目玉   作:kkrr

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書き直そっかな?


解決

目が覚めると、目に痛みが走る。いや、痛みではないが、何かが蠢くような気持ち悪さがあった。昨日、目覚めた時には、無かった。

 

私は、彼に1ヶ月経てば戻ると言われたが、そんなことはどうでもいい。早くこれを治さないと気が狂いそうだ。

 

 

私は、再度図書館を訪れた。昨日は、オカルトと医学に関する本を見たが、今回は歴史に関する本を読もうかな……

 

少し時間がかかってしまったが、私の状況と似ている事件があったことが記されている。しかし、場所はフランス……行けるか!

 

私は金がなく、貧乏だった。あと1ヶ月待てば、金が入ってくるが、その日になってしまったら意味が無い。「このままでは、私は終わる」

 

昨日、カフェで話した人に、連絡をしたが、忙しいと言われて断られた。私は、今までにないほど焦っていた。冷や汗が穴という穴から流れ出ているのが、わかる。

 

SNSで、似た状況の人を募集してみたが、こんな世迷言に誰も耳を貸してくれるはずもなく、1週間が経過した。……解決までの道のりがわかっているのに、それにたどり着けないという事実に私は精神を削られた

 

日に日に強くなっていく痛みになんとか耐えながら、フランスまでの金を確保する。金を入手するまでの記憶が飛んでいるが、そんなことを気にする余裕もなかった

 

私は、傘を差しながら、空港へ向かった

 

 

到着したと同時に、あの事件があったと言われる場所に向かう。そこには、先客がいて、こちらに話しかけてくる

「こんにちは。あなたは、どうしてここに来たのですか?ここは、観光名所と言われる場所ではありませんし……」

 

「実は……」

 

一通りの話をした

 

老人は、とても驚いた表情で

「あなたは、シャッガイという人外に取りつかれています。間違いありません。しかし、それはある魔術。もしくは、強い光を浴びせないと行けません。」

 

「強い光だって?それは何度も浴びているはずだ!日本を舐めないで欲しい」

 

老人は、呆れたような恐怖したような表情で

「あなたは、気づいていなかったのかもしれませんが……いま、あなたが右手に持っているそれは、なんですか?」

 

言われた通りに、右手を見ると、僕の意志と関係なしに傘を握っていた。背中がゾワッとする。僕はいつから、傘を差していた?

 

「いいですか!シャッガイと言うのは、簡単に言うと洗脳能力持ちの寄生虫です。だから、あなたの意志とは関係なしに、体が動き、記憶も消えるのです。恐らくあなたは、今までも気づいていないだけで、取りつかれたときから、そうなっていたのでしょう」

 

僕は、傘を離そうと力を抜いたり入れたりしていたが、どうしてもそれを離すことが出来なかった。

 

老人が、言葉を唱えていた

 

 

唱え終わると、私は強烈な吐き気に襲われる。そして、僕の口からシャッガイが出てくる。

 

私の口から、こんなものが出てくるだなんて。私は、老人を置いて逃げ出そうとしたが、老人は腕を掴みながら、一緒に戦えという

 

なんとか、勝利したが、これが私の体内にいたという事実が再度私を襲った。

 

 

その後、どうしたのかは覚えていないが、私は気がつくと日本に帰国していた。




正気を失いすぎるのも、シャッガイにとって悪いことなので、主人公が記憶を失っているのは、シャッガイが狂わないように色々してくれていました。優しいね


カフェの人は、狂い切ったため、シャッガイが逃げています
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