兄弟団の殲滅計画を建てていると、なにやら会議室の外が騒がしかった。それに注意を入れようかと迷っていた時、ガチャンと音を鳴らして、部下が入ってくる。焦りで舌が回らないのか聞き取りずらかった。しかし、その内容は理解できた。
銀の黄昏も攻め込んできたと
私と一緒に計画を立てていた官僚共は焦った表情で、各所への連絡を始めた。会議中に足を引っ張っていた奴らだが、自分のキャリアが危機的状況に陥ると、こうも仕事熱心になるのか……私もアメリカにいる協力者にそちらでの動きはないか確認してもらった。
連絡が済んだのか、スマホをポケットにしまい込んだ。銀の黄昏もこの案件に割り込んできてしまうと、SSSだけでは対処ができなくなってしまう。それを理解しているのか、額には脂汗が滴っていた。本腰をようやく入れ始めた彼らは、会議を荒らそうとするような発言を控えるようになった。何もしていないと思うかもしれないが、無能は何もしない方がいいのだ。そして、それを彼らは理解している。
話がまとまり、兄弟団と銀の黄昏の部隊に対して、ミサイルを撃ち込むことに決定した。軍事国家だとなんだの揶揄されるかもしれないが、そう言っていられない。この作戦が終わったあと、内閣は総辞職するだろうなと思った。そして、その後釜に誰も座りたがらないところまでみえた。最近、物騒だからな。
総理になるというのは、結構最悪なものだ。メディアに悪い所しか特集されず、それを鵜呑みにした馬鹿共が総理を叩く。自分は賢くて正しくてヒーローなんだと心の底から信じて。だから、それを理解し合っている国のトップ同士は仲がいいと聞く。
話を戻すが、ミサイルを撃ち込むといっても、銀の黄昏は3つに別れて、ここに侵入してきた。兄弟団は1つにまとまってきた分、対処はしやすい。他の教団がこれに乗じる可能性を考慮して少しの間、公表しないことに決めた。今の時代に完璧に隠すことはかなり難しいが、それでもまだテレビを情報源に生きている人はいるのだ。
このことを公表するまで、1時間の猶予を与えられた。それまでにどちらかの集団を潰すと誓った。その結果、SSSに兄弟団を潰してもらうことにした。訓練された兵隊を送り込むんだ。ここで潰せなければ、日本は詰んでしまう。銀の黄昏の方は、ミサイルで対処することにした。だか、あちらも、それを警戒しているはずなので、警察と自衛隊にテロリストと評して、向かってもらうことになった。
ガム食ってると、満足感はありますが、空腹感が増幅しますね。しかし、ガムの味で口が支配されているので、腹が減っていても飯がすぐに食えない
次回
テロリスト視点いくと予想されます