弥勒Side
僕らは急いで事務所に戻り、ジェットにポチタンの状態を看て貰う。ジェットの話では力を使ったことにより、一時的に疲れてしまったとのこと。今は落ちついてミルクを飲んでいた
「ポチタンが光を出した時に、これも光った、か…調べる必要がありそうだな…」
あの時、ポチタンに呼応してルーペも光っていたのか。全然気が付かなかった
「ごめん…みくるに渡そうとしたけど、渡せなかったの…」
「……」
あんなとみくるの二人は気まずそうにしている。一気に色々と起こりすぎたからな…
とある劇場にて
「ニジーは? なぜ戻らない?」
「マコトジュエルを2つも手に入れたのに…」
「超ありえないんだけど!」
「キュアアルカナ・シャドウ。ニジーを連れ戻せ!」
「ライライサー!」
アルカナシャドウが出向く中、ダークは気付かれないようについていく。
弥勒Side
これからどうするか考える中、みくるが立ち上がり、何処かへ行こうとしていた
「みくる?」
「マコトジュエルを取り返してくる」
「私も!」
「ポチタンについていてあげて」
みくるの奴、まさか…自分のせいだと思ってるのか?僕は気になり、みくるの後を追った
ダークSide
森の中、アルカナシャドウはニジーに声をかけていた
「アタシの占いに出ていた通り。ここにいたわね。どうして戻ってこない訳?」
「迷子になった?」
「んな訳ないだろ!」
「じゃあ、どうして?」
「より美しい結末を求める自分がいるのさ。本当にボクは、欲深い怪盗だよ…」
「何する気?」
「プリキュアを倒す…ウソノワール様にそう言った手前ね!ボクには後がない…華麗に決めてみせる!」
アルカナシャドウは興味なさそうにする中、私は…
「ニジーよ。良いことを教えてあげようか?」
「なんだい?」
「その欲深さは捨てた方が身のためだよ」
弥勒Side
みくるに追いつき、僕らは例のツバメの像があった場所に着いた
「証拠を探してるのか?」
「…もしかしたら何か残ってるかもしれないし…」
「証拠を探しに戻ってくる。思った通り。待っていたよ、探偵さん」
ニジーの声が聞こえ、辺りを見渡すと木の裏からニジーが現れる
「ニジー…」
「おっと! 落ち着いてよ、ベイビー。ボクはただ、とびきり素敵なショーへ招待しに来ただけさ!マコトジュエル。つまりは、2羽のツバメをご覧に入れるよ」
「え?」
「会場は、この街が誇る美しい浜辺・虹ヶ浜。ロマンチックだろ?」
「待ちなさい!」
「お待ちしているよ! ベイビー!」
そう言い残して去るニジー。わざわざアジトに持ち帰らずに、勝負を挑むって…何なんだ?
あんなSide
「みくるは?」
「マコトジュエルを探しに行った…」
「ったく…あんなとポチタンを残して…」
「私が…私が悪いの…みくるに声をかけられなかったから…」
「あんな?」
「笑ってたんだ…友達と…見た事ない知らないみくるで…だから…私の知らない、みくるの世界があるんだって…出会ったばかりだから知らなくて当然だよね…邪魔しちゃいけないって思って、1人で事件を調査したら、言い合いになって…」
涙を堪えながら、私は更に続けた
「それにね。何だか不安になって…」
「不安?」
「弥勒くんは私と同じように未来から来たのに、何処か平気そうにしてるの見て……色々と話したいことあるのに…何だか話せなくって…」
私の抱える気持ちをジェット先輩に伝えると…ジェット先輩はため息をついた
「全く…とりあえずみくるとの事だけどな…あべこべだって思うぞ。あんなとみくる、逆になったみたいだ…みくるの事、色々考えたから、動けなくなったんだろ? みくるみたいじゃないか。みくるは1人で飛び出して行っちゃうし、それじゃ、まるであんなだ…影響し合ってるって事だろ? 出会ったばかりにもかかわらず、ホント、びっくりするくらい。ボクは見たものしか信じないって言っただろ? 短い間だけど、お前達を見てきたボクには分かる。お前達は、運命の、いや、奇跡の2人だ」
「ジェット先輩…」
「フン!それと弥勒は平気そうにしてるって言ったな。それは違うぞ」
「えっ?」
「アイツの場合、僕にはちゃんと話してるぞ」
「どういう事?」
「男の子だからだよ。あとは本人に聞け。ほら、ポチタンは任せろ! 行けよ、みくるの所に! お前達は2人で名探偵プリキュア! だろ?」
「ジェット先輩…うん!私!行って来る!」
ダークSide
浜辺でプリキュアを待つニジー。
「どうして、ここに呼び出したの?」
「海か。なるほど」
「感情に任せてるって訳じゃないみたいだね」
ニジー、熱くなってるかと思い込んでたが、ちゃんと冷静なところはあるみたいだね
「どういう事?」
「ちなみに、今回は、ウソノワール様には、ご覧いただかない。シークレットライブとする。プリキュアを倒し、マコトジュエルを2つ持ち帰って、サプラーイズ!」
「好きにして。さっさと終わらせて」
「言われなくても、そのつもりさ…」
さてさてどうなる事やら…ニジーが勝利して戻るか。敗北して戻るか…
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