ウマ娘プリティーダービー 4th season 妄想プロット 作:サンデー狂
夏合宿
アイはキタちゃんに引退理由を聞いた
アイ「以前よりもキレがよくなっているのになぜ引退したの?」
キタちゃん「周りの同期たちが衰えていくのを見て、満足な走りができるうちに引くことにしたんです」
トレーナー「宝塚記念の大敗は、春天でのダイヤとの競り合いおよびあのディープインパクトが叩き出したアンタッチャブルレコードを更新した際の疲労、さらに去年から設定された春シニア三冠を狙ったハードトレーニングが原因じゃないかと思うんだよな。ちゃんと自制させるべきだったよ。あのレースはまさに消耗戦だったな」
ダスカ「むしろあの頃からピークに入り出した晩成型だと思ったわ。タップダンスシチー先輩、ステイゴールド先輩、お姉ちゃん(ダイワメジャー)もそうだったし。」
ウオッカ「それにルドルフの呪いともいうしな」
アイ「ルドルフの呪い?」
マック「G1七勝するとまるでそれを超えるのを阻むかのように勝てなくなることですわ」
テイオー「ウオッカが推しのオペラオーもそれに阻まれてドトウ、アグネスデジタル、ジャングルポケット、マンハッタンカフェに負け続けて引退したからね」
ダスカ「あんたもジャパンカップ勝った後のドバイのG2で負けた後に鼻血ブーで前倒し引退したもんね」
ウオッカ「スカーレット〜〜〜!!!!!」
テイオー「それにその頃からトレーナーも視野に入れてたんだ」
スペ「ドゥラメンテさんは故障後、トレーナーの勉強もしてるんです」
キタちゃん「あたしもトレーナーになって、ドゥラちゃんとトレーナーとしても勝負したいんです」
そしてキタちゃんはアイの耳元に寄った。
キタちゃん(小声で)「あと、秋天勝った後に会長の徹底マークを受けてタックルされたあとに粉砕骨折した夢を見ちゃったんだよね。会長を尊敬しているテイオーさんの前では言えないんです」
アイ「噂レベルで済むことを祈るわ」
粉砕骨折、それはライスシャワーが宝塚で故障し、レースから洗った要因である
夏合宿の合間
キタサンブラックは、カペラの練習場に足を運んでいた。
グラウンドでは、ダイヤちゃんとクラウンが、黙々と併走を繰り返している。
二人の表情は硬く、かつての明るさはほとんど感じられなかった。
キタちゃんは少し息を整え、声をかけた。
キタちゃん「ダイヤちゃん、クラちゃん。一緒に練習しよ。成績を回復させるために……あたしも手伝うから」
二人は足を止め、こちらを振り返った。
ダイヤちゃんは優しく、しかしどこか遠くを見るような笑顔を浮かべた。
ダイヤちゃん「ありがとう、キタちゃん。でも……これはカペラの、サトノ家の問題だから」
クラウンも静かに頷いた。
クラウン「自分たちの問題は、自分で解決したいの。キタサンに頼るわけにはいかないわ」
キタちゃんは一瞬、言葉を失った後、小さく息を吐いた。
キタちゃん「……そうなんだ。わかった(……もうちょっと、頼ってよ……)」
キタちゃんは笑顔を保ったまま、二人に背を向けた。
しかしその背中は、少しだけ寂しげに見えた。
後年、キタちゃんはこう振り返ることになる。
キタちゃん(回想)(……この時、あたしは無理にでも練習を手伝うべきだったかもしれなかった。ダイヤちゃんの心のダイヤモンドが、すでに砕けかけていることに、もっと強く気づくべきだったのに「自分たちで解決する」という言葉を、そのまま受け入れてしまったことが……後の悲劇に繋がってしまったのかもしれない)
夏の陽射しがグラウンドを照らし、二人の影は、静かに、しかし確実に、キタちゃんから遠ざかっていった。
秋華賞目前、特集番組が組まれ、メジロドーベル、ファインモーション、レッドディザイアだったが、ほぼアーモンドアイ一択だった
そして秋華賞、アイは行き足がつかずにやや中団後方に差し控える。
4角で他ウマ娘と接触し、大外に回されてしまった!!
アイ(シンザン記念と同じ!!でもオグリキャップだってペガサスステークスで大外ぶん回しで勝ったんだから!!)
アイは直線で末脚を発揮して一気にごぼう抜き!!
