銀河皇帝のスペアに転生した元社畜、地球軌道上の要塞でネトゲ三昧の隠居生活を満喫する 〜足元では超大国が滅亡級の異星遺産を巡って暗躍中ですが、主人公(ぼく)の命は絶対安全なので特等席で傍観します〜   作:パラレル・ゲーマー

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第29話 善意の顔をした侵入

 首相官邸の執務室。

 矢崎総理のデスクの上に置かれた一枚の極秘文書は、表向きは極めて紳士的で、同盟国としての深い思いやりに満ちた言葉で綴られていた。

 

『――現在、日本国内の出雲地域において発生している原因不明の特異事象、およびそれに伴う不測の民間人流入リスクに対し、アメリカ合衆国政府は、同盟国としての当然の責任に基づき、日本政府への包括的な「共同安全管理および情報共有体制の構築」を提案する。

 本提案は、日本の国家主権を完全に尊重し、あくまで民間人保護と事態の安全な収束を目的とする「支援」である。

 具体的には、合衆国情報機関(CIA/NSA)からの情報分析チームの派遣、現地封鎖線を維持するための在日米軍による非致死性装備を用いた限定的な警備支援、および医療・通信インフラの即応支援を提供する用意がある――』

 

 発信元は、在日米国大使館を経由した、ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)であった。

 

「……随分と、手回しの良い『善意』だこと」

 矢崎総理は、文書の隅に記された『日本の主権を尊重する』という一文を指先でなぞりながら、冷ややかに吐き捨てた。

 

「実務レベルで見れば、極めて現実的で魅力的な提案ではあります」

 傍らに立つ沖田室長が、感情を排した声で補足した。

「現在、出雲の山域を封鎖しているのは、島根県警と少数の機動隊、そして一部の公安要員のみです。もし、ヨーロッパの狂騒の余波を受けたスピリチュアル系の集団が、数百人規模で強行突破を図った場合、現在の我々のリソース(人員と非致死性の制圧装備)だけで、あのような広大な山林の封鎖線を完全に維持するのは不可能です。……そこに、米軍の圧倒的な兵站と監視衛星のサポートが入れば、物理的な封鎖は完璧なものになります」

 

 防衛省や外務省の幹部たちも、このアメリカからの「渡りに船」の提案を、概ね好意的に受け止めていた。

 日本単独では、いつ決壊するか分からない出雲の封鎖と、新たに浮上した与那国の『龍宮の扉』の監視を、同時に完璧にこなすことは不可能に近い。責任を同盟国と分割(シェア)できるなら、それに越したことはないという、極めて常識的な官僚的判断だ。

 

 だが。

 矢崎総理の脳裏には、キャサリン・ヘイズ大統領からの、あの血を吐くような「裏の警告」が、警報サイレンのように鳴り響いていた。

 

『……アメリカが、いつか明確に「日本の敵」に回る可能性を、覚悟してほしいの。だから、私たちを安易に頼らないで。私たちに、これ以上「餌」を見せないで』

 

 この文書の作成に、キャサリンが直接関与しているのか、それとも彼女の制止を振り切って強硬派(あるいはセレスティアル・ウォッチの息のかかった勢力)が押し通したものなのかは分からない。

 確かなのは、この「民間人保護」や「警備支援」という甘い言葉の裏に、日本の主権を合法的に踏みにじり、出雲の『死者のアーカイブ』をアメリカの戦略資産として物理的に押さえ込もうとする、巨大な野望と悪意が潜んでいるということだ。

 

「……本当に主権を尊重する気があるなら、こんなに早く『軍』の出動までチラつかせてこないわよ」

 総理は、文書をデスクに放り投げた。

「これは支援じゃない。同盟国という顔をした『侵入(乗っ取り)』の足場づくりよ。……アメリカの諜報員や軍の部隊を、出雲のあの山域に一度でも公式に入れてしまえば、彼らは二度と出ていかない。なし崩し的に、あそこは『日米共同管理』という名のアメリカの実験場にされる」

 

「では、この提案は完全に拒否(リジェクト)しますか」

 沖田室長が、総理の決断を促した。

 

「……」

 総理は、言葉に詰まった。

 断りたい。だが、正当な理由もなく同盟国からの厚意(善意の支援)を完全に跳ね除ければ、それ自体が外交上の致命的な不信を招き、アメリカ側の強硬派に「日本は何か重大な兵器(利益)を独占しようとしている」という疑念を確信に変えさせてしまう。

 

「……即答は避ける。各省庁で慎重に検討中であるという建前で、可能な限り時間稼ぎ(ペンディング)をしなさい」

 総理は、苦渋の決断を下した。

「……今は、少しでも長く、自力でこの蓋を押さえ続けるしかない」

 

