弥勒Side
次の日、朝早くからみくるがやって来た
「おはよう!プリキュアだって証拠!」
そういえばプリキュアだって証拠を見せようとしたところで門限だから帰ったんだっけ?
早速証拠を見せようとするが…
「ポチ~!」
「わぁ~!おぉ~!」
ポチタンに引っ張られながら、あんなは何処かへ向かう
「何だ?」
「昨日と同じだ!」
「昨日と?」
もしかして昨日結婚式場にいた理由ってポチタンだったのか?
とりあえず僕らはあんなとポチタンを追い掛ける
二人を追い掛けるとパティスリーチュチュというお店に着いた
「ケーキ屋さん?」
「たちゅけて」
「「うん?」」
ポチタンは何かを感じ取ってる?
あんなは何かを探している女性に声をかけた
「どうしたんですか?」
「ペンがないの…店長さんにも探してもらってるけど…」
「エリザちゃん、作家なんだ。この前、推理小説の賞を取ってね」
「コンクールの時にもらった大切なペンなのに…」
「探すの手伝います!」
「なくなった時の事、教えて下さい!」
「ついさっき、おばあさんが話しかけてきて、気付いたらいなくなって、ペンもなくなってたの…」
話を聞いてる限り、どう考えてもそのおばあさんが犯人な気がするけど…
「ポチタンが来たって事は、また事件かも…」
「おばあさんが犯人の可能性も…」
「二人とも、声を抑えた方が…」
「え!? おばあさんが!?」
「「聞こえてた!」」
「素人が…」
「声を抑えた方がいいよ…」
ジェットと僕はため息を付くのであった
「おまわりさん!」
「いや、まだ可能性というだけで…」
エリザさんが慌てて携帯で電話をかけようとするがどうにも繋がらないみたいだった。
「うん? 繋がらない!」
「通信障害みたいです」
するとお店から青髪の女性が出てきた
「帆羽さん、どういう事?」
「電波が繋がらなくて、携帯電話が使えないって、今ニュースで」
「じゃあ、店の固定電話で…」
「それより、私が、おばあさんを探してきます!」
あんなは早速駆け出そうとするジェットが呼び止めた
「待て! ボクが発明したプリキットだ!」
「プリキット?」
「探偵道具だよ。このプリキットボイスメモを使えば、連絡できる」
何かジェットの妖精の姿の…携帯?で良いのかな?
「僕も行く!」
僕はあんなと共に例のおばあさんを探しに向かった
二人で走っているとさっき貰ったプリキットから着信が入った
『もしもし、聞こえる?』
「みくる?」
『ペンがなくなった時の事を詳しく教えてもらうから』
「うん!」
『ここで原稿を書いてたら、おばあさんが来たの。あなたのファンです。握手して下さいって』
『で、握手をした?』
『うん、そんな事、初めて言われたから、とっても嬉しくって! でも、サインしようとしたら、ペンがなくて、おばあさんもいなくて』
『おばあさんの特徴は?』
『緑の着物を着てて、髪型はお団子で…』
聞こえてきた情報を元に僕とあんなは辺りを見渡すと丁度さっき聞いた特徴のおばあさんを見つけた
「すみません!」
あんなが声をかけようとした瞬間、僕はあることに気が付いた。あのお店…確か見通しが良かったはず…なのに気付かれずにって事は…
「あんな!」
『その人は!』
「バイバイ、ベイビー!」
僕と通話越しのみくるが気が付いた瞬間、例のおばあさんは物凄いスピードで逃げだした
『そのおばあさんは怪盗団ファントムだよ!』
『怪盗団ファントムだと!?』
『ファントムを知ってるの!?』
『まぁな』
ジェットが知ってるって事は有名なのか?
