私は1人で生きていける   作:ふぁ!?

8 / 8
はい、やっとの更新です。マジで投稿頻度を上げたいけど中々思うように書けねぇー。それと今回は短いです。前までが異様に長すぎたんや…これが本来の長さなんや…。そして何故か1週間以上更新してないのにUAもお気に入り登録も増えてるんですけどなんでなんだろうか、めちゃくちゃ嬉しいんだけど不思議の方が勝っちゃってるよ。

それと前話でこの小説史上最大のミスをやらかしたので修正しました。マジですんませんした…入れなきゃいけないパートを完全に飛ばしてた…


第8話

ヤチヨさんのライブから数日が経ち夏休みに入った。私は自分の部屋で学校から出されている課題に取り組んでいた。この課題が終わりれば次の課題に移行して全ての課題が終われば予習復習をする、いつの日かヤチヨさんに言ったように勉強漬けの夏休みになる…筈だった。

 

「ねぇー!暮葉もライバーやろー!」

 

「無理です」

 

「なんで!かぐやとライバーやってヤチヨカップ優勝しよ!」

 

現在、私の部屋にはかぐやさんが居る。基本はあの人の部屋で暮らしているかぐやさんだけど、今日はあの人が夏期講習で居ないので私の部屋に遊びに来ている。聞く所によると髪色が変わったらしく見た目はほぼツクヨミのアバターと同じ容姿になってるらしい。あの人は酷く疲れた声色で「理解の範疇超えし宇宙人」と言っていたけど、私としては顔のイメージがしやすくなったのでありがたいぐらいだ。

 

「チャンネル作ってライバー始めたんだ!タブレット借りていい?」

 

「良いですよ」

 

私が了承するとタブレットが開く音がする。このタブレットは娯楽用ではなく学業用として使っている。授業ではタブレットをノート代わりに使う、音声アシストがついているので文字を打つ度に音声として聞こえるから私でも使える、テストもこれを使って受けている。

 

『かぐやっほ〜!月からやって来たかぐやだよ、今日はやる事思いつかないからこれで終わり!じゃあねぇ〜………ん?これで切れてるのかな?』

 

ずっと聞いてると呪われそうな音楽と自己紹介をするかぐやさんの声、たぶん自分で作った動画を流してるんだろう。あと最後の部分って絶対に何かトラブルあったよね。

 

「凄い、特徴的な音楽ですね」

 

「彩葉のキーボードで作ったんだけど上手く出来なくてさ、でも大丈夫!彩葉がプロデューサーになってかぐやに曲作ってくれるから!」

 

「酒寄さんが、ですか」

 

父が亡くなって以降好きだったキーボードや作曲も辞めて音楽にすら触れなくなったあの人が曲を…

 

「だから暮葉もライバーやろ!」

 

「ですから私はやりません。それに私は酒寄さんのようにキーボードも弾けませんし作曲も出来ません。と言うよりそもそも楽器全般が弾けません」

 

カスタネットやタンバリンなどの振ったり叩いたりする楽器なら出来るけど、流石にそれらとキーボードは合わないだろう。

 

「じゃあ暮葉もかぐやと歌お!」

 

「…はい?」

 

「それなら楽器も触らないし暮葉でも出来るよ!」

 

この流れはマズイ、そう私の脳内が警笛を鳴らした。このままいくと私はかぐやさんとライバーになって歌う事になってしまう、それだけは避けたい。

 

「分かりました。ではこうしましょう、かぐやさんのライバー活動の手伝う。というのはどうでしょうか」

 

「手伝う?」

 

「はい。例えば室内で何かやる時は私の部屋を提供、ツクヨミでやる時はは撮影や機材の設置などの雑務、言うなれば裏方ですね」

 

聞く話によるとあの人の部屋は今かぐやさんが100円ショップで買った品物で溢れてるとか、私の部屋は躓かないように物は最小限にしてるからあの人の部屋よりは広く使える。

 

「裏方…じゃあ暮葉はディレクターね!」

 

「はい?」

 

