がっこうぐらし! R.P.D警官MODルート(仮)   作:rrq

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何年か前にがっこうぐらし!の二次創作小説を読むのにハマっていた時期があったのですが、原作を最後まで全部読んだら自分でも二次創作小説を書いてみたいなと思ったので…。




part1 発生

はいどうもー!皆さん、こんにちは!

 

早速なんですが今回はあの懐かしのPCゲーム、がっこうぐらし!にバイオハザードの要素を追加するMODを入れてプレイしていきたいと思います!

 

今回は…そうですねぇ…操作キャラクターと、重要なもの以外のアイテム配置はランダムに設定して難易度はノーマルでやっていきましょう!

 

この難易度だとステージ上に回復アイテムや武器弾薬が出現しやすくて、強いキャラを操作できることが多いんですよね。

 

ハード以上だとバイオハザードのハンターやリッカーがスポーンするようになってしまってプレイヤーキャラ以外の生存率が一気に下がってしまうんですよ。

苦労して学校まで到着したら、学園生活部の皆さんは全員ハンターの餌食になっていて…なんてことが多発します。

操作キャラにがっこうぐらし!のモブ生徒が選ばれたり重症状態からゲームが開始されたりと、かなり厳しい設定で有名ですね…難易度ナイトメアの間違いかな?

 

さて、今回プレイヤーキャラとして選択されたのは…

 

えーと、バイオハザードアウトブレイクのケビン・ライマン。

 

おお!当たりキャラですね!

レオンやクリスといった激強キャラ達と比べてはいけないんですけど初期装備で銃を持っていますし、体力は高いし足も速くて攻撃面のスキルも充実しているので弾薬が出現しやすい難易度ではめちゃくちゃ強いんですよ!

 

逆に高難易度になるとプレイヤースキルが試されるキャラになってしまうんですが、今回そこは気にしなくても大丈夫ですね。

 

MODの影響でオープニングの映像も変化していますね!警官隊とランダルコーポレーションの部隊がかれら達に銃撃をしていくも徐々に圧されていって…と、旧作バイオハザード3のイントロに近いようなムービーですね。

 

お、ここで見逃してはいけないのがこの学園生活部の皆さんがちらっと見えるシーン。

 

これが実は毎回描写が変わっていて、学校ではなくてショッピングセンターが映っていたりそもそも映っている生存メンバーが違ったりとか…。今回は逆に珍しい原作通りの生存パターンみたいですね。

 

残念ながら人気キャラの通称チョーカーさんや胡桃の先輩が生存するルートでは無いみたいです…。

 

そしてラストに今回の操作キャラが今どこに居るかの映像が流れていきます。これは多分メインストリートからは少し離れた場所ですかね?

 

 

 

巡ヶ丘市庁舎周辺

 

 

『こちらチームデルタ。巡ヶ丘市庁舎周辺区域へ降下準備中。』

 

ランダルコーポレーションという企業のロゴが描かれた軍用らしきヘリコプターが低空を飛んでいく。

そしてその下では人が人に噛みつき、食い殺すという異常な光景が繰り広げられていた。

 

「きゃあああああああ!!」

 

「うわあああっ!た、食べないでくれっがぁっ…!?」

 

大通りに次々と到着する車両から警官たちが降り、簡易バリケードを設置して封鎖作業をしていく。

 

「道路封鎖を完了!発砲指示を待つ!」

 

『降下完了、あとは作戦通りにやるぞ!』

 

そこに先ほどのヘリコプターから降下してきた兵士達が合流して銃を構え、迫ってくる『かれら』を迎撃する準備をした。

押し寄せてくる『かれら』の数は、すでにこの街を構成する住民の半数以上になっている。

 

「撃て!!」

 

有効射程に入った『かれら』に銃撃をしていく警官と兵士達。

 

「効いていないぞ!?」

 

「数が多すぎる…!」

 

通常の人であれば食らって生きているのは考えられないほどの銃弾を浴びても尚立ち止まらずに迫る『かれら』。

腕がちぎれ飛び、体中を穴だらけにされて倒れても何事も無かったかのように起き上がる。

そしてバリケードにまで到達してきた『かれら』はそれを破壊して、逃げずに銃撃を続ける警官や兵士達を食い殺していった。

撤退を選んだ者達も、次々と街全体に居る『かれら』の餌食になっていった…。

 

