リィンカーネーションの花弁〜夢に囚われた狩人〜 作:アキヤマ ハルト
自分としてはこの作品は趣味の一環で書いたものですので、とってもご都合主義、そして稚拙な文章だと思います。ですので皆様にはドシドシ高評価も低評価もしてもらいたいです。
自分の記憶が正しければ、「作品のここを変えた方がいい」というのは感想では書けなかったと思うので、活動報告にある修正場所というところで教えていただけるとありがたいです!
では、最後に。【リィンカーネーションの花弁】を、見よう!!
「……暇だ!」
「はい………?急ですね、なにかあったんですか?」
教室の窓際の1番後ろとその一個前に座る青年2人が話している。片方を勉強をしながら話し、片方に至っては椅子にもたれかかりながら勉強をする彼のことを見ていた。
「暇な理由は大きく言って2つ!東耶が楽しく話してくれねぇのと、やることがないからだ!」
「はぁ……ところで、こちらを見るのやめてもらえませんか?灰夜くんの髪のせいで勉強ができないんですが」
「はっ!てことは…このまま邪魔し続ければ東耶が否が応でも話してくれ――「その髪切りますよ」わあぁ、やめてくれぇー!!」
ハサミを持ち出されてはさすがに怯えたのか、すぐにどいた灰夜と呼ばれた青年。そしてハサミを取り出した東耶という青年は灰夜が退くとハサミを仕舞い、勉強を再び始めた。
「ぶー……」
「おん?」
不貞腐れていた灰夜は教室のドアが開く音がしたため、直ぐにそちらの方を向いた。するとそちらには……灰髪灰眼の少女が竹刀袋を背負って立っていた。目つきがなかなかに悪く、道を開けるように他の生徒たちが退いていく中……
「あー!灰都さんじゃん!?」
灰夜は正面から突っ込んだ挙句、突進した。灰都と呼ばれた彼女は灰夜の姿を見たと同時に横にスっと避けた。
「よっと」
「へぇ……ぶへぇっ!?」
灰夜は避けられたことでドアに頭から突っ込んで動かなくなった……と思いきやすぐに立ち上がり、灰都に詰め寄った。
「ちょ、灰都さん!?なんで避けるのさ!」
「やはは、急に飛んできたらそりゃ避けるって〜」
「もー……ま、おはよう!!」
「おっはよー!」
文句を言いはするものの、ハイタッチのように挨拶をする灰都と灰夜。そして席に2人して向かうが、そのどちらも東耶の周りの席だ。
「東耶〜、灰都さんが来たからお前も挨拶したら〜?」
「……おはようございます、灰都さん」
「おはよ!えっと~、東耶、って言うんだな!」
東耶の顔を見ながら悩んだ結果灰夜の言った名前をリピートする灰都。東耶は頷いた後に勉強を再開した。
「んー……あ、そういや灰都さんは久しぶりに来たよね?なんか用があって来たとか?」
「いんや?ノイマンが暇な時間を潰せって言ってきたから、来ただけかな〜」
「へぇー!ノイマンってのは友達?」
「そそ……くあぁ、ねむ………」
灰夜は灰都に話しかけていたが、眠かったのかうつ伏せになって寝始めた灰都。ただ……東耶の目が仇を見るような目だった。それに見られ続けた灰都も、東耶のことを見つめながら東耶に問いかける。
「なんだなんだ?ずいぶんと熱い視線を向けてくるじゃないか」
「いえ……そういえば、課題は大丈夫ですか?休んでる間の分があると思いますが」
「あ、そういえば!……んー、もしや写させてくれたり……?」
「えぇ、いいですよ。どうぞ」
「お、ほんと!?やっりー、言ってみるもんだね!」
写してもらえることに喜ぶ灰都と課題を渡す東耶。まるでさっき、一瞬ではあるものの剣呑な雰囲気があったとは思えないほどのゆるい雰囲気だった。それを全て見ていた灰夜は……
「……はっ!まさか、この2人の相性はいい、のか……!?」
恋愛脳に満ちていた。こんなことを言っているが、灰夜本人は一切恋愛をしたことのない人間であるということを忘れてはいけない。男女関係なしに接する灰夜は典型的な彼女を作れない代わりに友人は多くいるタイプということも、しっかりと覚えておくべきだろう……
「またな、東耶!」
「えぇ、また」
手を振り合って別れ、灰夜は夕暮れに染まる住宅街の道を歩く。そうして家までの帰路を歩いていると……前を歩くスーツ姿の男性が何かを落としたのを目にした。
「?あ、あの〜?なにか落としましたけど…え、ちょっと!?」
灰夜は声を掛けたが、スーツの男は足を止めることなく歩いていき、曲がり角を曲がってしまった。
「聞こえてなかったのかな……?って、なんだこれ?ナイフ、っぽいけど珍しい見た目してるなぁ。あの街でも見たことないぞ……?」
あの男が落としたものを拾ってみると、それはナイフだった。だがごく普通のナイフではなく、持ち手の部分が木の枝のようなもので構成されたナイフだった。
「んー……交番に届けた方がいいよなぁ。近くだと――あ、東耶の通ってる塾の一つの近くにあった気がするな!ちょうどいいし、届けたら東耶と一緒に帰るか!」
来た道を戻り始め、交番へ向かっていく。灰夜の中ではすぐに交番に着いて東耶を待つ未来が浮かんでいた……だが、灰夜は忘れていた。こういう時に思うように行かないのが、自分自身である灰夜だと。
ガッシャーンッ!
