ウマ娘プリティーダービー 4th season 妄想プロット 作:サンデー狂
メディアの闇が垣間見えます
ジャパンカップが近づいたある日、アイは香港遠征のため回避するが、世間はジャパンカップで盛り上がろうとしていた。
そんな中、スピカのメンバーはある雑誌記事で落ちんでいた
その雑誌の記事はこうだ
『サトノ家とメジロ家の対立激化か!?』
『きっかけはメジロマックイーン所属チームメンバーのアーモンドアイが勝利したジャパンカップか!?』
タニノギムレットのインタビュー『アーモンドアイ、彼女こそ
ダスカ「ウオッカのやつ、この記事に激怒してギム先輩に殴りかかって生徒指導室よ」
テイオー「こんな内容、ボクでも分かるよ。これじゃアイちゃんを悪者にしてるような書き方だよ」
ゴルシ「短距離路線のビリーヴ、両家のウマ娘と対戦のないアドマイヤベガ、ダート路線のトランセンドとインタビュー相手もめちゃくちゃだな」
キタちゃん「アイちゃんが勝った去年のジャパンカップ、ううん、あたしが引退した翌年からダイヤちゃんが話しかけることが少なくなって、有馬記念で部屋から追い出されちゃった。サトノのウマ娘やシュヴァルちゃんがあたしを、スピカを敵視し始めている」
マック「ドーベル、ブライト、ライアン、パーマーも記者からの執拗なインタビューを受けてますわ」
テイオー「オグリさんもインタビューで体調を崩して秋天6着、ジャパンカップ11着だったって聞いたことあるよ」
スペ「トレーナーさんは?」
スズカ「この件でオグリさん、北原さん、六平さんと一緒にこの新聞とは別な新聞社へ先手を打ちに行ってるわ」
別な新聞社 会議室
藤井泉助はテーブルの向かいに座る六平と北原、そしてオグリを前に、静かに頭を下げた
藤井「この記事の件については僕も思うところがあるのは分かっとります」
六平がテーブルを叩き、声を荒げた
六平「分かってるじゃねぇだろうが!!オグリの現役時代に世の中さんざん引っ掻き回すきっかけを作ったのはお前だろうが!!」
藤井は冷静に、しかし真剣な目で六平を見つめ返した
藤井「こっちも言わせてもらいますけど、あのオグリのラストランの有馬で前編集長カスを止めていなければオグリは精神を乱して負けてたと思います。それにクラシック追加登録ができたおかげでテイエムオペラオーは皐月賞に出走でき、それがきっかけでG1七勝した。それに皐月賞出走を勧めたのはそちらではないんですか?」
六平「貴様ぁ!」
北原が慌てて六平の肩を押さえた
北原「落ち着いてください、ろっぺいさん、藤井編集長!!」
六平「むさかだ!!」
オグリは静かに手を挙げ、場を制した
オグリ「こっちの新聞社のインタビューばどうなっている?私の頃の二の舞にするつもりか?」
トレーナー「スピカにもインタビューするのか!?マックイーンもいるしサトノ家と関わり深いキタサンもいるんだぞ!?」
藤井は小さく息を吐き、資料をテーブルに置いた。
藤井「こっちは問題あらへん。選抜されたベテランに双方と関わりの深いウマ娘へのインタビューに絞っとる。あの加熱報道がウマ娘のメンタルに大きくダメージを与えたことが問題になったのは事実や。あんなバイトにやらせたのはインタビューとは呼べへん」
オグリ「ディクタから聞いたが、リスグラシューがサトノ家のサポートでコックスプレートに出たようだが」
藤井「香港行ったウマ娘は180日間オーストラリアに渡航できひんルールがあったんや。オーストラリア政府としても宝塚記念優勝ウマ娘にコックスプレート出走を望んでおった。サトノ家のスピカへの嫌がらせと決めつけることはできないんや!」
六平「くっ!確かに確証がねぇ!!」
オグリは静かに目を細め、窓の外を見つめた。
オグリ(サトノの動きが……、リスグラシューを利用して何を企んでいるのか……。光と闇の対立が、ますます複雑になってきたな)
インタビュー内容 メジロ家とサトノ家について
メジロアルダンの同期
オグリ(新聞社にて)「サトノ家か。科学技術方面に強いと聞いている。シューズや蹄鉄といったスポーツ用品の方面についてはLight Sportsの方が上かもしれないが、VR技術等はあちらの方に軍配が上がるな。ベルノには悪いが。メジロ家は不動産系じゃなかったか?アルダンから聞いたことがあるが、私は興味がなかったからな」
スーパークリーク「このような一件に関して、私はサトノ家との関わりは薄いのでなんとも言えませんが、メジロ家とは同じクラスだったので、私も仲がいいです」
