といっても、わかる人は少ないでしょうが……
我々が日本本土に上陸した時、神話生物のキメラがこちらに近づいてきた。
私を含む30人の仲間たちは、それに向かって一斉に銃弾を浴びせる。跡形もなく消し去ったそれに疑問を抱きながらも、進みだす。我々に止まるという選択肢はなかった。全ては神のためだ。
協力者の家にたどり着くと同時に結界を張る。連れてきた団員の半分以上は門の創造を習得しているため、更なる人材をここに呼び出すことも可能ではあるのだが……多人数にしてしまうと、日本政府は多少の日本国民の被害を考慮せずにここにミサイルを落としてくるのではと思っているからだ。
実際にそのとおりだ。何度も何度も世界滅亡の危機にさらされた国々は国民を守っている暇などないと判断したのだ。しかし、それは召喚の危機だったから……
今も危機といえば危機なんだが、総理直属の神話部隊でなんとかなってしまう数なのだ。それ以上増やすと、ミサイルが飛んでくることがわかっている。だから、衛星から人数がわかるように堂々と歩いて日本に侵入した。だが、いつだって革命を起こすのは身分の低いものだということを忘れてはいけない
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あちらの方が1枚上手だったな……人数も少ないことをアピールしてミサイルを打つ理由をなくした。そうなくしてしまったのだ。
たった30人程度にミサイルを撃つと、国民からの非難がある。何のための警察だ、何のための自衛隊なんだと……確かにその通りだ。その通りだが、彼らに魔術情報を与える訳にはいかなかった。
すこし、歳を食った隊員は、そういうものがあると知っていたが、如何せん口が軽かった。何かあったら直ぐに情報をインターネットに流そうとする事例が多発したため、『記憶を曇らせる』魔術をよく使ったなと思い出す。
その事件から直ぐに、神話関連に対応する総理直属の組織ができた。片っ端から、『記憶を曇らせる』魔術を使いまくった仲間たちと一緒に喜んだのを今でも覚えている。
ミサイルといった圧倒的な暴が禁止された今、頼りになるのは『SSS』だけだ。
銀の黄昏襲撃で、人員が削られたと言っていたが、そんなことを言っていられなくなっていた。SSSの協力がないと、あいつらを排除できないからだ。
彼らの協力を取り付けたあと、兄弟団の殲滅に向かって計画を立てた。魔術の造詣が深い彼らは、全員がシャンタクレベルだと思った方がいいと言われた。計画の実行時に出くわした時、少しでも不利だと感じたら逃げるようにも指導した
ちょっと無理あるかなって、思いました。ちなみに、総理直属のやつの名前の理由はないです。
前回のやつ、ちょっと変えました