「久しぶりだね、ジャック」
「久しぶりですね◯さん」
2000年代初頭 アメリカのとある公園のベンチで2人の男がいた、一方は白髪で顔にはいくつものシワがあり杖をついていることから老人だと思われる。一方もう1人は同じ白髪だがシワや杖がなく肌などは若々しくいったて普通の青年に見える。名前で呼び合っていたことから友人と思われるが側から見れば祖父と孫に見えるだろう。
「会うのはいつぶりだ?」
「そうですね…ざっと数十年ぶりですかね」
「そんなにか…」
◯と言われた男は深いため息をついた。ここに第三者がいれば数十年会えなかったため自分に呆れているのだと思うだろう。確かに男の心の中ではそういう感情もあったが、それとはまた別の感情もあった。
「そんなに自分を責めないでください、貴方が私に会おうとしてたのはわかってますから」
「そんなにわかりやすかったか?」
「ええ、おもいっきり顔に出てましたよ」
「そうか…」
「さあ暗い話はやめて最近のお互いことについて話しましょう」
それから男達はお互いの近況を話した。先程までの暗い雰囲気は無くジャックは終始笑顔で◯はいつも通り表情が動いてなかったが口元には笑みを浮かべていたのであった。
「そろそろ、行かせてもらうよ」
「そうですか、この後はどうするんですか?」
「そうだなぁ…」
◯はあごに手を置き少し考えた。
「この街を出て旅の続きをするよ、この大陸を観終わったら…そうだなぁ……久しぶりに日本にでも行くか」
「そうですか…では伝えなくては行きませんね」
◯はジャックの方を振り返った。ジャックは申し訳なさそうな顔をして地面を見ていた。
しばらく沈黙が訪れたがジョンは覚悟が決まったのかまっすぐな目で◯に視線を向けていた。
「実は癌が見つかったんです」
重い空気が2人の間を包んだ。
「もう手遅れらしく、余命も宣告されてしまいました」
「そうか…」
◯は顔を地面に向けて下げたが、ジャックはフフッと笑った。
「そんな顔しないでください。なにも貴方が悪いって訳ではないんですから、ただもう寿命ってだけですから」
「そうだな…」
再び沈黙が訪れた。
「今まで関わってくれた礼だ。何かひとつ、願いを聞こう」
◯の言葉に今度はジャックが考えた。
「なら今度、この国に来た時に墓参りしに来てください、そしてまた近況報告でもお供え物としてください」
「2つな気がするが…まあ良い、わかったなら今度とびっきりな話を持ってくるよ。ついでに俺が気にいってる酒でも持って」
「ええ…いつまでも待ってますよ」
◯は再び前を向いた。
「さよらなですね」
ジャックは悲しそうに顔を下げた。
「何言ってるんだ」
声が聞こえ顔をあげた。
「また、お前の墓で会えるんだ。こうゆう時は“またな”だ」
ジャックは目を丸くしたがしばらくして大笑いした。まるで少年の様な腫れ物が取れた様な清々しい笑顔だった。
「そうですね、また会えますもんね」
「ああ」
そう言って◯は前を向き歩き出した。
「また会いましょう、◯さん」
それに応えるかの様に◯は手を挙げて降りながら歩いて行った。
ジャックが亡くなったのはこの2ヶ月後だったという。
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時は流れ2029年
side??
