ウマ娘プリティーダービー 4th season 妄想プロット 作:サンデー狂
アバンシーン
シュヴァルはイギリスに遠征していた
そのイギリスの滞在先のホテル(サトノグループ系列)にて・・・
シュヴァル(また惨敗、ドバイの勢いで遠征したけど、明らかに衰えがある・・・。世間の声も痛い・・・)
世間の声A「日本で強いウマ娘に勝ったっていう触れ込みだったけど、ありゃ期待外れだな」
世間の声B「ゼンノロブロイとかいうやつの方がよっぽど強かったよな。ヨーロッパの芝で2着だぜ」
シュヴァル(僕のジャパンカップの栄光もアーモンドアイの大レコードで塗りつぶされた・・・。アーモンドアイめ!!)
その瞬間、シュヴァルの瞳からハイライトがゆっくりと消え始めた。
心の奥底で、何かが音を立てて崩れていく感覚がした。
シュヴァル(心の声)
(……もう、いい。輝きなんて……いらない。アーモンドアイ……キタサンブラック……スピカの連中……。全部、憎い……)
シュヴァルの心も暗く染まっていった!!
本編
夏合宿
スピカはアイの活躍に伴い、リギルが使用しているホテルのトレーニング施設を数日のみではあるが使わせてもらえることとなった。
テイオー「エアグルーヴ、カイチョーはどこ?」
エアグルーヴ「会長は今コントレイルとデアリングタクトの師として練習に付きっきりだ。おかげで私に生徒会の仕事が回ってきて・・・。ほぼ抜けたブライアンの穴埋めとしてマルゼンスキーとミスターシービーに戻ってもらっている」
テイオー「ウチと同じことやってるね(カイチョーの仕事ほっぽり出すなんて・・・)」
ゴルシ「オグリキャップと北原はどこにいるんだよ」
エアグルーヴ「オグリキャップと北原は今サウジアラビアへ視察に行っている。来年から新しい国際レースが設立されるみたいだからな」
マック「さすがはURAの広告塔ですわ」
ダスカ「Light Sports(ベルノライトの実家)の広告塔でもあるわよね」
スズカ「会長はどちらかと言えば政治家よね」
ラッキーライラックは一人、汗だくでトラックを駆けていた。
息が荒く、足取りは重い。
ララ「はあ、はあ、足りひん、こんなんや勝てへん!!」
アイ「ララ、練習手伝おうか?」
ララ「これは、これはウチの問題や!!ティアラ路線のウマ娘みんなの憧れのトリプルティアラ、あんたはそれを手に入れた!!情けはいらん!!」
アイ「そんなことしたらダイヤちゃんたちみたいに」
その時、背後から低い、威圧的な声が響いた.
オルフェーヴル「なら、余が付き合おう」
なんとオルフェーヴル(オル)が現れた!!
ララ「オ、オルフェーヴルさん!?」
オル「余では不服というのか」
ララ「い、いえ、あなたと練習できるのが光栄なんや!」
アイ(緊張して話し方めちゃくちゃになってる!!)
ララとオルの合同練習が始まった
オルフェーヴルはララの走りをじっと見つめ、静かに言った。
オル「お前はアーモンドアイの影を追い続けてるのではないか?」
図星だった。ララはデビューからアイに負けるまで勝ち続け、最優秀ジュニア級ティアラ路線ウマ娘まで獲得しているのだ。それがアイとの勝負に3連敗して1年以上勝ちなしの状態だ。
オル「無理に追い求め続けるな。狂わされるぞ」
ララ「うっ!!」
オルフェーヴルの言葉は、さらに核心を突いた。
オル「アイと同じ光を求めるな。お前自身の光を求めろ」
ララ「ウチの光・・・。わかった……おおきに、オルフェーヴルさん」
ほとんど散っていたララの心のライラックが再び咲いた。八重咲きである。
おハナと新興勢力トレーナーが、静かにコーヒーを飲んでいた。
おハナ「ラッキーライラックへの進言、ありがとうね」
新興トレ「うちのオル貸し出したことですが、スペシャルメニューとして一週間分のディナーの奢りで」
おハナ「ううっ!」
新興勢力の宿泊先にて
ドリジャ「珍しいね、オルが他人を指導するなんて」
オル「彼女に、ラッキーライラックに姉上と同じ感覚を覚えたのです」
オルは思い出した。ドリジャもまたジュニア級王者になってからG1を勝てない日々が続いていたからである。
オル(姉上が泣く姿を、もう見たくない)
夏合宿を経てパワーアップしたが、ラヴの足に炎症が発生、秋華賞を回避せざるを得なかった。
トレーナー「無理をするな、ラヴ。お前はあのオークスで注目されたウマ娘だ。オークスの消耗もある。今は休め。」
ラヴ「ルームメイトのクロノちゃんを応援するわ。アイさんはエリザベス女王杯?」
アイ「いいえ、私が狙うのは王道路線、天皇賞(秋)よ!!」
トレーナー「ジャパンカップも秋天も東京レース場だ。最高のパフォーマンスが発揮できそうだ(だがそうなるとアイの師匠をスカーレットから変えるか、いや、スカーレットは中山も走れるからどう動くかわからないな)」
スペ「私も取ってます!!」
スズカ「私は怪我しちゃったのよね」
