌でもたくさん思い出してしまうからブラックオニキスのファンも引退した
私は2年前の出水くんとの思い出の場所だけを守ってる
別の人を選んだ彼を認めることも諦めることも忘れることもできずに醜く、無様に抗い続ける
いつかきっと再会できることを信じて
あの日、お願いを叶えてたらどうなっていたのかって想定のお話でした。
原作に突入させるかどうか?
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原作に行け!(時を進める)
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いやいや、このまま原作前で進めよう
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段階踏んだ上で原作へ
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ちくわ大明神