「彩葉がプロデューサーで暮葉がディレクター。よーし!かぐや頑張る!」

 

何かおかしな方向で納得したような気もするけどとりあえずライバーにされる事は無くなったようだ。

 

「ヤチヨカップ。絶対に優勝しようね!3人で!」

 

「はい。頑張りましょう」

 

とりあえずやれるだけの事はやってみよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで始まったかぐやさんのライバー活動。まず最初の活動はツクヨミでの路上ライブ、曲は『私は、わたしのことが好き』というあの人とかぐやさんのオリジナル曲を歌っていた。その際に私は黒猫の着ぐるみ、あの人は狐の着ぐるみを来て路上ライブに参加していて、かぐやさんの両脇で紙吹雪を撒いてライブの演出のような事をしていた。お客さんは少なかったけどライブをしているかぐやさんはとても楽しそうで、見ているだけでこちらも楽しくなる凄いライブだった。

 

かぐやさんはその後も色んな事に挑戦した。他のライバーの動画を見て面白いと思った事、やってみたいと思った事を片っ端からやってみた動画として投稿していった。激辛カップ焼きそば完食配信、話題のお菓子を食べてみた配信、ホラーゲーム配信などなど、ちなみにこれらの配信は全て私の部屋で行われたのだけど…まぁ、うん…色々と大変だった。

 

まず激辛カップ焼きそば完食配信はかぐやさんが途中でリタイアしてしまい、途中参戦した私とあの人で残りを食べる事になったんだけど。

 

『すごい赤いんだけど…』

 

『食べる前から辛いのが伝わってきますね』

 

『『いただきます…んぐっ!?』』

 

『辛い!?と言うより痛い!』

 

『これ本当に人が食べる物ですか…!』

 

『水うま〜』

 

『『辛い!痛い!』』

 

本当に地獄の配信だった。食べた後は暫く水を飲むのも辛いぐらいに喉が痛いし部屋は刺激臭でいっぱいで匂いが取れるのは3日ぐらいかかった。

 

話題のお菓子食べてみた配信では。

 

『今日は最近話題のアースグミを買ってきたよ!…え?古い?』

 

『まぁまぁ、とりあえず食べてみるね?いただきま~す。モグモグ…あり?なんか思ってた味と違う』

 

『いろ…イロPとくれ…クレDもちょっと食べてみて?はい、あ〜ん』

 

『こっちに振らないでよ。…あーん…』

 

『私もですか?』

 

『どう?』

 

『…美味しいよ』

 

『…ですね』

 

『絶対嘘じゃん!あんまり美味しくな〜い!』

 

『こらっ!そんな事言わない!てかアンタこれ大量に箱買いしてたよね』

 

『話題だから美味しいかと思って…』

 

『これは…食べきるのに時間かかりそうですね』

 

その後は暫くグミを食べる生活が続いた。あの人が知り合いに配ってくれたのでなんとか食べきった。ちなみにイロPとクレDとはあの人と私の配信中での呼び方で、ツクヨミユーザーネームよイロにプロデューサーのP をつけてイロP、同じくツクヨミユーザーネームのクレアにディレクターのDをつけてクレDと言った感じ

 

ホラーゲーム配信では。

 

『かぐやっほ〜。今日はホラーゲームをやるよ』

 

『今回は隣にイロPとクレDが居るよ!』

 

『なんでこんな事に…』

 

『私、リアクションとか出来ませんよ』

 

『それじゃあスタート!』

 

ーーー

 

ーー

 

 

『うわぁ!出たぁ!』

 

『ちよっ!コントローラー投げないでよ!』

 

『は、え、あの何かが突然降ってきたんですけどなんですかこれ?凄い震えてるんですけど』

 

『くれ…クレD逃げて!ゾンビ来てる!』

 

『逃げてと言われても…』

 

『あー!そっちはゾンビが居るほうだよ!反対に逃げて!…あれ?』

 

『なんでこの子素手でゾンビを殴殺してるの…』

 

『あ、震えが止まりました』

 

