Isolated Days―搾取された先にある誠の生き方―   作:完結の陽炎

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第18話:境界線の確定音

図書室という名の閉鎖回路。

窓から差し込む斜陽が、黄金色の埃を無重力に躍らせている。

誠は、年代物の図書目録からふと視線を上げた。

 

「……ふと思ったんだけどさ」

 

「伊藤の『ふと』は、大抵の場合、ろくな結果を招かない」

 

カウンターで返却の処理を済ませる刹那の動作。

寸分の狂いもない。

マットレッドのペンの規則的なノック音。

それが、静寂という膜に等間隔の穴を開けていく。

 

「何が?」

 

「思いつき、脈絡の欠如、衝動。……論理的なシーケンスを無視した、唐突な割り込み(インタラプト)」

 

「清浦だから遠慮なく出せるんだよ。そうでなければ、検索エンジンの無機質な回答と睨めっこするだけだ」

 

「……それで? 伊藤の『知の浮気』は、今度はどこへ接続される予定なの?」

 

誠は椅子を傾け、天井を仰ぎ見た。

数秒の空白を置いてから、その名を放つ。

 

「清浦のおじいさん」

 

刹那の運筆がピタリと静止した。

彼女が纏う空気の熱量が、物理的に数度低下する。

明らかに不穏な、あるいは未定義の領域に触れられた拒絶反応だった。

 

「……瞬さんのお父さんのことが、知りたいの?」

 

「止がさ、『お父さんは嫌いだ』と言い出してな。あいつにとっての父は、ノイズに満ちた搾取まみれな個体だから無理もない。だから俺が『じゃあ、おじいちゃんは?』と返したら、今度は『おじいちゃんって誰?』という、根本の階層した話になってしまってな」

 

誠は頭を掻き、自嘲気味に息を吐く。

 

「俺も答えを持っていないから、『じゃあ清浦のおじいちゃんって誰だろうね』と、つい話を転換してしまったんだ」

 

「……私を、止ちゃんの好奇心に対する防波堤(ファイアウォール)に使わないで」

 

僅かに細める刹那のお咎めは当然である。

許可なくプライベート・アーカイブを公開するな。

そんな無言の警告に誠は素直に白状するしかない。

 

「悪いとは思っている。それで止が『おじいちゃん捜索モード』にフルスロットルで入ってしまってな。『わかった、今度調べてやるから』と、つい約束してしまった」

 

「……安請け合い。深刻なシステムエラー。止ちゃんの無垢なリクエストは、時として最強のハッキングツールになる」

 

「実際どうなんだ? 清浦はおじいちゃんの所へ帰省したりしないのか? ちなみに俺はない。父さんは実家から勘当され、縁を切られたと聞いているから」

 

誠は窓の外を見やった。

家族という、逃れられない血縁の鎖。

それは自律も偽造も通用しない。

ハードウェアに刻まれた強固なソースコードだ。

 

「清浦のルーツに、止を納得させる適当なダミーデータはないか? それとも、これ以上はアクセスを禁じられた保護領域(プロテクト・エリア)か?」

 

刹那はマットレッドのペンを置き、視線を落とした。

 

「伊藤……。瞬さんに聞けば、相手が誰なのかはわかる」

 

「それって地雷にならないか? 舞さんにとっても同様に」

 

「……概ね正しい。瞬さんのお父さんなんて、私は一切関わりがない。知る必要のない情報だから、会ったこともない」

 

「なるほど、迷宮入りか。清浦の好む推理小説なら、未解決事件だな」

 

「……解決する必要のない事件。動機も、死体も、観測者も存在しない空虚なファイル」

 

感情を排した動作で返却期限の確認を済ませる刹那。

そのままの視線で誠へと回帰させる。

 

「……そもそも、血脈を遡ることに、何の意味があるの?」

 

「止はまだ幼いんだ。意味ではなく、純粋な好奇心。そこに理屈なんてないよ」

 

「……理不尽な要求。幼い子供は、論理の通用しない未定義のOS」

 

刹那はそう呟く。

カウンターの上でペンのノック音を一回、鋭く響かせた。

 

「……私のルーツを辿っても、止ちゃんが望む『優しいおじいちゃん』は見つからない。そこにあるのは、血脈という、幾重にも暗号化された複雑な利害関係(スクリプト)だけ」

 

「俺の父、沢越止。清浦の父、間瞬。どちらも浮気の欠陥によって愛想を尽かされた点で同じだ。そのソースが健全でないことくらい、容易に想像がつくよ」

 

同質な欠陥を持つ親族。

その共通認識が、沈黙の濃度を深める。

刹那は不意に、カウンターの奥から一冊の郷土資料を誠の前へと滑らせた。

 

「これ、土地の記憶か?」

 