 

 

巡ヶ丘学院高校 屋上

 

 

「どうして…こんな事に…。」

 

巡ヶ丘学院高校の屋上から校庭や街の惨状を確認して、茫然としている4人。

3人は学生で、1人は教職員だ。…正確には先ほどまで5人居たが、『かれら』から受けた傷が原因で自身も『かれら』になってしまい…。

どうやら横に転がっているシャベルで介錯されたようだ。

 

生き残った4人は校内から屋上へと繋がるドアを『かれら』が叩く音、そして爆発音や悲鳴や呻き声を聞いて震えるしかなかった…。

 

 

 

???

 

 

「これは…一体どうなってんだ?」

 

アメリカ中西部の小さな街、ラクーンとは似ても似つかぬ街並み。

気がついたらそんな場所にポツンと立っていた。自分でも何を言っているか訳が分からねぇ。

 

「出来の悪い映画でも見させられてるみてぇだ…。」

 

見るからに『死んでいる』ヤツらがうろついて、人を喰らう。

そんな地獄に居るのは変わっちゃいねぇか…。

 

本当にただ夢を見ているかもしれないが、ゾンビ共の注意がこちらに向いていないのはツイてる。

 

「アイツら…音に集まっているのか。」

 

ゾンビの野郎どもが向かっている先からはたくさんの銃声が聞こえていたが、すぐに聞こえなくなっていく。

 

「おっと、危ねぇ。」

 

ホルスターから抜いた愛銃の45オートで、近寄ってきていたゾンビの眉間を撃ち抜く。

 

「はぁ…夢とは思えねぇなこの感覚は…。いよいよ俺の頭も狂ってきちまったか…?」

 

銃声に気が付いたのかこちらにヤツらが近づいてきている。

 

「ちくしょう。どこに向かえばいいのかさっぱりだが…。…ん?」

 

見渡す限り自分が知っている街とは全く違う。ここは何処なんだ?

 

全く分からねぇ…。が、それでもヤツらに囲まれる前にどこかに逃げなきゃな。

 

「これは…ここ一帯の地図か?」

 

巡ヶ丘市観光用マップを取りますか?

 

→はい

いいえ

 

「メグリガオカ…?おいおい、俺は知らないうちにニッポン観光に来ていたのか?」

 

街の違和感の正体はこれか。パンフレット兼マップのそれを手に取って気がついたが、目に付く文字がほとんど『日本語』だ。

しかし、不思議な事に何が書いてあるのか日本語の知識がサッパリな俺でも分かる。

 

「ふむ…リバーシティ・トロン・ショッピングモール、それと聖イシドロス大学に…巡ヶ丘学院高等学校?」

 

サッと目を通し、内容をざっとだが記憶する。方向はこっちで合っているはずだ。

 

俺は現在地から距離が近く、菜園や発電設備…そして浄水施設まで完備されているという『巡ヶ丘学院高等学校』へと向かうことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲーム開始からすぐに『かれら』が居る場所に放り込まれましたね…。

 

中々普通のがっこうぐらし!ではお目にかかれない光景なんですが、このMODを入れているとバイオハザードのゲーム経験者向けなのかこうして市街地スタートになることが結構多いんですよ…。

 

日本の街並みにいきなりR.P.Dの新制服を着た31歳の外国人お兄さんが立っている光景は若干シュールですが、ランダムMODなんてこんなもんです。設定とかいろいろ気にしてはいけません。

 

最初気を付けたいのが、これは有名なんですけど絶対に銃声が聞こえる方向に行かない事ですね。

 

警官隊やランダルコーポレーションの兵士たちが戦っている方向に行ってしまうとほぼ確実に大量の『かれら』の数の暴力にやられてしまい、少数の生き残りと共に巡ヶ丘警察署に向かうというルートに突入してしまいます。

 

このルートに突入すると、がっこうぐらし!要素がほとんど無くなってしまう代わりに謎解き要素が満載の警察署からの脱出やランダルコーポレーションの研究所に行って事件の真相を早期に突き止める展開になります。

 

独特の面白さはあるんですけど、今回はがっこうぐらし!要素も楽しみたいので普通に学園生活部に会いに行きます。

 

「アイツら…音に集まっているのか。」

 

キャラごとにセリフは違うんですが、音に集まる習性に気が付くランダムイベントが発生しましたね!