 しかし、その「時間稼ぎ」という消極的な選択すらも、もはや日本政府には許されていなかった。

 彼らが日米関係の綱渡りに頭を悩ませているまさにその裏側で、社会の圧力(狂気)は、すでに防衛線を食い破る寸前まで膨れ上がっていたのだ。

 

 ***

 

 ヨーロッパの空からオーロラが消え、新月の儀式が『成功裡に終わった』とされる数日後。

 日本では、一部のネットコミュニティを中心に、出雲という土地に対する異常なまでの神格化と、熱狂的な「巡礼」の機運が、制御不能な速度で加速していた。

 

『ヨーロッパの門が開いた今、次は日本の門の番だ!』

『出雲周辺だけがオーロラの波動を無効化したのは、あそこが地球の「チャクラ」の覚醒ポイントだからよ!』

『政府が立ち入り禁止にしているのは、私たち一般人が宇宙の真理に触れるのを恐れているからだ! みんなで封鎖を突破して、本当の光を手に入れよう!』

 

 スピリチュアル系のオンラインサロンや、陰謀論を煽る動画配信者たちが、こぞって出雲を「聖地」として持ち上げ、自らの影響力(再生数と信者からの集金)を拡大するための最高のコンテンツとして消費し始めていた。

 

 そして、ついに最悪の『火種』が、現実の物理空間で火を噴いた。

 

 その日の薄暮時。

 島根県警が張っていた出雲山域の封鎖線の、手薄な獣道の一つから。

 登録者数十万人を誇るスピリチュアル系インフルエンサーのグループと、それに扇動された熱狂的な信者や視聴者たち――総勢四十名ほどの小規模な集団が、強行突破を試みたのである。

 

「さあ皆さん! 見てください! 今から私たちが、政府が不当に隠し続けている『本当の門』の姿を、このライブ配信で世界中に暴き出します!」

 

 グループのリーダー格である派手な服を着た男が、スマートフォンのカメラを自分に向けながら、興奮した声で実況を続けている。

 その後ろには、スマホのライトや懐中電灯を頼りに、険しい山道を必死に登ってくる信者たちの姿があった。彼らの目は一様に血走り、「波動が違う」「この先に本物があるんだ」と、呪文のようにブツブツと呟き続けている。

 

『行けー!』

『真実を見せてくれ!』

『警察なんて振り切れ!』

 

 ライブ配信のコメント欄は、安全な画面の向こう側から彼らを煽り立てる数万人の視聴者たちによって、異常な速度で滝のように流れていた。

 

「……おい、待て! 君たち、そこから先は立ち入り禁止だ! すぐに下山しなさい!」

 

 異変に気づいた二名の巡回中の警察官が、斜面の上から懐中電灯を振り回して制止の声を上げた。

 だが、数十人の熱狂する集団を、たった二人の警察官で物理的に押し留めることなど不可能だった。

 

「うるさい! 権力の犬が! 私たちの次元上昇を邪魔するな!」

「みんな、一気に突破するぞ! 光はすぐそこだ!」

 

 配信者の男の号令と共に、集団は警察官の制止を暴力的に振り切り、立ち入り禁止の黄色いテープを引きちぎって、さらに奥の深い森――かつてセレスティアル・ウォッチの観測班ですら『これ以上は進むな』と機械に警告された、本物の「レッドゾーン」へと、雪崩を打って踏み込んでいった。

 

「……すごい、空気が……空気が全然違う!」

 配信者の男は、カメラを森の奥へ向けながら、恍惚とした声を上げた。

「見てください視聴者の皆さん! 画面越しでも伝わりますか!? この圧倒的なエネルギーの密……」

 

 男の言葉は、そこで、永遠に途切れた。

 

「……え?」

 

 一歩。

 彼らが、ある「見えない境界線」を越え、禁足地のさらに深くへ足を踏み入れた、その瞬間のことだった。

 

 ドサッ、という、重く鈍い音が、静かな森に響いた。

 

「……リーダー?」

 後ろに続いていた信者の一人が、首を傾げた。

 先ほどまでカメラに向かって熱弁を振るっていた配信者の男が、まるで操り人形の糸を突然ハサミで断ち切られたかのように、白目を剥いて、その場にぐにゃりと崩れ落ちていたのだ。

 

「きゃあああっ!?」

「おい、どうした!?」

 

 だが、悲鳴を上げる間もなく。

 境界線を越えていた他の信者たちにも、次々と『異常』が襲いかかった。

 

 ドサッ、バタッ。

 一人、また一人と、何の前触れもなく、糸の切れた人形のように地面に倒れ伏していく。

 痙攣すらしない。ただ、脳のスイッチを強制的に切られたかのように、一瞬にして深い昏睡状態へと叩き落とされていく。

 

