ハイスクールDxD-月下水月の剣士-   作:水の柱

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今回も修行回、原作4巻ぐらいから本格的に絡むかな?


13話 柱稽古2

side一誠

 

どうやら黒猫仮面さんがカレーを作っていてくれたようでみんなで食べてるが静かです、カレーは美味しい、美味しいけど疲れすぎて早く風呂に入って寝たい、全然元気な小猫ちゃん以外みんな同じ気持ちだと思う。

もうみんな疲れすぎて露天風呂に入ったあとすぐに寝てしまった。

 

「本来なら夜にも練習の予定だったのに熟睡してしまったわ」

 

「はい、小猫ちゃん以外みんな筋肉痛ですね」

 

「はうぅ、全身が痛いです」

 

「き、きば、足が笑ってるぞ」

 

「き、奇遇だね、イッセーくんもだよ」

 

「今日もありますよ、後半は無限転がしですね」

 

小猫ちゃんの一言でみんな絶望に落とされたのはわかった。

 

 

今日2日目の筋肉痛で激痛の中、黒猫仮面さんにケツを叩かれ。

 

「ほら頑張るにゃー、遅いとまた水狐仮面に叩かれるにゃーよ」

 

「痛い!もうちょっと優しく……更に痛くなった!?」

 

無限転がしというだけあって立っては転がされ続け。

 

「受け身を取れ馬鹿者!立つのが遅いと戦いでは首が飛ぶぞ!!」

 

頭から落ちると襟首を捕まえて投げ飛ばされ。

 

「一誠!!頭から落ちる馬鹿がどこにいる!?死にたいのか!?」

 

3日目と4日目はリアス部長、朱乃さん、アーシアは黒猫仮面さんの下になり別れた、うぅ、リアス部長たちのおっぱいが!

太刀筋及び打ち込み矯正稽古では木の障害物の隙間に斬撃や拳、蹴りを打ち込みながら水狐仮面に攻撃を当てる、だけど今回は今までと違って水狐仮面も打ち込んでくるのだ。

 

「遅い!もっと正確に切れ!」

 

「ぐっ!はい!」

 

「そんな慎重に殴って何を殴るつもりだ!!」

 

「ぐへっ!」

 

この稽古はリアス部長が達人クラスと評価していた木場ですら苦戦してボコボコにされているのだ、終わる頃には終わる頃には俺も木場も全身あざだらけで、マジで白目を剥いて倒れそうだった。

息も絶え絶えの俺に、木場が信じられないようなことを教えてくれた。

あの複雑な障害物の隙間を縫って、小猫ちゃんの超重量級の拳を水狐仮面は『ただの木刀の突きだけ』で全部いなして、的確に俺たちの急所を引っ叩いてきたらしい、こんな神がかった芸当ができるのは、木場の師匠である沖田先生か、アジェカ様の『騎士』の佐々木さんくらいだっていうのだ、……いや、意味がわからん! お面被ったそこの水狐さんよぉ、あんた一体何者なんだよ!? 神器も使ってねえのに、魔王の『騎士』レベルの化け物だっていうのかよ畜生めーーーっ!!!

その2日間は露天風呂に入るたびに痛みで絶叫しながら入った、あの木場ですら苦痛の声をあげていたから相当ヤバい、ただみんな稽古に慣れてきたのか勉強会で悪魔、天使、堕天使、教会関係のことを教わってから寝ました!

 

『おー、やっと話せるようになったか、あの酔狂な仮面の人間に感謝だな』

 

「酔狂な仮面?水狐仮面のことか?……人間だったの!?」

 

『気づいてなかったのか……まあいい、俺はウェルシュ・ドラゴン、ドライグだ、強くなりたいならあの男の訓練を受けろ、あれは昔の宿主を殴り殺した拳法家と同じタイプだ』

 

「あんな鬼と同じ奴が他にもいるのかよ!?」

 

『いた、禁手になった宿主を正面から殴り倒してな、人間だった』

 

「いや怖ぇよ!?」

 

『李書文と名乗っていた絶技たる猛虎硬爬山を使わせるとは楽しめたと言って、鎧ごと粉砕していった』

 

「俺はその人や水狐仮面を人間と呼びたくない!!」

 

『残念だがそういう人間もいる、神器がなくとも自身の肉体と闘気のみを鍛え上げ龍すら殴り殺すほどのな、流石にあれは長い時間を生きた俺ですら恐れ入った』

 

その後ドライグが過去の話しや『白い奴』というバニシング・ドラゴンの話しをしてくれて俺の相棒になってくれました!