ヤエノムテキ「話すことはありません」
サクラチヨノオー「ステイヤーが低迷しているのも最近のトゥインクルシリーズのマイル・中距離に力が入っているのも大きいですかね。」
ディクタストライカ「金の話はするな。それよりもヒシミラクル見なかったか!?プールサボろうとしてんだよ!!」
バンブーメモリー「メジロ家とサトノ家の対立に関しては陰湿な嫌がらせまでに発展してないのが救いっスかね。冷戦状態っス」
メジロマックイーン、ライアン、パーマーの同期
イクノディクタス「ノーコメント」
ダイタクヘリオス 「パーマーはお嬢様っぽくなくて付き合いやすかったぞ。でもダイヤは難しかったかな」
ダイイチルビー「事業面で友好的だったけど、レース面では最近のサトノ家は振るわないウマ娘が多いわ。メジロ家もだけど」
メジロブライト、ドーベルの同期
ステイゴールド「サトノ家とメジロ家か。事業面でも対立するのは時間の問題かもしれなかっただけだ」
マチカネフクキタル(水晶玉を見て)「むむむ、サトノ家とメジロ家の未来も見えません!!」
タイキシャトル「最近のサトノ家のウマ娘の低迷も問題デース。マックイーンがいるチームにも飛び火してマース」
サトノダイヤモンドの同期
ヴィブロス「最近ダイヤちゃんはシュヴァち、シュヴァルお姉ちゃんと一緒にいることが多くなってる。ダイヤちゃん、引退前というよりも大阪杯ぐらいからキタちゃんと話すことが減ってきて、夏頃から精神的に追い込まれていたかも」
別な新聞社 インタビュー(カペラ側)
記者は慎重にマイクを向け、3人のウマ娘に静かに質問を続けた。
サトノダイヤモンド
記者「ダイヤモンドさん、最近の成績低迷とスピカとの関係について……」
ダイヤは穏やかに微笑みながら、しかし冷たい目で答えた。
ダイヤ「成績のことは……仕方ないわね。凱旋門賞以降、成績が低迷してしまって……。キタサンブラックさんみたいに綺麗に引退できればよかったのに、私はただ惨めに終わってしまっただけ。スピカの皆さんは……輝いていて羨ましいわ。特にアーモンドアイさん。あの圧倒的な力……、私には到底真似できない光ですもの」
(穏やかな笑顔の裏で、瞳は完全に冷え切っていた)
サトノクラウン
記者「クラウンさん、ダイヤモンドさんとの関係やキタサンブラックさんについて」
クラウンは静かに、抑揚を抑えた声で答えた。
クラウン「ダイヤちゃんとは……同じサトノ家として、一緒に苦しんできたわ。キタサンブラックさんは……昔は本当にライバルだったのに、今はもう話す気にもなれない。あの人たちが綺麗に引退して、スピカで輝いている横で、私たちはただ惨めに終わっただけ。アーモンドアイさんも……あの子の勝利を見るたび、自分の存在が薄れていく気がして……」
シュヴァルグラン
記者「シュヴァルグランさん、現在の心境やスピカについて」
シュヴァルは穏やかに、しかし声の端々に冷たい棘を忍ばせて答えた。
シュヴァル「あのジャパンカップは……僕のキャリアを終わらせた。キタサンブラックやアーモンドアイが輝く姿を見ていると、自分の惨めさが際立って……スピカのみんなは本当に強い。僕には到底届かない光……。もう、近づく気にもなれない」
3人のインタビューは、どれも表面上は穏やかだった。
しかしその言葉の裏側には、キタサン、アイ、スピカ全体への深い憎悪と嫉妬が、静かに、しかし確かに満ちていた。
コンコンコン
スペ「はい、どちら様ですか?」
ドアを開けると、落ち着いた雰囲気の男性記者が立っていた。
見るからにベテランの空気を感じさせる、穏やかだが鋭い目をした人物だった。
記者「すみません。こちらのチームの取材に伺いました」
テイオー(雰囲気でわかる。あの人はベテランだ)
その記者は見るからにベテランの空気を感じさせた
記者「メジロマックイーンさんですね。こちらの記事およびサトノ家との対立についてお伺いしたいのですが。もちろん他のメンバーにもお伺い致します」
ラヴ「動画で撮って加工されないようにするわ」
スピカへのインタビュー
インタビューは勝負服着用で行われた
マックイーンは優雅に姿勢を正し、静かに微笑んだ。
マック「わかりましたわ。ただ、わたくしはあくまで一ウマ娘としてお答えします。確かにサトノ家とは交友がありました。メジロ家も今のウマ娘は微妙ですが、事業面では不動産、レジャー、広告等で安定しております。サトノ家は科学技術方面で強いのは理解しております。VRゲーム、調理器具等ですわね。ただ最近は不動産、レジャーでもバッティングすることがあるのでそれが対立の要因になっているのではないでしょうか。最近はレース面でも……特にダイヤさんやクラウンさんの低迷が、不穏な空気を生んでいるようですわね」
