名探偵プリキュア!探偵と正義の怪盗   作:水甲

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あと少しでエクレールの正体が…


27 狙われた手紙

弥勒Side

 

ポチタンは見つけられたけど、まさか生徒会長に見付かり、更に話せることまでバレるとは…完全に声をかけるタイミングを見失い、本棚の陰に隠れて様子を見ることになった

 

「うーん…こんな生き物、見た事も聞いた事も…」

 

そりゃ、妖精だから…

 

「こんちは!」

 

「わ! こ、こんにちは…」

 

ポチタンはポチタンで普通に話してるし…まぁ仕方ないよ…ポチタンの場合は…

 

「あなた、どこかで…明智さんの!」

 

本当にどうしたものかと考えていると、外から声が聞こえた

 

「ポチタン! どこにいるの!?」

 

「あなた達!」

 

「「あ!」」

 

「生徒会長?」

 

「あ! ポチタン!?」

 

あんなとみくるの2人が発見したみたいだし…

 

「ポチタン、ここにいたのか」

 

今来たばかりの感じで声をかける僕であった。

 

 

 

 

 

僕らは中庭に移動し、あんなとみくるはポチタンにミルクをあげつつ、生徒会長に事情を説明することに

 

「お腹空いてたんだね…」

 

「この子は何なのですか?」

 

「「え…」」

 

「なんて説明すれば…」

 

「えっと…」

 

「ポチタン!」

 

「ポチタン…可愛い名前ですね…私は、れい」

 

「れい!」

 

「ポチタンを学校に連れてきていたのは、何か理由が?」

 

「え…あ、はい。ポチタンは友達で…」

 

「実は、私達、探偵をしてて…」

 

「知っています。明智あんなさんに、小林みくるさん。演劇部のなくなったドレスを、あなた達が見つけたと聞きました。それに鷺野弥勒さんも助手として頑張っていると…ポチタンは、探偵の仲間という事ですか?」

 

「そうなんです!」

 

「できれば学校にも一緒に行けるといいんですけど…」

 

「本来は校則違反ですが、学校に申請書を出して、許可をもらうという方法があります。私も一緒に行って、先生にかけ合いましょう」

 

「え…」

 

「いいんですか?」

 

「これは、代々生徒会長に受け継がれてきたバッジで、これを着けた時に決めたんです。何があっても生徒の力になると!」

 

厳しいところはあるけど、ちゃんとした信念と共に優しさもある人だな。この人…

 

「そういえば、ポチタン、どうして1人で探偵事務所を出たの?」

 

「ポチー! てがみ!」

 

ポチタンはそう言いながら手紙を取り出した。

 

「手紙?」

 

「それが秘密の手紙ね」

 

不意に声が聞こえるとそこにはアルカナ・シャドウがいた

 

「その手紙を渡して」

 

「や!」

 

ポチタンが持ってきた手紙を狙って!?

 

「なら、あなたごと連れて行くしかないわね」

 

「ポチタンは渡さない!」

 

警戒する中、また不意に声が聞こえると中庭にある小山の上にニジーがいた

 

「アルカナ・シャドウ。手柄を独り占めするつもりかい?」

 

生徒会長は咄嗟にニジーの前に出た。

 

「会長さん?」

 

「何だ、キミは? ボクの邪魔をするなら容赦しないよ」

 

「私は生徒の力になりたい…なると決めたんです!」

 

その時、生徒会長のバッチにマコトジュエルが宿る。

 

「マコトジュエルが生まれた!こいつはいい、一石二鳥だ!ウソよ、おおえ!いでよ! ハンニンダー!」

 

ニジーがハンニンダーを生み出す。生徒会長はいない?