「……この榊野の周辺には、かつて強大な権力を持っていた家系がいくつか存在する。止ちゃんには、『おじいちゃんはこの街の仕組み(システム)そのものになった』と伝えたらいい」

 

「なるほど。おとぎ話として処理すればいいわけだ。実体に触れさせないための、完璧なメタファーだな」

 

「伊藤、次からは厳禁」

 

「現金? クレジットカードの一括払いとか?」

 

「お金じゃない」

 

圧をかけるためなのか。

刹那のドアップが誠に迫る。

至近距離から見つめ合った。

 

「私の前では思いつきを言ってもいい。でも、他の人に対して、そういう無防備な接続はしないで。……今回のようにトラブルの火種になる」

 

「相手が妹でもか?」

 

「妹だからこそ。家族だからといって、全リソースを共有していいわけじゃない」

 

「冷酷だが、正論だな。むしろ家族だからこそ、黙ったほうがいい場合もあるし」

 

誠はメモを取りだすと、空気を読んだ刹那が少し距離をとった。

一本の、鋭利で断絶した線を引く。

線の内側には『清浦刹那』の名を書き記す。

そして、それ以外の全要素を外側へとパージ(排除)した。

 

「了解した。この境界(フェンス)を越えさせるのは、清浦だけにするよ」

 

視覚化された境界線。

誠はそれを脳裏に刻み込んだ。

家族という初期設定に従うのではなく、自らの手で誰をどこまで受け入れるかを再定義する。

シンプルな図。

ゆえに、その誓いは誠のOSに深く、恒久的にインストールされた。

だが――。

 

「二度と同じ失敗を繰り返さない、という一般論を俺は疑っている」

 

「どういう風に?」

 

「人間は忘却する生き物だ。二度としないと誓いながら、無意識のうちに、似た過ちを別の形で再現してしまう」

 

誠はここで、双方の父親というサンプルを提示した。

裏切り、浮気、逃避。

刹那が抱く男への根源的な不信を、誠は見通している。

それを否定せず、むしろそれほどの警戒心こそが適切だと肯定した。

 

「歴史を紐解けば、人間がいかに愚かな過ちを繰り返しているか、その構造の限界が見えてくると思わないか?」

 

「……歴史の反復。人間というデバイスが抱える、構造的なバグ」

 

刹那はマットレッドのペンを、指先で静かに転がした。

その瞳は、誠がメモに引いたマッドブラックな境界線を凝視したまま、微塵も揺るがない。

 

「伊藤の言う通り。沢越止や間瞬が証明したのは、個体の欲望がシステムの安定を破壊し、そのバグが血脈を通じて子孫へ継承される負の再帰ループ」

 

「救いようのない地獄絵図だな」

 

「彼らは学習(ラーニング)を放棄し、本能という旧世代のOSで動作し続けているに過ぎない」

 

刹那は顔を上げ、誠を真っ直ぐに射抜く。

そこに明確な意志がこもっていた。

 

「でも、伊藤。……私たちが今ここで、互いの境界線を確定させ、外部へのアクセスを禁じたのはなぜか……それは、私たちがその『愚かな歴史』という共通の敵を認識しているから」

 

「認識しているからといって、克服できるとは限らない。……俺が、いつか無意識に誰かに甘え、誰かを搾取し、あいつらと同じ『逃亡者』のパスを辿らないと言い切れるのか?」

 

誠の自嘲に対し、刹那は断固として言い放つ。

 

「言い切れる。……なぜなら、私があなたの『デバッガー』として、常にそのログを監視し続けるから」

 

刹那は身を乗り出す、

誠が引いた境界線の、さらに内側の空白をペン先で叩いた。

 

「……人間が繰り返すのは、自分一人の閉鎖回路で思考を完結させようとするから。独りよがりの自律は、容易に独善という名の暴走へと変質する」

 

「……」

 

「だから、私の前だけで出しなさいと言ったの。伊藤がふらふらと外部アクセスを試みた瞬間、私がそれを切断し、正常なシーケンスへ書き換える。……二人で一つのシステムを構築すれば、エラーの発生確率は限りなくゼロに収束する」

 

「……なあ、清浦」

 

「なに?」

 

「逆はどうなんだ? 一回、清浦はやらかした自覚あるよな。お母さんの件で」

 

図書室の温度が、再び氷点下まで凍りついた。

刹那の脆弱性への、冷徹な一撃。

誠を導く立場を装いながら、かつて「母・舞」という強大なシステムに対し、感情のバグで正常な判断を失った過去。

当人同士の問題に親の権威を借りたという、彼女にとっての致命的な失態。

誠はそれを、対等な契約への対価として叩きつけた。

 

「あれで清浦は、自分自身を疑うことを覚えたはずだ。自信と慢心は別物。常に、そこに自分の意志があるかを問うのが大事じゃないか?」

 