記者「キタサンブラックさんについては?」
キタちゃんは少し迷った後、静かに答えた。
キタちゃん「……ダイヤちゃんとは、昔は本当に親友でした。でも今は……話しかけても拒絶されてしまいます。あたしが引退したタイミングと、ダイヤちゃんの成績低迷が重なって……、明らかに辛そうにもがいていました。あたしも元気づけようとしましたが、心が限界に近づいていたのかもしれません、グス。そしてあの有馬記念でついに限界になっちゃたんだ、グス。クラちゃんも秋天で差し切って以降低迷して去年のジャパンカップで引退しました。ダイヤちゃんを悪者にしたくないけど、たぶん、あたしがピーク中に逃げ切り引退して、有終の美を飾ったのを心の奥底では妬んでいたんだ、グス」
記者「アーモンドアイさんはいかがですか?」
アイは真っ直ぐに記者を見つめた。
アイ「わたしはただ、精一杯走ってるだけです。ダイヤちゃんやクラウンちゃんが苦しんでいるのは知っています。でも、それを理由にスピカ全体を悪く言うのは……。違うと思います」
スペ「ダイヤちゃんとは本格化する前からの付き合いがありました。キタちゃんは同じチームに入りましたが、ダイヤちゃんは方針が合わず、別チームに入りました」
スズカ「メジロ家ではドーベルやブライトとは何度か走ったことがあるわ。マックイーンも面白いネタが多いわ。でもダイヤちゃんとの関わりは薄かったの。ダイヤちゃんの本格化前はアメリカ遠征中だったから」
テイオー「凱旋門賞後のダイヤちゃん、成績が落ち込んでた。それでも勝とう勝とうと必死にもがいていた。それが余計に辛くて・・・。メジロ家はマックイーンからよく話聞いてたからサトノ家との対立している今がとても胸が苦しい。」
ゴルシ「今回は真面目だ。ダイヤは凱旋門賞後、明らかにピークを過ぎていた。あいつはチヨノオーみたいな早熟型の可能性がある。オルフェーヴルは引退後にピークを迎えたみたいだし、ウマ娘の引き際の難しさを痛感するな。つーかステゴにインタビューできたのかよ、すげーな。あいつの放浪癖はゴルシちゃんがよく知ってっから」
ラヴ「メジロ家のネタはマックイーンさんから入ってくるけど、サトノ家のことはスピカに入部してからその話は入ってきたことないわ。」
ダスカ「あたしもダイヤと付き合い長いけど、あの子の科学技術部門にアグネスタキオンの技術を紹介したこともあるわ。特許で儲けているとは聞いてないけど」
記者「ウオッカさん、ダイヤさんの低迷についてどう思われますか?」
ウオッカは少し間を置いて、静かに口を開いた。
ここでアストンマーチャンが入り込む
ウオッカ「あいつの低迷は凱旋門賞挑んだことが原因じゃないか?ジンクス打破にこだわるところもあるし。それに凱旋門賞制覇は日本のウマ娘の夢だけど、キタサンが宝塚での大敗で断念して秋シニア王道に切り替えてG1七勝できたんだ。オペラオーさん風に言えばダイヤは凱旋門賞という太陽に挑んだ無謀なイカロスだ。俺もティアラ路線でありながらダービーに挑んで勝ったけど、そのせいで今でも『ダービーに逃げた』って言われてるぜ。オペラオー先輩とドトウ先輩、俺とスカーレットのようなお互いに磨き合うライバル関係をキタサンとダイヤも続けていればあいつもより輝きを増せただろうな」
ウオッカの声は低く、しかし熱を帯びていた。
彼女の目には、自身の経験を重ねた複雑な感情が浮かんでいた。
記者「キタサンブラックさんとダイヤさんの関係については?」
ウオッカ「キタサンは晩成型で、ダイヤは早熟型。同じ『引退』を選んだはずなのに、温度差が大きすぎた。キタサンが綺麗に花道を飾ったのを見て、ダイヤは『自分だけが惨め』って思っちまったんだろうな。それが凱旋門賞後の低迷と重なって、心が壊れた……。俺から見ても、残念で仕方ねえよ」
記者「ありがとうございます。率直なお話、参考になりました。」
ウオッカはインタビューが終わると、ソファに深く腰を下ろし、ため息をついた。
ウオッカ(ダイヤ……お前はもっと強かったはずだ。俺とスカーレットみたいに、キタサンと本気でぶつかり合っていれば……、あんな風に壊れなかったのに……)
マックイーンは入り込んだアストンマーチャンにキャメルクラッチをかました!!
