八つの大罪   作:ルルルだ。

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「いまだ人と、人ならざるものの世界が、分かたれてはいなかった古の物語。破られし三千年の封印。覚醒する魔神族の精鋭、『十戒』は、今まさに、ブリタニアを血と恐怖で埋め尽くさんとしていた。それを迎え撃つは、大罪人であり、伝説の騎士団。その名は『八つの大罪』」

「シーズン1.5の最終回だぜ!みんな、短い間だったけどついてきてくれてサンキューな!今回は俺のチートボディの調整と、裏でコソコソやってる敵さんたちの様子をお届けして、次なる戦い(シーズン2)へバトンタッチするぜ!」


第5話『迫り来る十戒の影!』

「……ふぁぁぁああっ」

 

デッドプールが大きなあくびと共に目を覚ますと、そこは再び『豚の帽子亭』の店内だった。あれから3時間が経過したらしい。

デッドプールは軽く体を伸ばし、自分の内側に起きた『変化』を明確に感じ取っていた。

 

(なんだこれ……。体の奥底から、無尽蔵のエネルギーがコポコポと湧き出てる感じがする。これが『魔力』ってやつか!)

 

完全に魔神族の核が定着したデッドプールの肉体には、どす黒い魔神の魔力が淀みなく充満していた。顔の紋章も消えることなく、すっかり彼のマスクのデザインの一部として馴染んでいる。

 

「起きたか」

 

声のする方を見ると、カウンターで怪しげな薬瓶を調合しているマーリンの姿があった。 「おお、マーリンちゃん!おはよう!今の俺、絶好調だぜ!闘級35000のフルパワー、いつでも出せる――」

 

「いくら闘級が高いといえど、すぐ力尽きてしまうのであれば意味がない」

マーリンが薬瓶を置き、デッドプールの言葉を冷たく遮った。

「たった数秒の全力放出で3時間も気絶するようでは、実戦ではただのデクの坊だ。……だから、常に闘級を4000程に収めるのだ。そうすれば魔力も枯渇せず、お前のその無駄に高い再生能力と合わせて十分な戦力になる」

 

「よ、4000か……」

デッドプールは顎に手を当てて考え込んだ。

「まあ、俺の本来の武器はルチャ・リブレと銃(今はないけど)と刀だし、燃費の良さを考えたら妥当なラインか!」

 

「理解が早くて助かる」

マーリンは満足げに頷くと、窓の外の魔神の血の暴走と激戦によって半壊した王都の街並みを指差した。

 

「今、聖騎士や七つの大罪、そして住人たちが急ピッチで王都を復興している。そなたも参加したらどうだ?そなたのその翼が役に立つだろう」

 

「おっ、復興イベントか!任せとけ、俺の黒い翼は重機より便利だぜ!瓦礫の撤去でも資材運びでも、なんでもござれだ!」

デッドプールは元気よく敬礼すると、背中からバサァッ!

と黒い魔神の翼を展開し、酒場の窓から王都の空へと飛び出していった。

 

「おーい!団長ー!バンくーん!俺も手伝うぜェ!!」

空から響く能天気な声を聞きながら、マーリンはふっと微笑んだ。

 

 

 

 

 

場面は変わり。王都リオネスから遥か東に位置する、巨大なクレーターのような荒野...エジンバラの丘。

 

三千年の封印から解き放たれ、今は魔力が完全に空っぽとなっている魔神族の精鋭『十戒』は、この荒廃した城跡を仮の拠点とし、魔力を回復させるための休息をとっていた。

 

瓦礫の上に腰を下ろし、目を閉じていたリーダー格の魔神、ゼルドリスが、ふと口を開いた。

 

「おい、フラウドリン」

「……なんだ、ゼルドリス」

ドレファスの姿のまま、近くの柱に寄りかかっていたフラウドリンが答える。

 

「お前が言っていた『赤いやつ』ってのは、本当に魔神族じゃないのか?」

ゼルドリスの黒い瞳が、鋭くフラウドリンを射抜いた。

「今も微かにだが、遠くから気配を感じる。どこからどう探っても……あいつは我らと同じ『魔神族のにおい』でしかないが」

 

ゼルドリスの言葉に、他の十戒のメンバーたちも視線を向ける。

 

「俺も最初は信じられなかったが……奴の正体は人間、いや、異次元のバケモノだ」

フラウドリンは忌々しげに舌打ちをした。

 

「前も言ったが、『灰色の魔神の血』を取り込んだ結果、自らの特異な細胞と融合させて変異しやがった。その結果、後天的に魔神族と同じ肉体に成り果てたのだろう」

 

「ほう……?」

ゼルドリスは顎に手を当て、冷酷な笑みを浮かべた。

「人間の分際で、我ら魔神族の血を我が物顔で使うか。身の程知らずもいいところだな」

 

ゼルドリスは立ち上がり、十戒のメンバーたちを見渡して、静かに、しかし絶対の冷酷さを持って宣言した。

 

「じゃあ、メリオダスと同じだ。我らの誇りを汚す『裏切り者』として排除する」

 

「ヒヒヒ……面白え。俺の獲物が一人増えたな」

とガランが嗤う。

「魔力さえ戻れば一瞬で消し炭にしてやるよ」

と他のメンバーも同調する。

 

メリオダスたち『八つの大罪』に加え、十戒の明確な標的として正式にロックオンされてしまった『赤い魔神の道化師』。

 

そんな絶望的な未来が迫っていることなど露知らず、当のデッドプールは王都で「瓦礫運びのアルバイト代、チャイミチャンガでよろしく!」と楽しく空を飛び回っているのだった。




【第1.5期・完結のご挨拶!】

「いやー!終わった終わった!シーズン1.5、無事に完走だぜ!俺が闘級4000の燃費のいいエコな魔神族になった裏で、十戒の連中が俺を『裏切り者』認定して殺す気満々になってるじゃねェか!!
ちょっと待って!俺、魔神族になったばっかのピカピカの新人なんですけど!?メリオダスと同列に扱うのは勘弁してェ!!

さて、読者のみんな! 次からはいよいよ『シーズン2』こと【十戒編】のスタートだ!
俺のアニメの知識が一切通用しない、完全なアドリブと命がけのサバイバルが始まるぜ!
果たして八つの大罪は、最強のバケモノ集団『十戒』に勝てるのか!?そして俺の破れたスパンデックスの予備はどこで買えるのか!?

また次のシーズンで会おうぜ! バイバーイ!!」

かなり後になりますが、結構物語に関わるオリキャラを出してもいいですか?それとも既存キャラのみで話進めたほうがいいですか?因みに出したいと思ってるオリキャラは最高神や魔神王並みの存在として出すつもりです。

  • オリキャラ出してもOK
  • 既存キャラだけにして
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