「な、なんだこれ……! 逃げろ、逃げ……!」

 異変に気づき、後退しようとした後方の若者が、カメラを落とし、顔を青ざめさせて叫んだ。

 

 だが、彼は逃げなかった。いや、逃げられなかった。

 彼は突然、何もない虚空を……いや、森の奥深くの『地面の下』を、目を見開いて凝視したまま、その場にガクガクと震えながら膝をついた。

 

「……見てる」

 

 彼は、自らの髪の毛をむしり取りながら、この世のものとは思えない絶望的な声で呻いた。

 

「見てる、見てる見てる……!! 違う、上じゃない、下だ、奥だ……っ!」

 彼の目からは、恐怖の涙と鼻水がとめどなく溢れ出している。

「だめだ、門を開けちゃだめだ……まだ入れない……光の海が、人が、いっぱい……っ!」

 

「ぎゃああああああああああっ!!」

 

 別の女性の信者が、突然発狂したように空に向かって絶叫し、自らの顔を掻きむしり始めた。

 

「帰して……私を帰してえええええっ!!」

 

 失神、錯乱、過換気、そして意味不明な言葉の反復。

 数十人の人間が、たった数秒の間に、まるで不可視の毒ガスでも吸い込んだかのように、次々と精神を完全に破壊され、森の斜面に無惨に倒れ伏していく。

 

 誰も、彼らに物理的な攻撃など加えていない。

 彼らはただ、『魂の庭』という、人類の脳の処理能力を遥かに超える巨大な記憶のアーカイブの「漏れ出た情報」に、無防備な精神で直接触れてしまっただけなのだ。

 数万、数億という死者の人生の記憶が、一瞬にして彼らの矮小な自我のキャパシティを突破し、脳のヒューズを強制的に焼き切ったのである。

 

「こちら県警! 本部、応答しろ! 応援を頼む!!」

 後方から追いついた警察官が、目の前で展開される地獄絵図に顔面を蒼白にしながら、無線機に向かって怒鳴り声を上げた。

「侵入者たちが……次々と倒れていく! 息はあるが、意識がない! 錯乱している者もいる! 救急車だ! 担架をありったけ回してくれ!!」

 

 そして、この地獄の光景の中で、最も恐ろしく、そして決定的な『致命傷』となったのは。

 

 最初に倒れた配信者の男の手から滑り落ちたスマートフォンが、地面の草むらに転がったまま、カメラのレンズを上に向けて……この惨劇の一部始終を、数万人の視聴者に向けて【リアルタイムで生配信し続けていた】ことだった。

 

『……え、何これ』

『ドッキリ?』

『リーダー、起きてよ!』

『なんか後ろの女の人、発狂してない!?』

『これガチじゃん……誰か警察呼んで!』

 

 画面の向こう側のコメント欄が、熱狂から、純粋な恐怖とパニックへと急激に色を変えていく。

 やがて、警察官の怒声と「起きろ!」という悲痛な叫び声が響いた後、何者かの足がカメラを蹴り飛ばし、配信の映像はプツリと暗転した。

 

 だが、もう手遅れだった。

 その数十秒の地獄の映像は、即座に録画され、SNSの切り抜き動画として、爆発的な速度で日本中、いや世界中のインターネットの海へと拡散されていったのだ。

 

『【放送事故】出雲の立ち入り禁止エリアで集団失神』

『政府が封鎖する聖地で重大事故発生。未知の毒ガスか!?』

『本当に、あそこには“何か”がある!』

 

 出雲の深淵の恐怖が、ついに「ネットの噂」から「視覚的な事実(国家的な大事件)」へと変貌し、日本社会という鍋を完全に沸騰させた瞬間だった。

 

 ***

 

「……最悪のタイミングね」

 

 官邸の既存技術外事象評価セル。

 メインモニターに映し出された、ニュース番組が報じる『出雲での大規模救急搬送』のヘリコプターの空撮映像を見上げながら、矢崎総理は、血の気の引いた唇を噛み締めた。

 

「現在、現地では島根県警と消防が総出で救助・搬送作業に当たっています」

 沖田室長が、次々と入ってくる報告を冷徹に処理しながら言った。

「倒れた侵入者は計三十八名。死者は出ていませんが、全員が意識不明、あるいは重度の記憶混濁や錯乱状態に陥っており、自発的な会話が不可能な状態です。……地方の医療機関と警察のリソースだけでは、この異常事態の収拾と、さらなる野次馬の流入を防ぐための『完全な物理封鎖』は、もはや限界に達しつつあります」

 

 迷っている時間は、完全に消滅した。

 日本政府が「アメリカの支援案をどう断るか」と政治的な駆け引きに頭を悩ませている間に、現実の社会の崩壊が、物理的な速度で彼らの防衛線を完全に食い破ってしまったのだ。

 

