月の盈虚を眺める日々が続いていた。私たち、テロリストは派手な行動ができなかった。でも、別にそれでも計画は実行することができる。我々の目的は、銀の黄昏に大打撃を与えることだ。スパイに情報を流し、あいつらも日本侵略へと誘った。
あいつらは傲慢になりすぎていたんだろう。銀の黄昏部隊が壊滅したとの情報を得る。その情報を得た私たちは、喜びの舞を踊り、ハスターを召喚する儀式を行うべきか、迷った。そして、その情報が嘘だと知る。
襲撃にあったのだ。完璧に魔術で隠していたはずだ。侵入してきても、把握できたはずだ。どうやった。私の魔術に不備があったとでもいうのか。考え事をしていると、手痛い一撃をくらう。
不味いと思って、門の創造で逃げる。はずだったのだ。門に飛び込んだ時、なにか冒涜的なものに触れてしまった気がする。再度、飛び込むが弾き返されてしまう。もう一回だ。しかし、また弾き返される。もう1回だ……もう1回。
もう1回、もう1回、もう1回、もう1回、もう1回、もう1回、もう1回、もう1回、もう1回、もう1回、もう1回、もう1回、もう1回、もう1回、もう1回、もう1回、もう1回、もう1回、もう1回、もう1回、もう1回、もう1回、もう1回……もう1回?
何度繰り返した?なんで繰り返した?どうして違和感を持たなかった?
私はいつの間にかに、狂っていた?
引き金を引く音が聞こえた。振り返った時、私はもう死んでいた。魂が天に登っていく。いや、天には登らない。血濡れた鎖が私の魂を包み込む。そして、ジャラジャラと音をたてながら、地へと引きずり込まれた。
最後の敵を撃ち殺した時、魔術と銃火器の組み合わせは最強だと思った。敵を殺すのにこれ程適したものはない。魔術で体を守っていても、圧倒的なパワーでねじ伏せられるから。そして、サポートに魔術を使う。これが出来れば、SSSに入ることができるだろう。それが難しいのだが、私はこの仕事に誇りを持っている。難しい仕事内容でも、自分の才能を使って解決へと導くことに。
1時間ほどで、作戦は終了した。このまま、銀の黄昏殲滅へと向かっても良かった。しかし、あちらも解決したらしい。動員した隊員全員の死を犠牲に。
全ての人員を犠牲にしても、解決したことはすごいと感じた。我々のように訓練された訳でもなかっただろうに。私は勝利の余韻に浸っていた。だから、気が付かなかったんだろう。虫の息だった兄弟団に。あれは私が気がついたことに気がついた。最後に何も出来ないことを嫌ったのか
「……ッ!
あと少しだったのにな……『イゴーロナク』」
「……バカが!」
突然と降り注ぐ恐怖に身体を震わせる。瞬きをすると、目の前に頭がない男性のような体をしたそれがそこに佇んでいた。
戦闘描写は簡単にです