名探偵プリキュア!探偵と正義の怪盗   作:水甲

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7月は買うゲームが多い。


19 絵に込められていた想い

弥勒Side

 

僕らは萌絵さんの家に行き、例の絵を見せて貰った。

 

「どうぞ」

 

「う~ん、写真とちがう部分は特にないね」

 

「やっぱり、わたし、母が、あんないびつなマカロンを作ったとは思えなくて…母は、いつだって、完璧を目指す人でした。自画像を描いたのも、そんな輝いている自分の姿を見せたかったから…」

 

「本当にそうなのかな?」

 

「ううん、きっと、他に重要な手掛かりが、隠されているはず!」

 

「うーん、2人ともずっとこの絵を見てからどうにも違和感を感じてるんだけど」

 

「違和感?」

 

「それだったら…」

 

あんなとみくるの2人はプリキットミラールーペを取り出し、絵を見てみると…絵の指紋が見えたが、何故か上の部分と下の部分に指紋がついていた

 

「なんで、こんなところに?」

 

「これって…そうか! 上と下にある手の跡は、文江さんのものだよ! 絵の文江さん、左手の小指に指輪してるでしょ? だから、ここが途切れてるんだ!」

 

「でも、なんで、上と下を持ったの? 絵を持つなら普通、横側を持つよね?」

 

「「見えた! これが! 答えだ!」」

 

「文江さんの本当の姿は!」

 

「これだ!」

 

なるほど、違和感の正体もこれで分かった。

あんな達は萌絵さんを呼び、導き出された答えを披露する

 

「萌絵さん」

 

「これが、絵の正しい向きです!」

 

みくるは絵を横向きにして見せる

 

「横向き?」

 

「みんな、勘違いをしていたんです。この絵は、縦にして見るものだって」

 

「でも、本当は、そうじゃなかった。作者である文江さんが持っていた方が、正しい絵の持ち方。それが、この向きなんです」

 

「横になって寝ている?」

 

「はい。初めは、靴を履いて寝ているし、何かおかしいなって思ったんですけど…」

 

「萌絵さん、海外に住んでたんですよね? 海外では家の中でも靴は脱がないですし、寝ていても不自然ではありません」

 

「そういえば、母は、よくこの色のソファで…そうだ…母は…母は、あの時…忘れてた…一緒にマカロンを食べて、美味しくないねって笑い合って…あの頃を思い出しました…そうか…最高の幸せって、あの瞬間の事だったのね…お母さん…」

 

忘れていた思い出を思い出し、涙を流す萌絵さん。するとポチタンが何かに反応すると小さな光が絵に宿った

 

「何?これ」

 

「まさか今の、マコトジュエル?」

 

「萌絵さんの思いとお母さんの思いが重なって、マコトジュエルが宿ったんだ!」

 

こんな風にマコトジュエルが宿るんだ。そう思っていると突然扉が開かれ…

 

「ファントム宅配便で~す。マコトジュエルを回収しに来ました」

 

ゴウエモンが部屋に入ってきた。いや、わざわざ玄関から来るのかよ…

 

「あなた、勝手に入るなんて!」

 

「すぐ出ていくさ。その絵を、奪ったらな!」

 

僕らは直ぐさま絵を持ってゴウエモンから逃げ出す。

 

 

 

 

 

 

 

噴水広場まで逃げるがゴウエモンが追いつき、僕らの前に立ちはだかる

 

「ここまでだな」

 

「オープン!プリキットミラールーペ!はなまるコピー!」

 

あんなは絵にミラールーペを当てると絵が4枚になった。

 

「ミラールーペのコピー機能!」

 

「どんな物でも、そっくりそのまま、増やせちゃう!」

 

「なっ、な…何だと!クッ…どれが本物だ」

 

僕らはそのまま逃げ出すが、ゴウエモンは噴水を操り、絵に水を当てるとコピーしたものが消えていき、最後に残ったものをゴウエモンが回収した

 

「返して!」

 

「そいつはできねぇ相談だな。ウソよ、おおえ!来やがれ、ハンニンダー!」

 

ゴウエモンは絵をハンニンダーに変える。僕らは絵を取り戻すために変身する

 

「「オープン!ジュエルキュアウォッチ!プリキュア!ウェイクアップタイム!サン!見つける!ロク!向き合う!キュー!奇跡のふたり!」」

 

「クルッと回して!」

 

「キュートに決めるよ!」

 

「どんな謎でもはなまる解決!名探偵キュアアンサー」

 

「重ねた推理で笑顔でジャンプ!名探偵キュアミスティック」

 

「「名探偵プリキュア!」」

 

「私の答え、見せてあげます!」

 

「怪盗レッド!」

 

ハンニンダーはビームを放ち、僕らは避けていくがビームが当たった場所が絵になった。これって僕らに当たると…僕らも絵になるよな?

 

「2枚のプリキュアの絵か、マコトジュエルと一緒に持ち帰れば、ウソノワールさまもきっと、よろこんでくださるぜ!」

 

ハンニンダーはビームを放ち続ける。だが僕らはビームを避けながらハンニンダーに接近していく

 

「萌絵さんのお母さんは、あの絵に、最高の瞬間を残したかった!」

 

「2人で過ごした時間が何よりも幸せだと伝えたくて、自画像を描いた!」

 

「大切な絵なんだ!」

 

「絶対に渡さない!」

 

ハンニンダーがビームを放つがミスティックが前に出て

 

「ミスティックリフレクション!」

 

ビームを防ぎ、僕はリボルバーを取り出し、白い鍵を差し込み、ハンニンダーの周りに銃弾を撃ち込む。撃ち込んだ場所からワイヤーが飛び出し、ハンニンダーを縛り上げる。

そのままアンサーは思い切りパンチを喰らわし……

 

「「オープン!プリキットミラールーペ! ポチタン!マコトジュエル!」」

 

「見て!」

 

「感じて!」

 

「「謎を解く!これが! 私達の! アンサーだ!プリキュア! フライング・スペクトル!」」

 

ハンニンダーを浄化し、マコトジュエルを取り戻すことが出来た。

 

 

 

 

 

 

 

僕らは萌絵さんの所に戻り、絵を返した

 

「ありがとうございます!」

 

「あ! お母さーん!」

 

萌絵さんの子供かな?萌絵さん達は手を繋いで帰る。あんなはそれをじっと見つめていた

 

「あんな。お母さんの得意料理って何?」

 

「え? ハンバーグ、だけど…」

 

「きっと、すぐに食べられるよ…」

 

「みくる…」

 

「大丈夫! 絶対に、あんなを元の時代に戻してみせるから!」

 

「うん!」

 

「勿論、弥勒もね」

 

「ついでみたいな感じだけど…まぁいいか」

 

 

 

 

 

僕らは事務所に戻ると…

 

「いらっしゃいませ!」

 

滅茶苦茶良い笑顔のジェットが出迎えてくれた

 

「ちがっ…これは…」

 

「ジェット先輩! それだよ! それ!」

 

「もう1回やってみせて!」

 

「断る!」

   

「そんな事言わずに!」

 

「お願い!」

 

「もう2度とやるもんかー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

月明かりの中、るるかがある建物を見つめていた

 

「さぁ始めましょうか」

 

そしてるるかを見つめるのは…怪盗ダーク…

 

「動くんだね。アルカナ・シャドウ」

 




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