 

side out一誠

 

 

5日目と6日目は無限打ち込みをさせる、黒歌の方はどうやら4日間かけて徹底的に魔力制御をさせて無駄な魔力の使用と魔法の使用速度を鍛えてるようだ、そのあと7日目と8日目は黒歌相手に実戦稽古らしい、無駄は省くのは強くなる近道でもあるからな。

 

「どうした木場!一誠!お前たちの集大成をみせてみろ!!」

 

小猫の奇襲を受け流しそのまま木刀に気を纏わせて打ち込み吹き飛ばす。

 

「小猫ちゃんがあんな吹き飛び方するとか怖えーよ!?」

 

「行きます!」

 

「遅い!」

 

木場が以前よりも神速の速度で動いて切り込んでるのに紙一重で避けてそのまま腹に打ち込む。

 

「あー!もう!行くぞドライグ!」

 

『Boost!』

 

「うおおおぉぉ!」

 

「そんな打撃で当てるつもりがあるのか!?」

 

突きで逸らしその勢いのまま胸に当てて突き飛ばす。

 

「ほら立て!失神するまでが一区切りだ!」

 

7日目と8日目、俺が教えられる最終日、柱稽古のラストでもある、小猫には濡れても問題ない服を用意させて滝に3人を連れていく。

 

「さて、お前たちには瞑想を2時間、次いで丸太を3本担いでスクワット、最後に2m25cmの大岩を一町まで押してもらう」

 

「は?」

 

「えっと」

 

「言っておくが、この稽古には神器は無しだ、安心しろ、俺もやるから」

 

「そうじゃないそうじゃない!」

 

一誠の襟首を掴んで滝に連れて行く。

 

「ぎゃああああぁぁっ冷たい!何で4月に滝行してんだ!?」

 

「こ、これはキツイね」

 

「喋る余裕があるならもっと集中しろ」

 

滝に打たれながら心を凪いでいく、小猫もずいぶんと慣れたものだ。

 

2時間が経過すると一誠と木場は岩肌に張り付いていた。

 

「岩が気持ちい、でもおっぱいに包まれたい」

 

「僕も初めてだよ、こんなに岩って暖かいんだね」

 

「ほら、早く丸太を背負え」

 

「「……はい」」

 

てかお前たちが張り付いてた岩を後から押すんだが……まあいいか。

 

「あのー、なんでそんなに離れて、いやその明らかに燃えそうな木は?」

 

岩の括り付けた丸太を背負い、いつでも始められるようにする。

 

「ん?これからお前たちと同じことをするが普通では足りないからな、さて小猫頼む」

 

「はい、……足下で飽きたらず今度は囲い始めました」

 

小猫が鬼火で自分の周りの木を燃やし直接肌に当たらない範囲が燃え始める。

 

「心頭滅却すればまた火も涼し、というように精神を凪げば熱くもない」

 

「熱いから!?見てるだけで熱いから!?てかあの状況でスクワットできるのかよ!!」

 

「あれはもう人間のやる所業じゃないね」

 

「はい、水狐仮面はやっぱり鬼か何かです」

 

「俺は鬼じゃない、そんなこと言ってないで始めろ」

 

鎮火するまでの1時間スクワットをしていたが一誠と木場は足がガクガクで終わった瞬間倒れ込んだ。

 

「まあ、少し休んだら次だ」

 

10分休憩してから岩押しをさせる。

 

「さてお前たちにはこの岩を押してもらう」

 

「イヤイヤイヤ!無理無理無理!!」

 

「安心しろ、手本を見せてやる」

 

自分用に用意した3m50cmの大岩の前に立つ。

 

「まずは反復動作だ、それによりいつでも集中力を極限状態に移行できる」

 

呼吸を整えて岩に手を添える

 

「やり方は決まった動作と特定の感情や記憶を呼び起こすこと」

 

自分の反復動作として心を凪ぐという動作とセラフォルーの夢や黒歌や小猫を守ると決めた感情を呼び起こす。

 

「この感情や記憶はお前たち自身の大元から決めるといい、すると」

 

極限の集中状態に入る、『透き通る世界』は開かずに力を込めて大岩を押すと大岩はズザァァァ!!という音と共に前に進んでいく。

 

「こんな風に大岩も押すことができる」

 

一誠と木場がポカーンとした表情で見ておりどこかドン引きしている。

 

「今日と明日の残りはお前たち用の大岩を一町まで押し切れば終わりだ、頑張れよ」

 

「いや!終わりじゃねぇよ!確かに最初に言ってだけどマジで押すのかよ!!

てか何で俺の身長の倍以上の岩が動くんだよ!?意味がわかんねぇよ!!」

 

「だから反復動作だと言ってるだろ、生物の極限の集中状態、まあ火事場の馬鹿力ともいう状態に近づけるということだ」

 

「だからって岩は動かないんだよ!!精神論で物理法則を無視すんなバカ!!」

 

「イッセーくん、諦めよう……きっと何かを極めた人間ってどこかおかしいんだ」

 

「諦めてやってください」

 

「やっぱり水狐仮面は人間とは認めたくねぇ!!」

 

小猫はやり慣れているのもあり1日でクリア、木場は2日かけて40m、一誠も思いの外健闘して後半に一気に10mを押し進めた、凄いな木場は何の感情かわからないが一誠はおっぱいとかそこら辺なのはわかるぞ、案外そういった感情が強いとやりやすくもあるからな。

 

「まあ、及第点か明日は1日ゆっくりと休んで回復に専念するといい、俺はよく知らないがフェニックスとやらと戦うのだろ?」

 

さて、俺の役目は終了だ、後はグレモリー眷属たちが勝てるかどうかだ、そのゲームの結果は後々サーゼクス辺りに聞くとしよう。

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