これはラッキーです!このイベントが発生すると近接武器の種類が大幅に増えるんですよ。

 

なるべく音を立てずに『かれら』と戦うため、使えるものはなんでも使えるようになります。

ケビン専用の銃も初期の装弾数7発と予備マガジン1つだけなのでこのイベントが発生してくれると弾薬が節約できてとても助かりますし、後々学校に着いた時にやたらと発砲すると『かれら』が集まってきてしまって危険な場面が出てくるんですよね。

 

あっ!?危なっ!

 

パンッ!!

 

ふぅ、銃装備していて良かったです。危うく開始数十秒でゲームオーバーになるところでした。

基本的には音のする方に向かっていくんですが、こうやってプレイヤーの方をすぐに認識してくる『かれら』も居るので注意しないといけないですね。

 

今の銃撃で音に反応した『かれら』に見つかってしまったので、急いでこの場を離れましょう!

 

あ、その前に。忘れずに取っておきたいのは『観光用マップ』ですね。バイオハザードのキャラの場合巡ヶ丘の地理が分からずに最初はマップ機能が使えないという特徴があるので、ゲーム開始直後の最重要アイテムってやつです。

 

「ふむ…リバーシティ・トロン・ショッピングモール、それと聖イシドロス大学に…巡ヶ丘学院高等学校?」

 

選択肢が出ているときはゲーム内の時間が止まってポーズ状態になるので焦らなくても大丈夫です。

まあ今回は巡ヶ丘学院高等学校に目的地のカーソルを合わせていきます。

 

避難できそうな地点は複数あるようだ。

 

リバーシティ・トロン・ショッピングモール

聖イシドロス大学

→巡ヶ丘学院高等学校

 

画面の右下の方にミニマップが表示されるので、今回はそれを見ながら巡ヶ丘学院高校へと向かっていきます。

この地点から近いのでゲーム内の時間が夜になる頃には到着できそうですね!

 

 

 

 

 

 

 

巡ヶ丘学院高等学校 校門前

 

 

「ここが巡ヶ丘学院高等学校…。」

 

ゾンビ共をかいくぐってここまで到着したが、残念ながらここまで生存者は見当たらなかった。

 

…残念ながらここの生徒や職員もゾンビ化しちまったみたいだな。

 

「悪いな、スクールボーイ。お子さんは寝る時間だからな。」

 

 

グチャア…。

 

 

大きな音を立てないように目の前の元男子生徒らしきゾンビを蹴り飛ばして転ばしてやる。

そして、道中で拾った端の尖った鉄パイプを喉に突き刺すと小さく身体を跳ねさせてから動かなくなった。

 

「引き返してもいいが…。…どうせ行くアテもねぇからな…。」

 

鉄パイプを引き抜き、再び手に持って敷地内へと進む。

 

45オートの弾はあと6発とスペアマガジン内の7発…計13発あるが、無駄弾は使いたくねぇしなにより…。

 

「こいつらでかい音が好きみたいだからな。」

 

街中で1発お見舞いしてやった時のゾンビ共の反応は早かった。

1人しか居ないこの状況で囲まれてしまったら一瞬でオダブツになってしまうだろう。

 

「少ないな…。学校に残っていた生徒自体多くなかったのか…?」

 

すんなりと校内に入ることが出来たが…中はひどい有様だ。

どこも血が飛び散り窓ガラスは割れ、机や椅子も倒されている。

 

「あれは…?おい、誰か居るのか?」

 

教室の中から小さな明かりが見える。逃げ込んで上手いことやり過ごしたのか?

