彩葉の歌が聞こえた私は『そうだ地球に戻ろう』と思い、窓から地球を見た。
『ほほほ』
そこにはよぼよぼのお婆ちゃんになってしまった彩葉と
『海斗君、来たよ』
出水家之墓と書かれた石に水をかける真実の姿があった。
……私、大遅刻してしまったんだ!!
でも安心!!月のちょうぱわーーで時間なんて簡単に超えちゃう!!
引継ぎ用のかぐや二号も作って引継ぎも終わらせたしあとは帰るだけ!!
そうして意気揚々とタケノコに乗って帰ろうとしていると
ドーーーーン!!!
なんか大きな石に当たっちゃってタケノコが制御不能に!?
「どわわわわ~~~!!!????」
そして気が付いたら8000年前の地球に流れついてた
いつか、必ず彩葉にも海斗にも会える。
そう信じて8000年過ごした。
第二次世界大戦の時は本当に彩葉たちの時代まで辿り着けるのか不安で壊れそうだった。
彩葉が言いそうなこと、海斗が言いそうなことを思い出しながら正気を保った。
色々な人と出会い、別れを経験した。
すごい鈍い人に出会うと海斗のご先祖様かな?と思えた。
現代に近づくにつれてヤチヨが一向に現れる気配がなかった。
その時に気付いた。
「そっか、誰かがヤチヨになるんじゃない。」
私がヤチヨになるんだ
ヤチヨになった私をきっと彩葉は見つけるだろう。
いずれ、海斗にも再会できるだろう
楽しみと不安が入り混じった純粋で複雑な気持ちだ
会いたい人に会えるはずなのに、その時に
もう、かぐやとして二人の前に現れることはないだろう……
寂しいけど覚悟はできた。
ヤチヨとしてライブをしているときはどこかに彩葉が居るのかな?と思っていつ来てもいいように全力で笑顔で楽しんだ!
まあ、自分が楽しかったってのもあるけど。
私が知ってる人が初めてログインしてくれた時はうれしくて自分でチュートリアルをした。
朝日がログインしたときは彩葉の面影を勝手に重ねた。
雷が、乃依がログインしてきたときは海斗の面影を勝手に重ねた。
芦花がログインした。懐かしさで泣きそうだった
真実がログインした。嬉しさで壊れそうだった
彩葉が来てくれたときは、嬉しさと懐かしさとまだかぐやのことを知らないのに
彩葉とは再会できた。
あとは、海斗と再会するだけだ。
そう思って数年が経過した。
もうすぐで
『ヤチヨ』
FUSHIが海斗が新規登録をしてくれたことを教えてくれた。
やっと会える!!そう思ってみんなと同じようにチュートリアルに出ようとしたが
『誰?』
そう思われるのが怖くなった。
この時の海斗は
好きな人に変わることを選んだ
変わってしまった
変わり果てた私を知ってほしくなかった
そう思うと踏み出す一歩が………踏み出したい一歩が私の体を鉛のように重くして
恐怖が私を蝕んだ
「FUSHIお願い」
『いいのか?』
「うん、お願い」
そこまで心配そうな顔をしなくても大丈夫。
いつか面と向かって会うことができる。
でもそれは今じゃない
「大丈夫、絶対大丈夫」
自分に
いつかちゃんと再会できたときに
懐かしさと愛おしさで変になりそうだった
それからしばらく経って
ある時期から
あぁ、とうとうこの時が来たのか…来てしまったというべきなのか
「頑張れ!
この気持ちは本心だった。
でも、海斗を追っていて改めて気付いた。
「海斗、真実のこと好きなんだな~」
優しいはずの海斗が激情をむき出しにして殺意をもって月人を葬ろうとしていたから
そう思うと、怖くて顔を見られなくなった。
きっと
でも、
不安に押しつぶされそうになり、配信をお休みしていると天守閣にログインしようとしているアカウントが現れた。
しかも二つも
一つは彩葉のアカウントだった。
もう一つは
「……なんでこっちに来ちゃうの」
海斗のアカウントだった
海斗に会うと、もしかしたら
怖い……
嫌だ……
彩葉に
彩葉よりも先に私がスリープに入ってしまった時に知ってしまった。
海斗が
もう、
再会するまでに途方もない時間が経過してしまった。
純粋で無垢な少女ではなくなってしまった
海斗のことが大好き
海斗が私を好きだと言ってきたときは驚いた。真実が好きなんだとばかり思ってたから
そう聞いたらまさか二人とも好きだなんて斜め上のような海斗らしい答えが返ってきた
私を抱きしめてくれた海斗から本来感じないはずの温もりを感じた。
「あ、起きた?かぐや?」
「……海斗?」
「よかった、定期メンテナンス終わってから中々目を覚まさなかったから心配したんだよ」
どうやら、海斗の膝枕で寝てしまっていたようだ
「……ねえ、海斗」
「どうしたの?かぐや?」
「海斗はかぐやのことどう思ってる?」
「好きだよ?」
「……それって友達として?」
「変なこと聞くね?どういう好きか今から証明しようか?」
膝枕をしてくれていた海斗がそのまま私に顔を近づけていって唇を奪っていった
情熱的で刺激的なキスを時間がわからなくなるくらいした。
「俺、かぐやが思ってるよりかぐやのこと好きだからね」
「ひゃい//分かりました//」
してやったりな顔をしていた海斗はとても色っぽく見えた
最近、執筆に必要なパワーとか時間が不足している気がします。
このお話も3日くらいかけて書いてます。
原作に突入させるかどうか?
-
原作に行け!(時を進める)
-
いやいや、このまま原作前で進めよう
-
段階踏んだ上で原作へ
-
ちくわ大明神