アルカナ・シャドウは直ぐさまプリキュアに変身する。

 

「オープン!ティアアルカナロッド!シャッフル!リバース!神秘と秘密で包み込む、キュアアルカナ・シャドウ!さあ、迷宮へいざないましょう」

 

僕らも変身する

 

「「オープン!ジュエルキュアウォッチ!プリキュア!ウェイクアップタイム!サン!見つける!ロク!向き合う!キュー!奇跡のふたり!」」

 

「クルッと回して!」

 

「キュートに決めるよ!」

 

「どんな謎でもはなまる解決!名探偵キュアアンサー」

 

「重ねた推理で笑顔でジャンプ!名探偵キュアミスティック」

 

「「名探偵プリキュア!」」

 

「私の答え、見せてあげます!」

 

「怪盗レッド!」

 

「その手紙をわたして。さもないと」

 

アルカナ・シャドウは一気に接近し、2人に蹴りを放つ。2人は何とか避けるが…

 

「やるわね」

 

「それなら…アルカナスターレイン!」

 

アルカナスターレインが迫り来る中、ミスティックが前に出て

 

「ミスティックリフレクション!ポチタンには指一本ふれさせない!」

 

何とか攻撃を防ぐ。僕はその隙にワイヤーでアルカナ・シャドウに攻撃を仕掛けようとするが

 

「ベイビー、ボクたちもいるのを忘れないでくれよ」

 

「ハンニンダッダー!」

 

ハンニンダーが起こす強風に僕らは巻き上げられ、そのまま地面に叩きつけられる

 

「さぁ、手紙をわたしなさい」

 

「ポチ…」

 

「渡さないよ!」

 

「手紙も、ポチタンも!」

 

「でも、いつまで耐えられるかな」

 

ハンニンダーの強風に耐える僕ら。2人は何とか前へと進んでいく

 

「そのバッジには思いが詰まってる…困っている人の力になりたいって強い思い…」

 

「私達も決めたの!」

 

「バッジ、絶対に取り戻す!」

 

2人は風を利用し、高く跳び、一気にハンニンダーに接近し、二人同時に思い切り殴る

 

「今なら!」

 

僕はリボルバーを構え、強烈な一撃をハンニンダーに喰らわす

その隙に…

 

「オープン! プリキットミラールーペ!ポチタン!」

 

アンサーがポチタンから放たれたマコトジュエルを受け取り

 

「マコトジュエル!」

 

ミラールーペにはめ込む。

 

「キュアアンサーが解決!プリキュア! アンサーはなまるソード!」

 

ミラールーペが紫色の大剣に代わり、ハンニンダーを一閃する

 

「キュアット解決!」

 

ハンニンダーはそのまま浄化され、マコトジュエルを無事回収したが、その隙にアルカナ・シャドウとマシュタンに手紙を奪われてしまった

 

 

 

手紙を奪われて落ち込むポチタン。あんな達はポチタンを励ましつつ、生徒会長に声をかける

 

「みんな! 大丈夫? 心配しました…急にいなくなったから…」

 

「心配かけてすみません…」

 

「会長さん、これ」

 

あんなは取り返したバッチを生徒会長に渡す

 

「ありがとう…」

 

「えっと…」

 

「何をどう説明したらいいか…」

 

「説明はいいよ。探偵には、秘密にしなきゃいけない決まりがあるんでしょ?」

 

「「え?」」

 

「言ったでしょ? 生徒会長として、あなた達の力になるって決めたから」

 

「れいー!」

 

「れいさんだよ、ポチタン…」

 

「いいよ、れいで。あなた達にも、そう呼んでほしい。敬語もいらない」

 

「え…じゃあ、れい…」

 

「よろしく、れい」

 

こうして僕らはれいと友達になるのであった。

 

 

 

 

 

事務所に帰り、僕らはジェットに手紙を奪われたことを話すが…

 

「せ、請求書!?」

 

「そう、ポチタンが持っていったのは。ボクの買ったお菓子の代金の請求書の1つだ」

 

「そんなにお菓子買ったの?」

 

「買いすぎ…」

 

お菓子代、経費として落ちるのか?

 

「…で、これが本物のロンドンから来た手紙だ。開けるぞ」

 




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