「総理」

 外務省の幹部が、額の汗をハンカチで拭いながら、まるで死刑宣告を読み上げるような声で報告した。

「……在日米大使館から、先ほどの『共同安全管理の提案』に対する、至急の回答を求める連絡が入りました」

 

 アメリカ側は、この出雲での事故(日本の管理体制の破綻)というニュースを、彼らにとっての『最高の好機(カード)』と見たのだ。

 

「彼らの言い分はこうです」

 外務省幹部は、手元のメモを読み上げた。

「『事故は現実に起きた。これ以上の民間人の犠牲を防ぎ、現場を完全に保護するためには、もはや日本単独の警察力では不可能であることは明らかだ。……我々は直ちに、医療・警備・諜報のフルセットの支援を提供する用意がある。これ以上の被害を出せば、国際社会からも日本の危機管理能力(特異点の管理責任)が厳しく問われることになるだろう。だからこそ、今すぐ“共同管理”が必要なのだ』……と」

 

 それは、表面上は極めて紳士的で、どこまでも「日本のために」という善意に満ちた言葉の羅列だった。

 だからこそ、反論のしようがない。だからこそ、最高に恐ろしく、そして腹立たしい。

 彼らは「助けてやる」という絶対的な正論のナイフを、日本政府の喉元に突きつけてきたのだ。

 

「……」

 矢崎総理は、拳を強く握りしめ、ギリッと奥歯を鳴らした。

 ここで首を縦に振れば、アメリカの諜報員と軍のブーツが、合法的に出雲の神域へと踏み込むことになる。そして、日本の主権は事実上、剥奪される。

 だが、断れば、次に同じような大規模な突入事故が起きた時、その責任はすべて日本政府の「無能」として世界中から糾弾されることになる。

 

 完全に、チェックメイトの盤面だった。

 

 そして、彼らを追い詰める絶望は、出雲とアメリカだけではなかった。

 日本政府が抱え込んでしまった『もう一つの爆弾』もまた、この最悪のタイミングで、不気味な脈打ちを始めていたのである。

 

「室長!」

 評価セルの後方で、与那国島沖の『龍宮の扉』の無人監視を続けていた分析官が、切羽詰まった声で沖田を呼んだ。

 

「与那国現地の監視班から、緊急の異常報告です! 先ほどの出雲での大規模失神事故が起きた時刻と、ほぼ同時のタイミングで……『龍宮の扉』の表面の幾何学レリーフの発光周期に、短時間の明確な『乱れ(パルスの急上昇)』が観測されました!」

 

「何だと?」

 沖田室長が、モニターに駆け寄る。

 

「同行している感受性要員も、『今、一瞬だけ……海の底の巨大な意志が、水面近くまで浮上して(掠めて)いった』と報告しています。……眠っている巨大知性の『眠りの深度』が、明らかに浅くなっている印象を受けると……っ!」

 

 出雲の魂のアーカイブへの、民間人の物理的な接触(ショック)。

 それと同期するように、日本の南西の果ての海底で、単一の巨大知性が微かに寝返りを打った。

 

「二つの特異点の事象が、連動している……?」

 科学技術顧問が、蒼白な顔で呟いた。

「まさか。距離が離れすぎている。偶然のノイズの可能性が……」

 

「偶然と断定するな。だが、直接的な因果関係があると断定するのも早計だ」

 沖田室長は、現場指揮官としての冷静さを必死に保ちながら指示を飛ばした。

「両方の時間軸と波長データをすべて記録し、照合しろ。……これ以上、『龍宮の扉』を絶対に刺激するな。監視のレベルを最大まで引き上げろ」

 

 出雲の森で、人が倒れる。

 与那国の海底で、龍宮の扉が静かに脈打つ。

 そして、その日本の窮地に、同盟国という名の巨大な獣が「助け」という名の鎖を持って、玄関のチャイムを鳴らし続けている。

 

「……もう、時間がないわね」

 

 矢崎総理は、メインモニターに映し出された三つの絶望的な報告――出雲の空撮映像、与那国の光る扉、そしてアメリカからの親書――を見上げながら、ポツリと、誰にともなく呟いた。

 

「ええ。現実の方が、我々の政治的判断(迷い)を追い越して、先に答えを迫ってきています」

 沖田室長が、重苦しく同意した。

 

 助けを呼べば、日本という国家の主権は終わる。

 呼ばなくても、人が勝手に門へ走り、社会のパニックが国家を内側から食い破り、最悪の場合は海底の扉が開いて、物理的に国が終わるかもしれない。

 

 迷っている間に、人は勝手に破滅の光へと走る。国家はその後ろから、血だらけになって追いかけることしかできない。

 もう時間がない。そう理解した瞬間から、日本という国家に残された『安全な選択肢』は、一つ、また一つと、確実に死滅していっていた。

 




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