「店長、後はお願いします」
「わかった、ありがとうね」
「いいえ、だいじょぶですよ」
私、酒寄彩葉は今年上京してきた高校1年生だ。母親との交渉の結果、家賃、学費、生活費を自分で払うという条件で上京したからバイトをやらなきゃいけないのだ。そんな私は“BAMBOOcafe”という店でバイトしている。休日ではなく木曜に混むという謎の現象やみんな忙しいため料理が冷めたりミスしたりがあるがそれでもお金を稼ぐためにここでバイトしている。
「お疲れ様でした」
今日のバイトが終え帰り道、私はイヤホンをつけて推しのライバー“
後少しで家に着くというとこで道端に倒れている人を見つけた。
白髪で一瞬、年配の方かと思ったけどよく見ると肌にはシワひとつもなくツヤツヤしていた。流石に放って置くのは後味が悪く声をかけてみることにした。
「あの…大丈夫ですか?」
「……」
反応がなく流石に救急車を呼んだ方が良いと思い携帯を出そうとしたが。
ぎゅうぐるぐるぐ〜
大きな音が聞こえ音の方を見るとさっきの人のとこからなったらしい。
「…すまないが食べ物をくれないか」
どうやら腹が空いて倒れてたらしい。更に声の低さ的に多分男の人だろう。カバンの中を探してみたらうま◯棒が一本入っていた。どうせ腹は満たないだろうが少しは膨れるだろう。
「あの…これだったらどうぞ」
「ありがとう」
そう言って男の人は受けったうま◯棒をすごい速度で食べた。
「助かった、再びで悪いがありがとう」
男の人は立ち上がってお礼を言ってきた。よく見ると目の色は赤色でイケメンとまではいかないが顔立ちは整っていた。
「自己紹介がまだだったな、俺は
見た目的に外国人だと思ったが名前を聞く感じ日本人らしかった。
「あの、どうして倒れてたんですか」
「いやー日本に着いたのはよかったんだが…」
そう言って零さんは頭の後ろぽりぽりッと搔き始めた。
「金が入った財布をどこかに落としてしまってね、この街で落としたと思うからずっと探してたんだけど気がついたら倒れてたんだよ」
「それは災難でしたね」
「本当だよ、こりゃ誰かに拾われて使われたかね。諦めるしかないか」
零さんはわかりやすく肩を落とし落ち込んでいた。あっでも…
「もしかしたら交番にあるかもしれませんよ」
「交番?まあ一用届いているか見るか」
「じゃあ案内しますよ」
「じゃあお願いしちゃおうかな」
こうして私は零さんを連れて交番のある大通り方面に歩いて向かった。向かっている最中に聞いた話しだと、日本に来る前はハワイにいたらしくそこであった出来事などを話してもらった。
しばらくして交番につき零さんが財布の落とし物が届けられているか聞くと届けられていたらしく中身もちゃんと全て無事だったらしい。外国だとこうはいかず帰ってきたとしても中が無いことなんてまあまああったらしく、しばらく日本に帰ってなかったから治安の良さを忘れていたから財布は見つかっても中身はないと思ってたらしい。
「今日はありがとうね」
「いえ、今度は落とさないでくださいね」
「おう、気をつけるよ」
そう言って零さんはズボンのポケットに入っていたスマホを取り出し画面をつけて表情を顰めていた。
「もうこんな時間か、今日はここまでだな」
「何かやってたんですか?」
「ああ、友達を探してるんだ」
ん?“探している”?…
「“会いに行く”じゃなくてですか?」
「ああ、前日本にいた時出来た友達でね、引っ越したのか前に住んでいた所にいなくてね。亡くなってるにしてもお墓を見つけて墓参りしたいから探してるんだ」
なんかすごく大変なことをしてるなこの人。でも零さんにとってその人は大切な友達なんだろうな、だからたとえ亡くなってたとしてもお墓を見つけて挨拶したいのだろう。
「きっと会えますよ、零さんだったら」
「ありがとう、そう言ってくれると嬉しいよ」
零さんは少し口元に笑みを浮かべていた。
「それじゃあ俺はそろそろ行くよ。あっあとこのお礼は
「はい、さようn…え?まってください、今なんて?」
とんでもないことが聞こえた気がして下げてた頭を上げたがそこにはもう零さんの姿は無かった。
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side零
「いやー本当に災難だった」
俺、月詠零は日本に来たばっかだったがなんということか財布をどこかに落とし食べ物が買えなくて倒れてしまった。いやー食べ物が無くて倒れるのは数千年振りかな?
まあ偶然通りかかった
それと同時並行であいつを探そう。最後にあったのは日本で言うところの昭和時代後期だったから街並みなどが変わってわからないが少なくとも日本の外には出られないだろうしそれになんとなくだがあいつは東京にいると思う。時間はたっぷりとあるし気長に探そう。
「君はどこにいるんだい…
あらすじにも書いた通りこれは没案の作品です。
続く可能性無いに等しいです。
ただ暇な時はぼちぼち書いて気まぐれに出すかもしれないです。
この小説を続けるか
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続けろ
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やんなくていい