 

「お嬢さん、大丈夫か?」

 

教室に入るとそこには女子生徒が1人うずくまっていた。横にはテレビを薄っぺらくしたような小さな機械が落ちており、それが光を発していたようだ。

首にチョーカーとピンクのリストバンドを付けた特徴的な生徒は、少しも動かずにその画面をずっと見ているようだが…。

 

「ここは危険だ。一緒に安全なところを探すぞ。」

 

この階の廊下や、この教室内だって大量の血の跡がベッタリと付いているし荒れ放題なのは確認している。

確実にゾンビ共はここまで侵入しているし、いつ戻ってくるかも分からねぇ。

もしかしたらゾンビを見てショックを受けているのかもしれないが…。

 

「アァァ…。」

 

何回か呼びかけた結果ようやく気がついたのか、その女子生徒は小さな声を出しながらゆっくりとこちらにその顔を向けてきた…。

 

 

 

巡ヶ丘学院高等学校 屋上

 

 

 

「い、今誰か校庭に入ってきたぞ…!体格的に男の人っぽいな。」

 

「もしかして…!救助の人…かしら…?」

 

柵の隙間から校庭の方を覗いていた陸上部所属の恵比須沢胡桃さんが何かに気がついたようだ。

園芸部所属の若狭悠里さんも助けが来たのかと思い、柵の方へと向かった。

 

「あっ、校内に…。」

 

「よく見えないけど…1人だけみたいね。」

 

「あたしが見てくるよ…!」

 

恵比須沢さんがシャベルを持ち、叩く音が聞こえなくなったドアの方へと向かおうとする。

 

「恵比須沢さん…!」

 

手を掴み、彼女を引き留める。校内に戻って、もし『かれら』がたくさん居たら?

 

「あたしはほら…大丈夫だからさ?」

 

どこか引きつった笑顔を浮かべながら恵比須沢さんはそう言ってくる。

もしかしたら、仕方がなかったとはいえあのOBの先輩君を手にかけてしまった時点で彼女の心は…。

 

若狭さんは何も言わずにただこちらをじっと見ている。

ブルーシートで作った即席の寝具の上には、よほどショックだったのか疲れて寝てしまっている丈槍由紀さん…。

 

今この場に居る大人は私だけ。ここでまだ生きている生徒たちだけでも、なんとしてでも守らないといけない。

このまま校内に行かせて、彼女達がもしそんな姿になってしまったらと思うと恐怖で震えが止まらない。

 

しかし、このままここで待っても助けは来ないだろうという事は分かっている。

誰かが行かなければ気がついてもらうのは難しいだろう。

 

私が代わりに行くと言えるほどの勇気が欲しい。でも…ここから出てあんな化け物のようになってしまった生徒達をもし見てしまったら…。

 

 

頭の中が、思考がぐちゃぐちゃになっていくようだと感じていたその時だった。

 

 

パンッ!!パンッ!!

 

 

「この音は!?」

 

「銃…声…?」

 

 

銃声が聞こえる。たて続けにもう1発。やはり誰かが私達を助けに来てくれたのかもしれない…!

 

 

パンッ!!パンッ!!パンッ!!

 

 

「なぁ、これ…あいつらに囲まれたんじゃないか?やっぱりあたしが…。」

 

「わ、私も一緒に…!」

 

「…恵比須沢さん!若狭さん!」

 

 

→私が行きます。

校内を見てきてもらえませんか?

 

 

 

ドアの前に置いた園芸部用のロッカーを動かそうとする恵比須沢さんと若狭さんの2人を呼び止める。

恐怖で開かなかった口が、この希望に賭けたいと動きはじめる。

 

「私が…行きます。2人は丈槍さんをお願いしますね。」

 

「めぐねえ…!」

 

「恵比須沢さん。…めぐねえじゃなくて佐倉先生です。戻って来たら扉を2回ノックしてから声を出して合図しますから。分かりましたね?」

 

園芸部用のロッカーからデッキブラシを一本持ち出す。心もとないけど、無いよりは絶対良いだろう。

そっとドアを開ける。『かれら』は居ないみたいだ。…少し安心した。

 

「酷い…。」

 

3階まで降りると…予想はしていたけど、あまりの惨状で吐きそうになった。

このそこら中にベッタリとついた血は…?肉片らしきものは…?