刹那の指先が、マットレッドのペンを強く握りしめて停止した。

静脈が透けるほど白い肌に、微かな震えが走ったのを誠は見逃さない。

彼女にとって舞の権威を借りたログは、論理の鎧に隠した最大級のデバッグ不能なエラーだ。

 

「……手厳しい指摘。論理的な整合性を欠いた、私自身の脆弱性」

 

絞り出すような声は低く、しかし驚くほど澄んでいた。

彼女は視線を逸らさない。

逃避すれば、誠が引いたあの境界線は、ただの戯言に成り下がる。

 

「……そう。私は一度、システムに屈した。お母さんという、自分より巨大な上位ディレクトリに、自らの意志を明け渡した」

 

誠は静かに見つめている。

刹那の意志を、その網膜に刻みつけるために。

 

「……伊藤を管理すると言いながら、私自身もまた、古いOSの支配下にあった」

 

刹那はペンを改めて置いた。

カタ、という乾いた音。

それは彼女の中の偽りの管理者を辞任する合図だ。

 

「……認める。私は、私自身の判断さえも、今この瞬間から疑うべき対象として再定義する」

 

「清浦が俺を疑い、俺が清浦を疑う。二人が互いの急所に指をかけ、それでも『ここだけは通す』という線を引く。それが、俺たちが選ぶ『二人で一つのシステム』の仕様だな」

 

誠は、メモに引いた断絶した線の先、パージされた領域を指でなぞった。

そこには家族も、他者も、歴史もない。

ただ、互いをデバッグし合う地獄のような、しかし純度の高い信頼だけが残されている。

 

「……相互監査(ピア・レビュー)。お互いの目の中に、自分を律するためのミラーサイトを構築する」

 

刹那の瞳に、僅かな温度が宿った。

慈しみではなく、過酷な航海を共にする者だけが共有する。

鋭利な連帯感がそこにある。

 

「だったら、あの時の問題を今ここで出すよ」

 

「問題?」

 

「俺が清浦の尊厳を傷つけるバグを発生させた場合、清浦はどうする?」

 

刹那の思考回路が、超高速で過去のログをスキャンし、最適解を演算する。

かつての彼女なら、迷わず排除と答えただろう。

だが、誠が求めているのは、そんな教科書通りの回答ではない。

 

「……あの時、私の回答は、不合格だった」

 

刹那は、自らの声を一音ずつ噛みしめるように発した。

 

「エラーが出れば上位権限の母に報告し、廃棄を依頼するという、無責任な外部委託を選択した」

 

彼女は、マットレッドのペンを再び手に取った。

その指先に、もはや震えはない。

 

「……もし、伊藤が私の尊厳を傷つけるバグを発生させたなら。私は、母にも、社会にも、神にも、その裁きを委ねない」

 

刹那は再び全身を寄せた。

誠の目を至近距離で射抜く。

その瞳の奥に、冷徹な理性を超えた、濁りのない狂熱をこめた意志が灯る。

 

「……私が、私の手で、伊藤を機能停止(シャットダウン)させる。そして、その後のシステム全壊の責任も、伊藤がいない世界という莫大な損失コストも、すべて私が独りで背負い、心中する。……それが、私の引く『境界線』の終着点」

 

誠の頬が、僅かに引きつるように動いた。

自らが望んだ地獄の自律。

それを、彼女は理解した上で、その先にある奈落まで迷いなく踏み込んできた。

 

(あの時は『却下』と言って引導を渡すのを拒否したのに、今は本気で終わりの線を引いたな。……これがあの図書館にあったヤンデレの本か、なんて茶化したら、完膚なきまでに叩き潰されそうだ)

 

心臓の鼓動が、かつて習得した凪のプロトコルを無視して早鐘を打つ。

それは恐怖ではない。

自らが望んだ自律が、期待以上の深度で応答されたことへの、狂おしいまでの知的な戦慄だった。

 

「清浦、人は意外と簡単に死ねないようにできているらしいぞ。痛い、苦しい、そして何より美しくない。あの時の冬休みの宿題と同じを思い出す。教師というシステムを欺くため、その偽造回答を設計したように。もし清浦が『心中』を選ぶなら……この世という観客を完璧に欺く、イリュージョンの如き芸術的な終わりをやれるのか?」

 

「……伊藤らしい、手厳しい注文。死という物理バグさえも、一つの表現(イリュージョン)として制御しろと」

 

刹那は、マットレッドのペンを胸ポケットへ戻さず、その鋭利なペン先で自らの掌を軽く突いた。

微かな皮膚の弾力。

この生々しいデバイスを強制終了させる時、そこに不格好な綻びや妥協を許すな、という誠の挑発。

 