インタビューが終わると、部室に重い沈黙が落ちた。
キタちゃんはソファの端で小さく息を吐いた。
キタちゃん「……みんな、ありがとう。あたしのこと、守ってくれて……」
アイがキタちゃんの隣に座り、優しく手を握った。
アイ「キタサン……、わたしたちは味方よ。ダイヤちゃんのことは……時間が解決してくれるといいね」
後日、インタビューが掲載された雑誌が出版された
着色なし、中立的で事実のみを淡々と書き示されていた
しかし雑誌は売れた。これが報道の極意であると。藤井編集長のコメントとして『オグリキャップのトラブルのきっかけを作った僕の責任でもあります』ともあったが、かつて世の中を席巻したオグリキャップのインタビューがあるということで紙の雑誌も売れた(転売ヤーだろうが)。
マック「あのメジロ家とサトノ家の対立も過剰な煽り記事でしたわね。確かにあのジャパンカップも多少は影響してるかもしれませんが、実際はそこまで加熱した対立ではありませんのに」
ラヴ「売上のためにバズる記事を書いていた。あの出版社だいぶ叩かれているわ」
ゴルシ「つーかステゴのインタビューがあるだけでも激レアの部類だぜ」
テイオー「でもレースの結果が家同士の対立になるなんて悲しいよ・・・」
キタちゃん(ダイヤちゃんのインタビューが穏やかに見えて憎しみに満ちている。ダイヤちゃん、クラちゃん、シュヴァルちゃん、あの頃を思い出して!!)
アイ「過剰なメディアに負けるつもりもないわ。結果でメディアを黙らせてやる!!ダイヤちゃんもあの頃の輝きを取り戻させるわ」
キタちゃん(あたしは気づくべきだった。アイさんは強気だったけど、本当はかなり気負っている状態だということに)
ED後
フクキタルが水晶玉をじっと見つめ、突然目を細めた。
フクキタル「むむっ!!サトノ家に小さな光が見えます!!」
サトノ家本家
ダイヤ「あなたの本格化はまだまだ先そうね。デビューしたらスピカを潰しなさい、サトノレーヴ」
ダイヤの瞳には底知れぬ闇が宿っていた。レーヴは戸惑っていた
トレーナーの豆知識 藤井泉助
トレーナー「よう、スピカのトレーナーだ。今日は藤井泉助編集長について解説するぞ。藤井編集長は、1記者時代にオグリキャップの活躍に注目した記者だ。オグリキャップのダービー出走の署名を起こしたことでクラシック追加登録制度へと繋がった。オグリキャップのラストラン直前に前編集長の計画した直接インタビューを妨害して失脚、編集長に就任したぞ!!」
六平「今でも信用できんな」
次回予告
スペ「やめてアイちゃん!!未経験の中山を走るなんて!!このままだと体に負担が掛かっちゃう!!シュヴァルちゃんにも負けちゃうよ!!次回、病と挫折と覚悟、出走、スタンバイ!!」
スズカ「ネタバレしてるわよ!!」
本編はトークばっかですみません。
今回は遊戯王デュエルモンスターズです。あの伝説のネタバレ回のパロディです。サブタイトルは仮面ライダーOOOです。