見たくないのに強制的に視界に入ってくるそれらが精神を削っていく。

 

物音を立てないようにそろりと2年生の教室を覗くが、生存者も『かれら』も居ないみたい。

 

それにしても、先ほどから銃声は全く聞こえてこない。…もしかしてもう『かれら』に…?

あまり考えたくは無かったけど、救助に来た人もやられてしまったのかもしれない。…となると、このまま暗い校内に居るのはあまりにも危険だ。

 

そうして階段の方まで戻ろうとすると…。職員室の方から誰かが歩いてくるのが見えた。

どうやら生徒ではないみたい。あの姿はもしかして…?

 

「神山…先生?」

 

私が落ち込んでいるときにいつも気を遣ってくれた。そして、こんな事になった時も屋上から離れずにドアにカギをかけるように電話で伝えてくれた優しい先輩。

 

「…ご無事だったんで…すね…?え…嘘…。」

 

私を見て少しずつ近寄ってくる神山先生。

嘘だ。嫌だ。見たくない。

 

影になっていてよく分からなかったそれが、割れた窓からさしこんできた月明りではっきりと見えてしまった…!

 

「あ、ああ…!」

 

逃げなきゃ。逃げなきゃ。逃げな…きゃ!?

 

「ひっ!?」

 

「オォ…ォ…」

「アァ…」

 

先ほど覗きこんでいた教室。2年B組のドアから、『かれら』と化した生徒数人が出てきていたのだ。

確認した時に影になって見えていなかった…!?

 

後ろからは『かれら』と化した生徒達。前からは神山先生だったもの。

 

急いで駆ければ目の前にある階段まで逃げることは出来るかもしれない。なのに…。

 

「足が…!」

 

どうしてこんな時に足がすくんでしまうの…!どうして…嫌だ。嫌…!誰か…!

 

「誰か!誰か助けて…!」

 

徐々に近づいてくる『かれら』。ゆっくりと歩いてくるそれは、皆私の方に手をのばして…。

 

「伏せろ!」

 

パァン!!

 

突然男の声が響いた。そして、とっさにその指示通りにしゃがむとすぐに銃声が1回鳴り響く。

神山先生だったものは頭に直撃を受けたのか、そのまま倒れて動かなくなった。

 

「生存者だな?立てるか?」

 

銃を持ったその人に手を差し伸べられた。

 

「数が多いな…!残り7発…足りねぇか…?」

 

銃のマガジンを交換しながら男の人はぼやいている。外国の方で、かなりがっしりとした体型に見える。

少し見慣れない恰好だけど、警察の人なのかな?

 

「あ、あの…他に生き残りの生徒が居るんです!屋上に!」

 

「なんだって?」

 

「そこの階段を上ってすぐなんです!扉にカギもかけられますし、そこに避難しませんか?お願いです!」

 

屋上に3人の生徒が居ることを伝え、来てもらえないかとお願いした。

 

「分かった!…囲まれるとまずい!すぐに行くぞ!」

 

すると男の人はすぐに了承してくれて、恐怖で足がすくんでいた私の手を引いて屋上にまで連れてきてくれた。

 

『かれら』達も当然追ってきた。しかし、その人がポケットから何かを取り出して階段の下の方へと放り投げると

そちらに注目が集まっていき、追いかけてくる者はいなくなった。

 

「めぐねえ!」「佐倉先生!…とそちらの方も早く!」

 

恵比須沢さんと若狭さんが屋上に繋がるドアを開けて待っていてくれたみたいだ。

私達は急いで屋上に出て、そしてドアにカギをかけた。

 

 

 

「ふぅ…これで良いか?」

 

「ありがとうございます…!」

 

男の人(…お互い自己紹介を済ませたのだけど、ケビンさんというらしい。やっぱり外国の方だった。日本語が通じる方で良かった…。)は園芸部用のロッカーを再びドアの前に移動させて、そして屋上にあった使えそうな物を持ってきてドア前に置いてくれた。

よほどの事が無い限り突破されることは無さそうだ。

 

「ここは俺が見ておく。だからゆっくり休んでおけ。いいな?」

 

