八つの大罪   作:ルルルだ。

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「いまだ人と、人ならざるものの世界が、分かたれてはいなかった古の物語。破られし三千年の封印。覚醒する魔神族の精鋭、『十戒』は、今まさに、ブリタニアを血と恐怖で埋め尽くさんとしていた。それを迎え撃つは、大罪人であり、伝説の騎士団。その名は『八つの大罪』」

「読者のみんな、俺の強制スリープモードからの再起動だぜ!アニメならAパート開始ってところだな!さてさて、目を覚ましたら俺の体にどんなヤバい異変が起きてるのか、乞うご期待!」


第3話『マーリンの検診結果、ついに俺ちゃんも魔神族へ?!』

「んん……ハッ!チャイミチャンガはどこだ!?」

 

デッドプールがガバッと跳ね起きると、そこは王都の城ではなく、見慣れた『豚の帽子亭』の店内だった。

木の天井、酒の匂い、そして目の前には、腕を組んでこちらを見下ろしているメリオダスと、色気たっぷりに微笑むマーリンの姿があった。

 

「おう、目ェ覚ましたか。倒れてからちょうど1時間ってとこだぞ」

メリオダスがニシシと笑う。

 

「あー……俺、気絶してたのか。って、あれ?俺の体、元のピチピチスパンデックスに戻ってる!背中の黒い羽も消えてるじゃん!」

デッドプールは自分の体をペタペタと触って確認した。

 

「ふむ。魔力が80%ほど回復したようだな」

マーリンが、デッドプールの体を値踏みするように見つめながら言った。

 

「ヘンドリクセンと戦った時、そなたは一切の苦戦をせずにあの新世代の長を圧倒しておったな。バンから聞いた話だと、灰色の魔神の血をたった3本、注射で体に入れただけだそうだが……それほどの強化を引き起こすとはな。やはり、そなたの『死なない』という特異な体質が関係しているのだろう」

 

「おっ、マーリンちゃんのお医者さんごっこ?触診ならいつでもウェルカムだぜ!」

デッドプールがニヤニヤするが、マーリンは真面目な顔のまま解説を続けた。

 

「本来、この世界の普通の人間であっても、体の中心には『魔力の核』というものが存在し、少ない量であれ魔力は宿っているものだ。鍛えればその魔力は上がっていく。……だが、メリオダス殿から聞いたことによると、そなたは別の宇宙から来たらしく、この世界の『魔力』というものを一切持っていなかったようだな」

 

「ああ、そうさ。俺の力はミュータント細胞による物理的な『超回復(ヒーリングファクター)』だからな。魔法の類じゃない」

デッドプールが頷く。

 

「そこだ」

マーリンが指をパチンと鳴らす。

「完全に『空っぽ』の状態で魔神族の血を直接取り込んだせいで、そなたの体内に、後天的に『魔神族特有の魔力の核』が形成されたのだ。……それが私の仮説だ」

 

「……ってことは?」

デッドプールが首を傾げる。

 

「つまり、そなたはもう人間ではなく、完全に魔神族のそれへと変化している。……そなたは、完全に『魔神族』になったのだ。まあ、それが吉と出るか凶と出るかはわからないがな」

 

「…………」

数秒の沈黙。

 

「やったァァァァァッ!!俺も魔神族の仲間入りだァァァ!!」

デッドプールは椅子から跳び上がり、万歳三唱をした。

 

「団長!聞いた!?俺、お前とお揃い!ブラザーだよ!!これで俺もファンタジー世界のチート種族ってわけだ! 魔神デッドプール、爆・誕!!」

「ははは、魔神族になって喜んでる奴は初めて見たな。バンが聞いたらまたキレそうだぜ」

メリオダスが苦笑いする。

 

「それで、そなたのその……『過剰修復』についてだが」

マーリンがさらに質問を重ねる。

「切り落とされた腕が、より太く、より強靭な魔神の腕となって再生しておったな。あれはどういう原理だ?」

 

「ああ、あれね!」

デッドプールは得意げに説明を始めた。

「俺の素の細胞は『傷を治す』ことに特化してるんだけど、そこに魔神の『闇の力で体を再構築する力』が混ざったんだよ。細胞が治ろうとする速度に、魔力が『もっと強くしてやんよ!』ってバフをかけまくるせいで、治った部位が前よりムキムキにパワーアップする……言わば、ミュータントと魔神の化学反応さ!」

 

「なるほど……生物の治癒力と魔力構築の無限ループか。実に興味深い」

マーリンはニヤリと妖しい笑みを浮かべた。解剖したい欲求が顔に出ている。

 

「さて、そなたの体が完全に魔神族として定着したとあらば、試してみたいことがある」

マーリンがデッドプールを指差した。

 

「魔力が回復したところだから、外に出て、ありったけの魔力を放出してみてくれないか?」

 

「えっ? ここで?」

「ああ。復活した『十戒』と戦えるだけの適性が、今のそなたにあるのか知りたいのだ」

 

「おっしゃ! テストプレイだな!」

デッドプールは刀を背負い直し、ワクワクした顔で酒場の扉に向かった。

「読者のみんな!新生デッドプールのフルパワー、とくとご覧あれ! 扉を開けたらそこは……!」

 

ガチャッ! デッドプールが勢いよく『豚の帽子亭』の扉を開け、外に飛び出した。




【次回予告】

「いやー、俺がまさかの魔神族化(公式設定)!これでもう『ただの不死身の弾除け』とは言わせないぜ!マーリンちゃんの指示で、俺の魔力放出テストがスタート!でも、魔神の力ってどうやって出すんだ?気合?それとも『うおおおお!』って叫ぶやつ!?
次回、八つの大罪 第4話!『全力魔力放出!トマト野郎、十戒に通用するバケモノになれるか!?』
次回も絶対見てくれよな!いや、制御できなくて酒場ごと吹き飛ばしたらごめん!!」

かなり後になりますが、結構物語に関わるオリキャラを出してもいいですか?それとも既存キャラのみで話進めたほうがいいですか?因みに出したいと思ってるオリキャラは最高神や魔神王並みの存在として出すつもりです。

  • オリキャラ出してもOK
  • 既存キャラだけにして
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