はぁーと思わずため息を吐いてしまう。
ため息を吐きたくなるような日々が続いていた。周りの士気を下げると言われても、ため息は止まらない。どうして私がこんな目にあうのか納得ができなかった。
なぜ、私が受け持つ場所が1番危険なところなのか、私にだって人権はある。こんな不平等を許せるわけがない!そう思った私は、携帯に手をかける。
鮮明な赤色に染まったヒンヤリとした刀が突き刺さる。そのことを認識した時、私の意識は途切れた
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何人かの隊員との連絡が取れなくなる。すぐに、応援を要請し、抜けた穴を補おうとする。が、
「無理です。前回の銀の黄昏襲撃でかなりの人員を犠牲にしました。」
それ以外にも色々と言われたが、協力が仰げないとなると不味い。あの魔術師は、もうひとつの危険地帯を一人で対処している。私たちが失敗しても、きっと何とかなるんだろう。しかし、私たちが終わらせなければ、一体どれくらいの報酬をゆすられる?
日本政府はここ50年、崖っぷちを彷徨っている。自ら死へと向かっていった。経済は停滞し、国際的な発言力も急激に発展している他国に負けそうになっている。だが、流石は先進国。終わっているこの状況でも何とかなっていた。しかし、もしここで兄弟団の侵略を許してしまうと、日本は終わる。
「官僚共を連れてくるか……?いや、ダメだ。自身の利益を最優先する非国民にこんなことは務まらん」
もし、公の場でこんな迂闊なことをいうと消されるだろうと一人で嘲笑する。狂気じみていると思いながら、部隊を再編成する。
あの脱走……いや違うな。我々が殺したはずセイカ研究員は、あの魔術師の元で姿を変えて暮らしていた。性別が変わっているのは、驚いたが、それよりも自身を若返らせることに驚きを隠せなかった。これがあれば実質的な不老不死が実現出来るではないか。
自分の欲望が溢れだす。しかし、不老不死は全人類が昔から憧れている夢だから仕方が無いことなのだ。
彼女が作った神話生物のキメラ、あれは使える。大人しく従うとは思えないが、隊員が抜けたところに放り出せば、兄弟団は敵だと認識するだろう。そうなれば、キメラだって、あいつらを敵認定しなければならなくなる。
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馬鹿な奴らだ。兄弟団はスパイを全世界に送り込んでいる。だから、同志達が侵入しやすいように、同じ配置になった彼女を殺した。魔術は使わない。油断している魔術師は、呆気なく終わるものだ。
彼女を殺したあと、どうやって死体を遺棄するか考えていると、冒涜的な神話生物をさらにキモくした生命体が魔法陣から、出現する。咄嗟に魔術を試すが、あれには効かなかった。何回か繰り返すうちにある可能性に辿り着く。恐らく、全ての神話生物の良い部分だけが残っている。あれには弱点がないと。
弱点がないが、ダメージがない訳では無い。地道に削る他ない。
最初は反抗の意思を示さなかったそれは、何度も攻撃する内に反撃してくるようになった。
門の創造で逃げ出そうか考えるが、攻撃に使ってしまった方が楽な気がしてきた。それに、ここで逃げ出すのは、団員として情けない。
それの攻撃が絶え間なく続く。6本腕から繰り出される連続攻撃は、俺の体力を奪っていく。起死回生の一手はないかと考える。戦ってる間に考え事は御法度だと言うのに……ジャンプして回避した時、着地の後隙を狩られた。まずいと思った時、左腕が吹っ飛ばされる。こんなはずでは!、俺が負けるわけない!と負け惜しみを繰り返しながら叫んだ。
恋愛描写を練習したいんですが……性行為の描写を入れてこそだと思うんです……
しかーーし、そうは問屋が卸さない。怒られる。絶対に