ゴール板をくぐった瞬間、スタンドがどよめいた。
一方、ラッキーライラックは9着。力を出し切れぬまま、ゴール板をくぐった。
ララはレース後の通路で、膝をつき、涙を流していた。
ララ「ウチは、ウチは最強チームリギルの名に泥を塗ってもうた!!」
ララは涙を流していた・・・
トレーナー「ついにスピカG1勝利40勝目!!しかも初の三冠!!これまで二冠まではいたけどな」
テイオー「ボクは骨折で菊花賞出れなかったんだよね(史実1991年)」
ダスカ「アタシは病気でオークス出れなかったし」
スピカは初の3冠達成に沸く中で、アイはララを心配していた・・・
キタちゃん「あたしもダービーで惨敗したから、ララさんの気持ち分かるかも」
トレーナーが腕を組み、分析するように呟いた。
トレーナー「キタサンがドゥラメンテに恐怖して無意識に萎縮したんじゃないかって思うんだよな」
アイ「私が恐怖の対象・・・」
オッカが顎をしゃくり、低い声で付け加えた。
ウオッカ「俺的にはドリジャ先輩っぽいぜ。あの人もジュニアG1王者だけど、俺には勝ててないし。シニア2年目にようやく春秋グランプリを勝てたんだ。俺はグランプリ勝てなかったからな。ララもお前がいなければ勝てるかもな」
ゴルシが珍しく真面目な顔で続けた。
ゴルシ「妹のオルフェーヴルが漏らしてたな。あいつがこっそりと泣いてる姿を見たって」
部室の喧騒の中で、アイは静かに拳を握りしめた。
アイ(……トリプルティアラ。私が欲しかったタイトルを、手に入れた。
でも……ララは泣いている。私が強くなればなるほど、誰かが傷つく。これが……頂点の重さなんだろうか。)
秋の風がレース場を渡り、三冠の称号が、静かに彼女の肩に降りた。
寮への帰り道、アイは一人、静かに歩いていた。
トリプルティアラの達成感と、ララの涙が交錯して、胸の中は少し複雑だった。
そのとき、前方から芦毛のウマ娘がゆっくりと近づいてきた。
芦毛のウマ娘「アーモンドアイ、君のレースを見せてもらった。不思議な感覚とかなかったかな?」
アイは足を止め、目を見開いた。
アイ「え……オグリキャップさん!?」
かつて社会現象を巻き起こした芦毛の怪物。
その声を直接かけられたことに、アイは思わず息を飲んだ。
アイ「は、はい!!桜花賞の時は無理矢理力を発揮した感じでしたけど、オークスと秋華賞は……自然と発揮できました!!」
オグリは小さく頷き、静かに分析するように言葉を継いだ。
オグリ「なるほど、ギアがかかるのに中距離でフルに自分の力が発揮され、マイルだと領域か」
アイ「
オグリ「運動中による精神の集中が限界まで到達する可能性の一つだ。君は感覚で会得したみたいだな」
アイ「うーん、中距離で真価発揮されるならオンオフできればいいかも。ヒントありがとうございます!!」
オグリ「彼女の次走、調べてみるか」
夕暮れの空が茜色に染まり、レジェンド級の芦毛と、白いカチューシャの超新星が、静かに言葉を交わしていた。
ED後のCパート
オグリとアイが会って数日後
表はあっても占いにて
ドトウ「フクキタルさぁん、わたしオグリさんにジャパンカップ観戦にオペラオーさんと誘わ」
フクキタルは突然、大きく身震いした。
フクキタル「ぬぉぉぉ!!強烈な光と……凄まじい闇が見えます!!」
ドトウは顔を青ざめさせた。
ドトウ「救いはないのですか〜……!?」
フクキタルは水晶から目を逸らさず、低く呟いた。
フクキタル「……光が強ければ強いほど、影も深くなる。この先、大きな分岐点が待っています……」
ネオユニヴァースの部屋
ネオユニヴァース「闇が見える、偉大なウマ娘は陰となり、冠は朽ち果て、宝石は石ころとなる」
コパノリッキーのリッキーラッキー風水にて
部屋の中央に羅盤が置かれ、コパノリッキーが真剣な顔でそれを見つめていた。
ホッコータルマエが隣で腕を組んでいる。
コパノリッキー「うーん、シュヴァルグランさん、ダイヤさん、クラウンさんの成績の件を風水的に診てるんですが、どうやっても弾きます!こんなことは初めてです!!」
ホッコータルマエ「また風水?でも、弾くってことは……よっぽど歪んでるってことでしょ」
コパノリッキーは羅盤を強く握りしめ、唇を噛んだ。
コパノリッキー「……何かが、おかしい。この先の『気』が、完全に乱れてる……」
トレーナーの豆知識 三冠
トレーナー「よう、スピカのトレーナーだ。今回は三冠とは何かについて解説だ。三冠は基本的にクラシック路線の皐月賞、日本ダービー、菊花賞を全て勝ったウマ娘が得られる名誉だ。ティアラ路線の三冠はトリプルティアラと呼ばれるぞ!!」
マック「ラモーヌ様の頃は秋華賞ではなくエリザベス女王杯でしたわ」
次回予告
トレーナー「ついにアイのシニア初対決!!そのレースはジャパンカップ!!立ちはだかるのはキタサンのライバル達!!アイの力は通用するのか!?次回、ウマ娘プリティーダービー4th season。2.20.6。アイの力が嵐を呼ぶぜ」
ウオッカ「いやヤバイだろ、その決め台詞!!」
今回は勇者特急マイトガインです。
SEASON3はピークアウトが原因で引退しましたが、こちらでは満足がいくうちに引き、トレーナーを目指すという風に改変しています。
イクイノックス、エコロデュエル、ウィルソンテソーロ、クロワデュノールの活躍を見てると……
これが二人の間にとてつもない闇を生み出すことも知らずに・・・
2026/07/27 追記 キタサン産駒の活躍により引退理由を一部変更
3期作るの少し早すぎたかも