安心したのか、恵比須沢さんと若狭さんはブルーシートで作った寝具の上で寝ている。

私も正直眠りたい…でも。

 

「いいえ、私はこの子達の…先生ですから…。今日は私も見張りをします。」

 

銃を持った見知らぬ男性が隣に居る状況が怖くない訳ではない。

が、この異常事態においてこれほど頼りになりそうな大人も中々居ないだろう。

 

「そうか、まあ無理すんじゃねぇぞ。」

 

そう言って、銃の状態をチェックしながら周囲を警戒する体勢に戻るケビンさん。

私もぐっすりと寝ている丈槍さん、恵比須沢さん、若狭さんの姿を確認してから…デッキブラシを持って『かれら』が来たらすぐに知らせることができるようにドアの方を見る。

 

この日から、私たちのがっこうぐらしがはじまった。

 

 

 

 

 

チャプター1 発生 CLEAR

 

 

 

 

 

 

チャプター1 クリアランクS シナリオ達成率85%

 

・巡ヶ丘市観光マップを手に入れる

・『かれら』が音に反応する事に気が付く

・巡ヶ丘学院高校にたどり着く

・『かれら』化した柚村 貴依と遭遇する

・『かれら』化した神山 昭子を倒す

・音の出るアイテムを使い、『かれら』の注意を逸らす

・高校の屋上に逃げた生存者グループと合流する

・屋上のドア前に簡易バリケードを設置する

・『あいさつ』を済ませる

 

 

 

 

生存者情報

 

・丈槍由紀 感染進行度2%

私立巡ヶ丘学院高等学校三年。

 

スキル

直感(他のキャラクターには出来ない発想で事態を好転させる事がある)

 

所持アイテム 

リュックサック(携行できるアイテム数を増やすことが出来る。)

 

 

・恵比須沢胡桃 感染進行度6%

私立巡ヶ丘学院高等学校三年。

 

スキル

陸上部員(移動速度が速く、筋力があるため近接武器の威力が上がる)

 

所持アイテム

シャベル(園芸部の備品。頑丈で攻撃力も高いが、筋力が低い者が振るうと隙が大きくなる。)

 

 

・若狭悠里 感染進行度3%

私立巡ヶ丘学院高等学校三年。

 

スキル

園芸部(作物を管理、栽培することができる。) 家庭的(料理コマンドでの失敗率が低い。物資の管理を任せると家計簿を付けて計画的に使用していくことができる。)

 

所持アイテム

箒(園芸部の備品。数回使用すると破損してしまう。筋力が低い者が振るっても隙が大きくならず、威力が一定。)

 

 

・佐倉慈 感染進行度1%

私立巡ヶ丘学院高等学校国語教諭。

 

スキル

優しい先生(生徒達の正気度の減少を防ぐ。生存していると『生徒』だけでは発生させることが出来ないイベントに突入することができる。)

 

所持アイテム

デッキブラシ(園芸部の備品。数回使用すると破損してしまう。筋力が低い者が振るっても隙が大きくならず、威力が一定。リーチが長い。)

 

 

・ケビン・ライマン 感染進行度12%

ラクーンシティ市警察所属の警察官。

 

スキル

狙い撃ち(銃を使った際にコマンド長押しで威力が大幅に上がる精密射撃ができる。)

 

所持アイテム

ケビン専用45オート(威力の高い拳銃。装弾数7発) 残り弾数7。

45オートの空のスペアマガジン (45オートの弾と組み合わせると素早くリロードを行うことが出来る)

 




ここまで見てくださってありがとうございます!

次回、高校に到着してからここまでのプレイを実況する様子から次チャプターの開始~出来れば中盤まで書いていきます。

実際のゲーム内の描写→どうやって攻略したのか実況 の順番で書いていくのか
それとも実況→ゲーム内での描写 の順番どちらで書こうかなと迷いました。

何故バイオハザードシリーズからマイナー寄りなこのキャラを選んだのかというと、最近PS2を引っ張り出してアウトブレイクのFILE1とFILE2の全シナリオをケビンで攻略したからです…。理由が単純すぎる…。

今回はバイオハザードシリーズによくある謎解き要素は無かったですが、今後取り入れていけたらなと思っております!


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