「……醜悪な死は、システムの敗北。……他者に憐れまれ、警察やメディアに解析され、勝手な注釈を付けられる終わりは、私のプライドが許さない。……私の最後の一画を汚させるくらいなら、私は私を『未定義のまま』消去する」

 

「漫画だったら、木っ端微塵に跡形もなく存在を消せるんだろうけどな。現実はそうはいかない。グロな肉片を晒して、誰かに哀れまれたり、気味悪がられたり……。警察の検視で、プライベートな領域まで土足で踏み荒らされるなんて、想像するだけで虫唾が走るだろう?」

 

誠は、境界線を引いたメモを指先で弾いた。

徹底的な完璧主義の刹那だからこそ響く。

 

「やるなら、誰にも悟られず、誰にも解読させず、一気に完璧な『完結』をやれ。……それこそが、知の尊厳を守る俺たちが、この世に対して最後に叩きつける『偽造(シミュラークル)』の完成形だろう」

 

「……約束する。もしその時が来れば、私は死を見せない。……そこにあるのは、最初から誰もいなかったかのような、完璧に計算された余白。……瞬さんのような、未練にまみれた中途半端な逃避とは違う。全ビットをゼロにする、究極の消去(デリート)を実行してみせる」

 

誠は、満足げに口角を上げた。

死という不可逆な現実を芸術の域にまで押し上げる。

その傲慢なまでの自律こそが清浦刹那の本分といえた。

 

刹那は身を引くと、再び椅子に深く腰掛ける。

マットレッドのペンを丁寧に胸ポケットへ収める。

その動作は、抜いたばかりの刀を鞘に納める武士のような、静謐な厳粛さを纏っていた。

 

「相互監査は成立。……これより、私たちのシステムは『共有主権』へと移行する。……異論は?」

 

誠は立ち上がり、自分が引いた断絶した線が記されたメモを、二つに引き裂いた。

半分を自分のポケットへ。

もう半分を、カウンターの上の刹那の前へ。

刹那は、破られた紙片をそっと指先でなぞった。

そして、それを誰にも見られないように、大切に自分の手帳の奥へと挟み込んだ。

 

「伊藤」

 

「なんだ?」

 

「……私が先にシステムダウンした場合、私と同じことをしなくていいから」

 

刹那は誠に心中を求めているわけではない。

そもそも誠の主権は誠のものである。

他者がどうこう言う領分ではない。

 

「あー、なるほど。確かに今の条件は『尊厳を傷つけた場合の究極ペナルティ』であって、寿命や事故といった不測の終了条件が抜けていたな」

 

「私は私の主権を持ち、私がしたいことをするだけ。……だから伊藤も、私がこの世からシャットダウンした場合、自分の意志で、その後のシーケンスを決めて」

 

心中という凄絶な約束を交わした。

その直後とは思えないほど、刹那の声は穏やかだった。

それは依存をパージし、一人の自律した個体として誠に贈る。

最大級の自由という宣告だった。

誠は引き裂いたメモの片割れをポケットに収める。

 

「俺は痛いのが嫌なんでな。その時は、清浦の墓参りを存分に堪能して、最期まで生き抜くだろう。……なんて、墓参りを楽しむなんて、不謹慎に聞こえるかな?」

 

「ううん」

 

刹那は小さく首を振った。

誠が提示した墓参りという観測。

それは、この世でたった一人のデバッガーとして最後まで守り抜く。

彼なりの誠実な契約の更新があった。

 

「できれば、清浦より俺のほうが長生きしたいな」

 

「……どうして?」

 

刹那の問いに、誠は窓の外。

沈みゆく残照を細められた瞳で受け止めた。

 

「人間は儚いから美しい、なんてセンチメンタルな趣味はない。だけど、完璧にデバッグされ、自律を貫き通した一つの人間が、どういう結末(エンドロール)を迎えるのか。……それを最後まで見届ける『管理者』がこの世に一人もいないのは、あまりにも惜しいと思うからだ」

 

カウンターに置かれた刹那のマットレッドのペンを、指先で軽く弾いた。

そして誠は続ける。

 

「清浦が俺に『心中』を誓ったように、俺は清浦に『記憶の永続』を誓う。……清浦がどんな境界線を弾き、どう自律し、どう生きたか。……それを俺が生きている限り、一文字も、一画も、誰にも書き換えさせない」

 

誠は刹那を真っ直ぐに見つめ、微かに口角を上げた。

 

「それが、俺が清浦より一秒でも長く生きるための、唯一にして最大の『動機』だ」

 

刹那の瞳が、僅かに潤んだように見えたのは、斜陽の悪戯か。

彼女は何も言わず、誠が弾いたペンをそっと握り直した。

図書室に、閉館を告げる予鈴が鳴り響く。

二人は立ち上がり、それぞれが手にした境界線の破片を胸に。

閉ざされた回路から、夕闇の広がる外界へと足を踏み出した。

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