「あーあーみんな聞こえるか?どうも、藤田幸人でーす!」
俺は水没しボロボロになった教室で椅子に座り机の上に置いてあるマイクに向かって喋っている。
「俺のこと知っている人も知らない人もとりあえず俺のお話を聞いてくれよ~?俺は別の世界だと高校生でガールズバンドの女の子たちと楽しい生活を送っているがこっちの世界だと俺は高校を中退しここキヴォトスで先生をやっているのだー!」
俺はそうカミングアウトを叫んだ。
「いや~俺も最初は驚いたんよ~?いきなり連邦生徒会ってところからいきなりキヴォトスで先生をやってくれなんて連絡が来てよ~どうしようか迷ったけど給料もいいしもし転職して職歴欄にいい反応もらえるから有利だし家族や友達にも誇れたしシャーレの先生になることにしたぜ!」
俺は悩みに悩んでその選択して通っていた高校を中退し家を出て単身でキヴォトスに向かい期待と不安の教師生活の始まり始まり~!
「…‥‥‥と思っていざ来てみるとあっちこっちで銃弾が飛び交い爆発は起こるしもう本当に物騒だったよ!」
初めてここに来た日、俺は銃撃戦を目の当たりにしてちびりそうだったよ…‥‥‥
「先生業務も大変でさぁ~業務も多くて出張もあって各学校に行かなきゃいけないわでもう大忙し!」
帰りは夜遅くで遊ぶどころか飯もゆっくり食えないよ。
「まぁ、今は慣れてきて余裕ができてきたけどね」
昨日はともだちコレクションの新作で遊べたしやっぱ人間息抜きしないとダメだね!
「いや~それにしてもここはいろんな学校があるよな~」
個人的にはミレニアムサイエンススクールがお気に入りだな。あそこのエンジニア部の連中と一緒に色んな発明品作ってさぁ~仮面ライダーに出てくるアイテムやマシンに近いものも作れたしミレニアムの科学力はキヴォトス一~~~~~~~!!できんことはなーーーーーーーーいいいいいっ!!!
「今度行って新しい発明品の設計図見せに行かないとな~」
「「‥‥‥…‥‥」」
ふと、右斜め後ろを見るとそこに青いセーラー服を着て大きなリボンの付いた白いカチューシャをつけた女の子と黒いセーラー服を着て白髪のロングヘアーの女の子が俺のことを見ている。
こいつらの紹介もしてやらないとな。
「どうした?アロナ、プラナ」
青い制服の子がアロナ、黒い制服の子がプラナだ。
こいつら実は人ではなく「シッテムの箱」と呼ばれる謎のタブレット型デバイスのメインOS「A.R.O.N.A」と呼ばれて俺の秘書を自称している。
「え、えっと…‥‥先生、誰とお話しているんですか?」
「誰って、この作品を読んでいる人たちだよ?」
「先生、ついに頭がおかしくなりました。急いで病院に行きましょう」
「いや!おかしくなってないから!!」
プラナの毒舌発言にツッコむ俺。
「ほら、みんなが見てるんだから二人も自己紹介して!」
「あっ、え、えっと、アロナです!好きな物はカステラとイチゴミルクです!」
「プラナです。先生はちょっと頭がおかしいので変な事言ってもあんまり気にしないでください」
自己紹介する二人。プラナ、俺なんかお前にしたか?
「おっと、そろそろ当番の生徒が来る頃だ」
労働の時間が迫ってきていることに気づきそろそろ元の世界に戻ることにした。
「はぁ~仕事、イヤ!!」
「先生、ちいかわみたいに叫んでも無駄ですよ?さっさと業務に行ってください」
「先生!頑張ってください!応援してます!」
二人から鞭と飴のような言葉を浴びせられる。これは新手のプレイですか?
「へいへい、じゃあ行って来るぜ」
俺はそう言って元の世界に戻った。
今日の当番は誰だったかな~?
次回から生徒たちが出てきます。
誰を出そうかな~?