結局よく分からないままクリアしたらしい、かぐやさん曰くコメントは大盛り上がりだったらしく大成功とのこと、途中でコントローラーを渡された時はどうしようかと思ったけどなんとかなって良かった。

 

他にもダンス、ペットボトルロケットの打ち上げ、あの人の知り合いの方と話題のお店に行ったりメイク配信をしたりしたらしい。したらしい、と言うのも私はその現場に居ないのであくまでかぐやさんとあの人から聞いた話なので詳しくは分からない。基本的に私が手伝うのは室内とツクヨミの撮影のみ、外での撮影は行っても手伝える事が少ないし邪魔になるので誘われても断っている。断る度にかぐやさんが悲しそうにするから中々に心苦しくはあるけど迷惑になるのは目に見えてる。…まぁ、目は見えないんですけど。

 

それなのに…

 

「海だー!」

 

「晴れて良かったね」

 

「私焼きそば買ってくる〜」

 

「かぐや、あんまり騒がない!」

 

どうして…

 

「どうして私は海に居るんでしょうか…」

 




※この小説はジョジョとは全く関係がありません。クレDは書いてる途中で気づいただけなんでマジで偶然です。

次回!水着回!



  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

友人の相談が思ってたのと違う!(作者:ふぁ!?)(原作:超かぐや姫!)

設定が降ってきのでとりあえず書いてみた。


総合評価:351/評価:8.62/連載:3話/更新日時:2026年04月08日(水) 07:00 小説情報

超完璧人の片割れは一歩後ろを歩く(作者:まめだいふく)(原作:超かぐや姫!)

▼母親との相性は双子の姉と違う意味で最悪▼実兄との関係も一方的に拒否しがち▼才色兼備、文武両道の超完璧人の双子の姉を持ち▼推しは美容系インフルエンサー▼金欠の時はグルメインフルエンサーの動画見ながら白米食べる▼そんな酒寄家のもう一人の女の子の話。▼


総合評価:761/評価:8.79/連載:6話/更新日時:2026年04月07日(火) 00:30 小説情報

超かぐや姫 スーパーフォルテッシモ!!(作者:あるふぁせんとーり)(原作:超かぐや姫!)

 ヤチヨ推しの少女、花栄 桜楽。▼ 初めてツクヨミへ足を踏み入れた日、彼女は千年前の記憶を思い出す。▼ 病弱だった彼女がヤチヨとの交流の中で記したとある文章……現在において「竹取物語」と呼ばれるそれは、未完成で終わっていたこと。▼ そしていつかヤチヨ達と再会し、それをハッピーエンドで終わらせるという約束。▼ これは千年前から始まった、もう一つの「好き」の物語…


総合評価:1311/評価:8.73/連載:30話/更新日時:2026年05月23日(土) 00:23 小説情報

藤の代にて月を思ふ(作者:藤代)(原作:超かぐや姫!)

『超かぐや姫!』を知る主人公は、ある日、綾紬芦花の姿で八千年前の地球に目覚める。▼理由も分からないまま出会ったのは、地球に帰る途中で事故に遭い、孤独に震えるかぐやだった。▼本来の物語には存在しないはずの彼女に、かぐやは新しい名前を贈る。▼これは、とある女の子と、共に生きることになった少女の▼ハッピーエンドまでの物語。


総合評価:984/評価:8.84/連載:3話/更新日時:2026年05月15日(金) 07:21 小説情報

転生少女が行く!超かぐや姫!(作者:Youm Nagi)(原作:超かぐや姫!)

▼酒寄彩葉の幼馴染の竜ヶ崎 輪廻。彼女にはある秘密があった。▼それは、彼女は何度も転生を繰り返し、8000年の時をかぐやと共に歩んだ存在であるということ。そして、現代日本から縄文時代に転生していた、元男の超かぐや姫の大ファンだったということ‼︎▼無限の転生を経て輪廻は彩葉とかぐやを最高のハッピーエンドに連れて行くことを決意する。▼輪廻はひと足先にツクヨミに降…


総合評価:362/評価:7.83/連載:4話/更新日時:2026年05月17日(日) 23:56 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>