仕事を手伝う代わりに、衣食住を確保してもらうことを約束した私たちは、早速仕事へ向かう。
「今回の仕事は、どんな感じなんだい?」
「ぅいーと、これ。はい、見てね」
口で言った方が早いと思うのだが……
まとめると、優しかった人が優しくなくなったから、調査して欲しいとの事だ。
……シャッガイの可能性もある。強い光を出せる道具を用意しているのか?
「なぁ、お前はこれをどう思う?」
「どう、ですか?うーん、神話生物かどうか怪しいですよねぇ」
「神話生物ではない?突然人が変わるように性格が悪くなったんだろ?シャッガイじゃねぇの?」
「わかってないですねぇ。はぁー、これだから、勉強しかしてないバカは……」
「……一応、強い光を出せる物を用意している?」
「あったりまえじゃなですか〜。熊が出る所に、何の対策もしない人なんていませんからね」
「……買いたいものがある。スーパーに下ろしてくれないか。」
「いいですよ〜」
スーパーに到着し、私は買いたいものを探す。
ガム、飴、パン、テープ、紐、替えの下着、鈍器(スコップ)、ナイフ、ヘルメットを買う。
出る前に、再度買い忘れたものがないか見回ったところ、消化器があったので買った。とてもワクワクした。
車に戻った時、荷物多すぎると文句を言われたが無視をした。命が一番大事だから
そして、住宅街から少し離れた家にたどり着く。依頼主だろうか?少しそわそわしている人を発見する
「んんっ、失礼、あなたが依頼主でしょうか?」
「は、はい、そぅです。」
「早速で悪いんですけど、家に案内して貰ってもいいですか?」
そうして、家に案内された私たちは、捜査を始める。
30分ぐらいたっただろうか?肩に手を置かれ、休憩の時間だと言われる
「これ、本当にシャッガイですか?この人、普通に仕事行ってるらしいですし、傘も差していないときた」
「でっしょ〜?だから、これは結婚したことで、気を使わなくなる唯我独尊状態ね」
「……私には想像がつかない。」
「でもねぇ、どうしよっか。依頼主は別の存在のせいにしたい。優しくない彼を彼と認めていないから……」
「もしですよ。もし、本当にシャッガイである場合は?駆除ですよね?」
「うん。シャッガイじゃなかったら、彼を脅しに脅して、二度とこんなことをさせないようにするか、魔術でそうするか。そうすることで、私たちは駆除したことになって、金が入る」
「おー、ゲスいですね。でも、嫌いじゃないです」
午後6時頃
ガチャ、扉が開く音と閉まる音が聞こえた。私は作戦通りに彼の首を絞めて、意識を落とす。そして、彼女から渡された懐中電灯を当てる。しかし、シャッガイは出てこない
「……決まりですね。で、どこに運びます?」
「そうだねぇ、部屋に運ぼう。ダンボールで防音してるから、どんなに叫ばれても、モーマンタイ。」そう言い終わると、スマホに連絡が来たようだ。
「あ、ごめん。荷物受けとんの忘れてた。一人でやっといて」
彼女はそう言いながら、足早に去る。
「は?」
彼が目を覚ます
「あ?んだよ、これ。」
「目を覚ましましたか……こんばんは」
「こんばんはじゃねぇよ。とっとと離しやがれ。」
うーん、拘束しているのはこっちが悪いけど、口悪ぃな。私は、何も言わずに彼に近づき、鳩尾に蹴りを入れる。
苦しそうな声が聞こえ、こちらを恨めしそうに見たところでもう1発。それを何度か繰り返す内に、こちらに対する敵対心が無くなったようだ。
「やっと静かになりましたね。あなたの態度が悪いせいで、奥さんが心を痛めているらしいんです。」
「……はい」
「それでですね、それをやめていただけないかなーって。」
「……はい」
「…『はい』だけで済むわけねぇだろ?」
「……もうしません。なので、助けてください。」
「うーーーーん。どうしよっかな?わかった!許してやろう」
そう言うと、彼の顔が明るくなる。
「ただし、君がこの話を言いふらしたり、約束を破ったりしたら…君の体を変えさせてもらう。」
これで、解決かと思われた。が、数日後、私に連絡が来る
「おい、なんだよこれ!か、体が、女になってんじゃねえか!」
あ、約束破っちゃったんだ……ふ、ざまあねぇ
なんか違う。なんか違うが……ここまで書いちゃったし