諌山真実はくっつけたい   作:納豆伯爵

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無事にバイオロイドとしてボディを獲得したかぐや。

しかし、ボディの性能について一つだけ悩みがあったそれは………

ってお話です


クライアントの要望に答えたくなさすぎる

「彩葉ぁ~お願い」

「駄目」

「彩葉ぁ~」

「駄目」

「い・ろ・は♡」

「駄目」

 

あの手この手でおねだりしてくるがこの件だけは絶対に首を縦に振るわけにはいかない

 

「彩葉のケチ!!!」

「あんたが何言おうとダメなものはダメ!!」

 

 

 

子供ができるようになる機能だけは!!

 


 

ぶ~~~!!彩葉のけちんぼ!!くそボケ!!!

 

「海斗の子供が欲しいだけなのに」

「ん~、彩葉的には複雑なんじゃない?」

「どゆこと?真実?」

「だって考えてみてよ、自分の娘が自分の友達とそういう事ヤりたがってる状況だよ?」

「あ~~、それはちょっと……」

嫌かもと思ったが認めてしまったら彩葉に認めさせるなんて夢のまた夢すぎる

 

「どうしたらいいと思う?」

「悪ふざけ半分の提案ならあるけど」

「何々?」

「やっぱ、こういうのは形式が大事だと思うから……ゴニョゴニョ」

「ふんふん、なるほどね。真実天才じゃん!!」

 

よっしゃそうと決まれば準備準備

 


 

なんか、かぐやが昨日自信満々な顔して

『彩葉、明日カチッとした格好で応接室に居てね』

と言ってきたし、職員はみんな口を揃えて『頑張ってください』しか言わないし副所長の出水くんは大事な用事があるとのことでお休みだし何事だろう?

 

「彩葉、お疲れ~」

「芦花?なんでここに?」

「真実に呼ばれたんだよね~」

ますます意味が分からん………どういうこと?

 

などと考えてると応接室のドアがノックされた

 

「失礼します。」

そういって部屋に入ってきたのは今日は大事な用事があるとのことでお休みしていたはずの出水くんとかぐやが居た。

 

「酒寄さん」

「ちょっと、海斗。」

「あ、そうだった。お義母さん」

「誰が『お義母さん』だ」

なんか、謎の茶番始まったんだけど本当にどういうこと!?

 

「娘さんを僕にください!!」

「ほんとにどういうこと!?」

話の流れが全く分からないんだけど!!

 

「僕、先日より正式にこちらのかぐやさんとお付き合いさせていただいておりまして。」

「あんたが告った時その場にいたからね。知ってるよ」

芦花には口が裂けても言えないがあの頃の私は君のこと好きだったからね。

 

「待って、君には既に奥様が居ると私は聞いているんだけど?」

「芦花!?」

なんで芦花までこの謎茶番に乗っかってるの!?ていうか、出水くんが真実とかぐやのどっちも好きで可能ならどちらとも恋人にしたいって言ってきた時に芦花も居たよね!?

 

「確かに、僕には愛する妻が居ますが同じくらい僕はかぐやのことを愛しています」

「口ではなんとでも言えるんじゃないんですか?」

「パパ」

芦花が父親役かい、あとパパ呼びやめい

 

「確かに僕と真実さん、そしてかぐやとの関係は歪かもしれません。それでも僕は……俺は」

 

 

「どっちかを選ぶなんてことはしたくありません。だってどっちも俺にとっては同じくらい大事で大好きな人だから」

「海斗、かぐやも海斗大好き」

 

「彩葉」

「芦花」

「認めてあげていいんじゃない?」

「何が?」

「かぐやちゃんと出水くんのこと」

「認めてあげるって私は別に反対してないし」

あの日、出水くんが私のやりたいことに即答で賛同と協力を申し出てきた時からそして、真実とかぐやの二人が好きだと堂々と言い出したときからその関係性に反対はしてない

 

「かぐや」

「何?彩葉?」

「まず、あんたの体は一人のものじゃないからね」

「彩葉と海斗とかぐやの三人の体ってことだね//」

そういう事ではなくてね

「かぐやの義体って便宜上は研究資料なの」

「そうだね。これ作る過程で医療の進化を40年くらい進めたもんね俺たち」

たまに博士のおかげで生きる希望が出来ましたって手紙が届くくらいには感謝されてるみたいなのよね。おかげで特許料とかで職員への給料だったりが払えてたりする

 

「で、ここからが本題。」

「何々?」

「アンタに新機能とかを追加したい場合はちゃんと理由を説明してしっかり研究報告書とかを作成しないといけないの」

「なんで?」

「下手したら個人で軍隊が作れるからだね」「バイオロイドとしてKG型を発表したときに軍事利用が目的か聞いてきた人いたからね」

 

「だからロケットパンチ付けてって言ったときに微妙な顔してたんだ」

「いや、それは普通に嫌だっただけ。それは置いといて」

「アンタに子供ができる機能をつけるとしてどう説明するつもり?私達はアンタたちのことを知ってるからいいけど何も知らない第三者とかからしたら出水くんはAIと浮気してるとか思われてもおかしくないよ?」

「外野の声なんてどうでもいいんだけど?」

「どうでもよくないから言ってんの。アンタの評価にも関わってるんだから」

「俺、別にかぐやが喜ぶならそれで充分なんだけど」

「変なあだ名をつけられてそれで真実が傷ついたらどうすんの?」

「そんときはそのあだ名付けたやつを殺す」

「殺すな」

ほんとに、このくそボケは……殺すと言ったら本当に殺しかねない。10年前のかぐや卒業事件がすべてを物語ってる

「かぐや。出水くんを犯罪者にしたくなければ分かってるね」

「任せて」

 

 

「変なあだ名付けてきたやつのPCを全部ハッキングして後ろめたいこと全部ネットの海にぶん投げるから!!」

 

「違うわ!!!」

まったく、ある意味似たもの同士というかなんというか……

「不妊治療に対する新規アプローチって形でいいんでない?」

「まあ、やっぱ研究扱いするならその方向よね」

私と出水くんが研究の方向性を話し合いだしたことでかぐやはわくわく顔してきた

 

「じゃあじゃあ!!」

「いつかは出来るようになると思うよ」

 

「でも、その前に」

 

スマホを操作して小中学生向けの本をいくつか注文した

 

「かぐやは、これから私と勉強ね」

そういうとかぐやはめっちゃ嫌そうな顔をした




かぐやっほ~するにはハードルがあってじゃな?
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