「読者のみんなにお知らせだ!この『シーズン1.5』こと、俺たちの束の間の休息とパワーアップ編は、次回の第5話でサクッと終了するぜ!なぜなら、そろそろ本格的に十戒が動き出す(らしい)からな!さあ、俺のチート級ステータスお披露目会、いってみよう!」
豚の帽子亭の外、見晴らしの良い平原。
「おっしゃー!やるぜ全力魔力放出!」
デッドプールが準備運動をしている横で、メリオダスが少しだけ眉をひそめてマーリンに尋ねた。
「なあ、マーリン。本当にいいのか?こんな野外でデカい魔力を放出したら、遠くにいる十戒の連中に居場所がモロバレになっちまうぞ?」
「心配には及ばんよ、団長殿」
マーリンが指をパチンと鳴らすと、彼らの周囲を覆うように、薄紫色の巨大な立方体の防壁が出現した。
「すでに『魔力防壁』を展開済みだ。この中での魔力の放出や衝突は、外の世界には一切漏れ出ない。十戒といえど、この中で何が起きているか感知することは不可能だ」
「おっ!さすがマーリンだな。気が利くぜ」
メリオダスがニシシと笑って感心する。
「おっと、ちょっと待った!」
デッドプールがポンと手を叩いて、メリオダスの前に進み出た。
「どうせ限界値のテストをするなら、地下室の時みたいに『過剰修復』した状態で試そうぜ!そっちの方が絶対に数値が高く出るはずだ!団長、俺のこと容赦なくバラバラにしてくれ!よろしく!」
「……自分で言ってて痛くねえのか、お前」
「痛覚オフにしてるから無問題!」
「そっか。じゃあ遠慮なく」
メリオダスはニコリと笑うと、目にも留まらぬ速さで代用の剣を振るった。
ズバババババババババッ!!!
「アバーーーーーッ!!やっぱ痛い!オフにするの忘れてたァ!!」
デッドプールの体が、瞬く間にサイコロステーキほどの大きさに細切れにされ、地面にバラバラと崩れ落ちた。
「ふむ……ここからの再生速度を見るわけだな」
マーリンが興味深そうに見つめる。
グチュグチュ……!ボワァァァッ!!
次の瞬間、細切れになった肉片から、どす黒い魔神の霧が間欠泉のように噴き出した。
赤黒い霧が肉片を繋ぎ合わせ、ミュータントの細胞分裂と魔神の魔力が化学反応を起こし、凄まじい速度で肉体を再構築していく。
ものの数秒で、デッドプールは『魔神の紋章』と『黒い翼』を展開した禍々しい姿、過剰修復状態のスーパー・デッドプールとして復活した。
「プハァァァッ!!キマったぜ!今の俺は最高にハイってやつだ!!」
デッドプールの全身から、ドス黒い魔力がバチバチと放電するように溢れ出している。
「いくぜマーリンちゃん!俺のありったけだァァァッ!!」
ゴゴゴゴゴゴゴォォォォォォンッ!!!!
デッドプールが両手を広げ、魔力を全解放した。 巨大な闇の竜巻が巻き起こり、防壁の中の空間が黒一色に塗り潰されるほどの莫大なプレッシャーが吹き荒れた。
「……ッ!!」
メリオダスが風圧に耐えながら目を細める。
マーリンは、自らの左目に宿る魔力計を起動させ、デッドプールの数値を読み取った。
その瞬間、常に冷静なマーリンの瞳が、驚愕に見開かれた。
「……なんだと? この数値は……」
「どうだ! 凄いか!?」
「闘級……35,000、だと……?」
マーリンが、信じられないものを見るように呟いた。
「トウキュウ?35000? なんだそりゃ!」
デッドプールが首を傾げる。彼のアニメ知識には、『闘級』というドラゴンボールの戦闘力のような概念はまだ登場していなかったのだ。
「まあいいや!数字がデカいってことは、めっちゃ強いってことだな!?ヒャハハ!これで十戒もワンパンだぜェ!」
その凄まじい轟音と魔力の余波に気づき、豚の帽子亭の中から、バン、キング、エリザベス、ホークが慌てて飛び出してきた。
「なんだなんだ!? 敵襲か!?」
バンが三節棍を構える。
「きゃああ! デッドプール様が、またあんな恐ろしいお姿に……!」
エリザベスが口元を覆う。
「見ろよみんな!俺の戦闘力、35000だってさ! 完全にインフレの波に乗った――」 デッドプールがガッツポーズをして、バンたちに自慢しようとした、その時。
『プスンッ。』
デッドプールの体から噴出していた莫大な黒い魔力が、ガス欠を起こしたように一瞬で消え失せた。
「……あれ?」
デッドプールは自分の両手を見た。
「なんか、急に、眠気が……。燃費悪すぎ、ワロタ……」
バタリ。デッドプールは白目を剥き、そのまま地面にうつ伏せに倒れて、二度目の気絶をしてしまった。
「……また寝やがった。世話の焼ける野郎だなァ」
バンが呆れて頭を掻く。
「いや、バン……見ろ」
キングが、倒れたデッドプールの顔を指差した。
「前は気絶したら元に戻ったのに……顔の黒い紋章、消えてないよ?」
「本当だ。それに黒い翼も収納されてるだけで、完全に消えたわけじゃないみたい」
外から見ていたディアンヌが不思議そうに覗き込む。
マーリンが静かに歩み寄り、気絶したデッドプールを見下ろした。
「……当然だ。この男はもはや、一時的に魔神の力を借りているわけではない。その肉体の根幹が、完全に魔神族へと作り替えられたのだからな」
マーリンの言葉に、大罪メンバーたちが息を呑む。
「闘級35000。……十戒と渡り合うための、とんでもない切り札が手に入ったのかもしれんな」
マーリンは妖しく微笑みながら、転がっているデッドプールを興味深そうに観察し続けた。
【次回予告】
「ムニャムニャ……チャイミチャンガ……あ、マヨネーズ多めで……。……ハッ!?次回予告!?読者のみんな、聞いたか俺の戦闘力!3万5千だってよ!控えめに言ってチートキャラじゃん!でもすぐにガス欠して寝ちゃうウルトラマン仕様なのが玉に瑕だな!
さてさて、俺たちの短い休息もこれにて終了!
次回で『シーズン1.5』は完結だ! 目覚めた十戒の脅威に向けて、いよいよ八つの大罪が本格始動するぜ!
次回、八つの大罪 第5話(1.5期最終回)!『迫り来る十戒の影!』
次回も絶対見てくれよな!いやー、35000かぁ、ニヤニヤが止まんねえぜ!」
かなり後になりますが、結構物語に関わるオリキャラを出してもいいですか?それとも既存キャラのみで話進めたほうがいいですか?因みに出したいと思ってるオリキャラは最高神や魔神王並みの存在として出すつもりです。
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オリキャラ出してもOK
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既存キャラだけにして