「だ、大丈夫、おばあちゃん!?」
「あ、あぁ……足腰が弱くってねぇ……」
「どこに向かってたの?家?」
「そうだよぉ……あともう少しだったんだけどねぇ……」
「ん~。じゃあ、運ぼうか?こんぐらいだったら俺一人でも問題ないし、お礼も大丈夫だよ!」
「ほ、本当かい?助かるよぉ〜……」
時には物を散らばしてしまったおばあちゃんの荷物を家まで運んだり……
「
「はい?」
「
「あ〜……
「
「
また時には外人さんの質問に答えたり……そんなこんなで交番近くまで来た時には―――もう夜になっていた。綺麗な満月の夜、こんなものを拾っていなければ綺麗な月を見て故郷のあの街を懐かしく思うはずだったのに、などと思いながら交番に向かって歩いていく。
「はぁ、はぁ……なんでこんな時間かかったんだ…!でも、あともう少しで………あ!警官さーん!」
息も絶え絶えだったが、目の前に警官が2人立っているのを見つけて声をかけた。警官の人はどこか焦っていて、片方が俺に対応してくれている間にもう一人の警官は闇に包まれている高架下に拳銃を構えながら入っていった。
「ん?って、君学生じゃないか!なんでこんな場所にいるんだ!?」
「こ、こんな場所って…ここ、何かあったんですか?」
「通報があったんだ、この辺りから叫び声が聞こえたっていうね。もしかしたら凶器を持った人がいるかもだから気を付けて帰りなさい!」
「わ、わかりました……はぁ。これ渡しとこうと思っただけなのにな……」
ポケットからあのナイフを取り出して、色んな角度から見ていると……なんだか懐かしく思える嫌な気配を感じて、すぐにさっきの場所から後ろに下がる形で離れる。前からはグチャグチャという音がして、その方向はさっきまで警官がいた場所だった。そちらを見ると……巨躯の怪物が、警官の頭を
「…誰だお前……!?」
「おや?驚かないのですね?私が言うのも何ですが、目の前で人が一人死んでいますが?」
「驚いてるよ…!でも、警戒は必要だから……って、東耶じゃん!なんでそんなとこにいんの!?」
「……え?」
「え?じゃなくて……!あぁ、もう!どういうことか教えてくれ、灰都さ〜ん!!」
灰夜の視界の端に映る、東耶の後ろの少女に大声で話しかけると、ゆっくり歩いてきながら喋り始めた。
「人が才能を目の当たりにして抱く感情は3つ。『感嘆』、『恐怖』、そして…『嫉妬』。才を掴める奴は3つ目がより深い奴、あたしの持論だ!!東耶ならきっと咲くよ、花弁!」
「灰都、さん?」
「…え、俺の言葉無視?」
「いや、無視したわけじゃないぞ?ただ、そこら辺の話するなら灰夜にも逃げてもらう…って、ありゃ?なんで灰夜も枝持ってんの?」
「え、枝ぁ?……あ、もしかしてこのナイフのことか!」
「そそ。それで首を切ったら前世の才能を得られるんだよ。だからあたしにそれ投げ「よっ!」…え?」
前世の才能……なら、いけると踏んだ俺は灰都からこのナイフがそういうものだと伝えられた直後、自ら首を枝で掻っ切った。血を流しながら、後ろに倒れる中で「は、灰夜くん!?」と驚く東耶の声を聞きながら懐かしい感覚を味わっていた…
皆様方、秋山悠人です。はてさて、1話を試しに上げてみました。初めての投稿ということもあって、特殊タグの使用を頑張ってみました。ものすごく難しいですねぇ、これ………スマホじゃあ時間がかかりますね。PCが欲しい限りです………一応書きだめしてる分があるので、更新はします!では、第2話をお待ちください!!
主人公以外のキャラの視点はいる?いらない?
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いる
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いらない
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どちらでもいい
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主人公と三人称のみでいい