弥勒Side
あんな達の所に戻ってくると二人は犯人を指差していた
「「犯人は、あなたです!」」
二人が指摘した相手はカメラの持ち主本人だった。
「ちょっと、何言ってるんだ!」
「あなたは、強引にバッグを押し込んでた。道具のしまい方が分からないんじゃないんですか?」
「それに、私達がこの事件現場に早く着いたのが、謎を解く鍵。あなたはカメラを盗んで逃げようとした。ちょうどその時、私達が来たから、盗まれた人のフリ。つまり、宇都見さんに変装して、ごまかしたんだ!」
「カメラは、そのバッグの中にある!」
なるほどな。僕らは本当に思った以上に現場に来ていたからこそ、逃げられずに…か
「チョベリバー…」
カメラマンはそう言いながら変装を解くとアゲセーヌが現れた
「超早く来るから、マジ最悪!確かにカメラあるし、あんたたちが負ける姿を撮影してあげるっしょ!ウソよ、おおえ!チョベリグにしちゃって」
アゲセーヌはハンニンダーを召喚し、僕らも変身する
「「オープン!ジュエルキュアウォッチ!プリキュア!ウェイクアップタイム!サン!見つける!ロク!向き合う!キュー!奇跡のふたり!」」
「クルッと回して!」
「キュートに決めるよ!」
「どんな謎でもはなまる解決!名探偵キュアアンサー」
「重ねた推理で笑顔でジャンプ!名探偵キュアミスティック」
「「名探偵プリキュア!」」
「私の答え、見せてあげる!」
「怪盗レッド!」
「いくよ、ハンニンダー!はい、チーズ!」
アゲセーヌの指示の元、ハンニンダーは眩い光を放ち、僕らの視界を奪う
「フラッシュか!」
カメラのハンニンダーだからこそか
ハンニンダーはそのまま僕らに攻撃を仕掛け、何とか防いでいくが、ハンニンダーは再度フラッシュを放とうとしてきたが…
「ミスティックリフレクション!」
ミスティックがフラッシュを反射させ、逆にハンニンダーの視界を奪う。その隙に…
「アンサーアタック!」
「おまけだ!」
緑の弾丸とアンサーアタックの同時攻撃を喰らい、ハンニンダーはそのまま吹き飛ばされていき、アゲセーヌは吹き飛ばされたハンニンダーを追っていった
僕らも追いかけようとすると…
「るるかさん!?」
「…と、アルカナ・シャドウ?」
「どう? 似合ってるでしょ?」
るるかさんとアルカナ・シャドウのコスプレをしたマシュタンが僕らの前に立ち塞がった
「湖で、何か見つけたの?」
るるかさんの問い掛けに僕らは答えなかったが、るるかさんは…
「答えなくても、顔に書いてある」
そう言って、るるかさんは変身する
「オープン!ティアアルカナロッド!シャッフル!リバース!神秘と秘密で包み込む、キュアアルカナ・シャドウ!さあ、迷宮へいざないましょう」
アルカナ・シャドウは二人に接近する
「何を見つけたの?」
アルカナ・シャドウの蹴りを避ける2人。
「分からない! でも、あなたの事が、きっと分かる! 何か!」
2人は何とかアルカナ・シャドウの攻撃を仕掛けつつ、攻めていくがアルカナ・シャドウは2人の攻撃を軽々と受けきっていた
アルカナ・シャドウはアルカナスターレインを放ち、アンサーが何とか避けながらアルカナ・シャドウと組み合う
「力になりたいの!写真のるるかさん、笑ってた! 何があったのか分からないけど、力になりたい! それが探偵でしょ?」
「いいえ。探偵は、依頼があって動くもの。私、依頼してないけど。私は、ウソノワールのウソで覆われた訳でもない…自分の意志でファントムにいる…すべて、私が決めた事…あなたと同じ…自分の一歩は、自分で決める!」
少しだけ感情的になるアルカナ・シャドウ。すると吹き飛ばされたハンニンダーが戻ってきた
「アルカナ・シャドウも大事だけど、マコトジュエルを取り返さないと!」
ハンニンダーが攻撃を仕掛けようとするが、その前に2人が挟むように攻撃を喰らわし
「「オープン!プリキットミラールーペ! ポチタン!マコトジュエル!」」
「見て!」
「感じて!」
「「謎を解く!これが! 私達の! アンサーだ!プリキュア! フライング・スペクトル!」」
フライング・スペクトルを喰らい、ハンニンダーは浄化されるのであった。
「アゲが使ってたイケてるカメラなら勝てたのに! チョベリバ!」
そう言い残して、アゲセーヌは撤退し…
「もういい。マシュタン。アイス食べて、帰ろう」
「待って!」
「元名探偵から、可愛い後輩達へアドバイス。探偵では、解決できない事件もあるの…」
アルカナ・シャドウはそう言い残して撤退するのであった。
少しして本物のカメラマンさんがやってきた
「あれ? 前に結婚式場で会った…えっ、カメラが」
「ああ、盗られるとこだったんだぞ」
「いや~、珍しいチョウが飛んできたから、バッグを、置いたままもう1台のカメラを持って追いかけていっちゃって…チョウの写真を撮るのが趣味なんだけど、この辺、チョウが沢山いてね。ついつい夢中になっちゃって。君たちは何してたの?」
「ええ、ちょっと、探し物を」
「カメラのお礼に探すの手伝うよ」
「あぁ、見つけたんです…ただ、まぁ、何なのか、よく分からないんですけど」
あんなは拾った紙切れを見せると…
「写真?」
「「「写真!?」」」
「うん、最近出たカメラでね。撮った写真をその場でプリントアウトできるんだ」
そういえばそんなカメラがあるって聞いたことが…ポラロイドカメラだっけ?
僕らは事務所に戻り、2人は例の写真をミラールーペで見てみることに
「どんなに色あせてても、きっとミラールーペなら見えるはずだ」
「「むぅ~…」」
「何だ、何が見えた」
「うん、青い、チョウチョ」
「それだけ?」
「あの辺、チョウチョが沢山いるって言ってたし…手がかりじゃないのかな?」
「う~ん」
ダークSide
「手紙はもういいわけ? 本当にあの子達を放っておいて良かったの?」
「ええ。マシュタンの占いの通り、新たな秘密を見つけたとして、今の名探偵さん達の力じゃ、あの謎は解けない。仮に、あの謎が解けるとしても、たぶん、ずっと先の話…放っておきましょう」
そう呟くるるかをボクは見つめていた…
「仕方ないか。あの日の出来事が始まりでもあるからな」
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