ウオッカ「俺なんて大接戦ドゴーンだからな」
ゴルシ「マックちゃんは斜行降着だもんな」
マック「タヒにたいのですの? 」
10月となり、日本の秋G1シーズンが始まろうとするなか、一足先にフランスで凱旋門賞が開催された
凱旋門賞の結果はキセキ7着、ブラストワンピース11着だった。
やはり壁は高い
ウオッカ「向こうのバ場はまじひでえ状態だったから出なくて良かったな」
マック「トゥインクルシリーズファンからは早めの回避が英断との評価ですわ」
ゴルシ「ナカヤマ(ナカヤマフェスタ)のやつも凱旋門賞では日本のウマ娘はまず消すと言ってたな」
ダスカ「そういえば副会長(エアグルーブ)がナカヤマ先輩を生徒指導室に呼ぶようにと探してたわ」
カペラの部室
ダイヤ「凱旋門に呪われなさい」
それは自身のキャリアに引導を渡したキセキとブラストワンピースへの呪詛だった
ダイヤ(……みんな、惨めに散れ。
あんたたちも、私と同じように……
輝きを失って、ただの石ころになればいい)
秋華賞特番が組まれた。ゲストはスイープトウショウ(スイーピー)、メジロドーベル、カワカミプリンセスだった。
その後クロノが秋華賞を制覇、桜花賞のグラン、オークスのラヴでティアラ3冠を分け合うこととなった。
テイオー「なんかBNW思い出しちゃった」
マック「ビワハヤヒデ、ナリタタイシン、ウイニングチケットの分け合いは有名ですわね(史実1993年)」
ウオッカ「ノーリーズン先輩、ギム先輩(タニノギムレット)、ミラ子先輩(ヒシミラクル)も三冠分け合った(史実2002年)けど、長く活躍したのはミラ子先輩だったな」
キタちゃん「ダイヤちゃんもクラシック三冠分け合ったんだよね・・・」
キタちゃんは顔を暗くした・・・
オーストラリアの検疫が改定されたことで、リスグラシューはコックスプレートに出走できることとなった
秋天の前日、リスグラシューのコックスプレート優勝が伝えられた。日本のウマ娘では初のコックスプレート優勝であった。特別奨学金も受け取った!!
リスグラシュー「目指すはティアラ路線初の春秋グランプリ制覇です!!」
プルルルル
オグリ「もしもし」
ディクタ「俺だよ、オグリ」
オグリ「ディクタか!久しぶりだな!!今アメリカじゃなかったか?オベイには会ったか?」
ディクタ「残念。俺は今オーストラリアだ。コックスプレートを見に行ったんだ。」
オグリ「近いうちに日本に戻るのか?」
ディクタ「ああ、検疫のこともあるから金曜日に着くはずだ。フォークインも一緒に来る。あと、リスグラシューの件できな臭いことがあるんだ。」
オグリ「私は餅を食べる時は醤油派だ」
ディクタ「きな粉じゃねぇよ。サトノグループって知ってるか?」
オグリは顔を引きつらせた!!サトノ家がスピカメンバーの何人かを栗東寮から追い出したからだ!!
オグリ「詳しく聞かせてくれ!!帰国後に会おう!!個室つきの店も取る!!」
ディクタ「おい、ちょっ」
ピッ!
オグリ「サトノか・・・」
オグリは嫌な感じがした。リスグラシューとサトノ家の繋がり
それがただの偶然とは思えなかった。
そこへドアがノックされ、オペラオーが入ってきた。
オペラオー「オグリさん、ロブロイ君がシュヴァル君の事で話したいことがあるとのことです。」
オグリ「いつ頃だ?」
オペラオー「色々調べ物があるので金曜日になるかと」
オグリ「悪い、その日は旧友が帰ってくるんだ」
タマが後ろから顔を出した。
タマ「ならウチとイナリが代わりするで。ウチはフォークインと関わりあらへんし、イナリはディクタと関わりがあらへん。両方と関わりあるクリークもオグリと一緒に向かわせればええやろ」
オペラオー「タマさん、すみません」
オグリは小さく頷き、窓の外を見つめた。
オグリ(心の声)
(サトノの動きが……
リスグラシューを利用して何を企んでいるのか……
光と闇の対立が、ますます複雑になってきたな……)
トレーナーの豆知識 凱旋門賞
トレーナー「よう、スピカのトレーナーだ。今回は凱旋門賞について解説しよう。凱旋門賞はフランスのパリロンシャンレース場で開催されるトゥインクルシリーズ最高峰の芝レースだ。海外ブックメーカーでの賭けも盛んになっている。日本のウマ娘の最高順位はエルコンドルパサー、ナカヤマフェスタ、オルフェーヴルの2着が最高順位、日本のウマ娘どころが欧州以外のウマ娘の優勝は存在しないぞ!!」
キタちゃん「凱旋門賞後は成績落ちちゃうんだよね」
次回予告
ララ「忘れてはいかん、忘れさせてはあかん!ウチの記録はウチであるための記録!!覚醒の時が来た!ラッキーライラックが蘇ったという事実の意味をトゥインクルシリーズに思い出させたる!!もう、アイさんだけやないということを」
次回は「五花弁 の ライラック」です
次回予告およびサブタイトルはコードギアス風です
五花弁のライラックは幸運のライラック、つまり『ラッキーライラック』です