僕らはおばあさんを追い掛けていくとおばあさんは公園に入っていくと別の入り口からみくるとジェットが入ってきたが…例のおばあさんがいない。いるのはサラリーマンと女子校生とカップル…
「誰かに変装してるのかも?」
変装…一体誰が…
「友達と遊び行って、マジ大変でー」
「うん?」
「「見えた! これが! 答えだ!」」
「ファントムは!」
「あの人だ!」
あんなとみくるは誰が変装しているのか見抜いたのか?
いや、今の光景…引っかかりが…そうか、そう言うことか
「ちょっといいですか?」
二人は女子校生に声をかける
「んあ? 無理。電話してんだけど」
「だからこそです」
「はあ?」
「「ペンを盗んだ犯人・ファントムは、あなたです!」」
「はあ?」
「電話をしているフリ?」
「今電話を使えるはずがない! 通信障害だから!」
「なんで繋がらないんだ?」
「電話繋がらないみたい」
「でも、僕達は繋がってるもん!」
「「ねー!」」
「あなたは逃げてたから気付かなかったんだ」
「電話をする女子高生の変装は完璧だった。だからこそ、失敗に繋がった」
「お見事。いかにも、ボクはニジーさ! ベイビー!」
変装を解くとそこに現れたのは昨日の怪盗!?
「ボクの変装を2度も見やぶるなんて、ご褒美をあげよう」
「「それは!」」
ニジーは盗み出したペンを取り出すと
「ウソよ、覆え!いでよ!ハンニンダー!」
「ハンニンダー!」
ペンの姿をした怪物…ハンニンダーが現れる。あんなとみくるは頷き合うと
「「オープン!ジュエルキュアウォッチ!」」
ペンダントから変化した時計を開いて変身用のマコトジュエルを装着し、
「「プリキュア!ウェイクアップタイム!サン!見つける!ロク!向き合う!キュー!奇跡のふたり!」」
と唱えながら時計の長針を3時・6時・9時の順に位置にあわせることで衣装と髪型が変化し
「クルッと回して!キュートに決めるよ!」
昨日と同じプリキュアになる
「どんな謎でもはなまる解決!名探偵キュアアンサー」
「重ねた推理で笑顔でジャンプ!名探偵キュアミスティック」
「「名探偵プリキュア!」」
「私の答え、見せてあげます!」
僕の持つペンダントも光り出すと昨日と同じ姿に変わった
「あれが名探偵プリキュア!?自分の心の中にあるマコトジュエルで、プリキュアになるとは聞いてたけど、本当だったんだ…それに弥勒のあの姿…怪盗に近いけど…あの姿は……ダーク?いや、マントが…」
ハンニンダーが攻撃を仕掛けてくる。僕らは攻撃を避けていき、アンサーとミスティックの二人がハンニンダーにダメージを与える。ハンニンダーは頭を振るとインクが飛び、近くの木にインクが当たると黒く汚染した感じになった
「強力なマコトジュエルをウソで覆えば、誰にも止められない強力な力になるんだよ!」
「エリザさんのペンで…」
「なんて事するの!」
「違うよ。もうボクのペンさ!ファンと偽り近付き…ゲッチュ!ウソを使えば容易いものさ!欲しいものは、何でも、ウソで手に入る!ボクらファントムは!ウソであふれ、覆われた!素晴らしい世界を作る!そのためには、マコトジュエルが必要なのさ!」
「ウソの世界なんて、全然素晴らしくない!」
「そうかな? 君達名探偵を倒す、こんな力があるのに?」
「好き勝手に言ってくれるじゃんか! ボクも1つ教えてやる。キュアット探偵事務所の使命は、ウソを暴いて止める…ファントム! お前達からマコトジュエルを守る事だ!」
「随分と威勢のいいベイビーだ。キュアット探偵事務所。無論、君達の使命は心得ているよ。でも、この状況でウソを、ハンニンダーをどう止める?」
「プリキュアがいる! 歴史上数人しかいなかったという名探偵プリキュアが、今、2人もいる!」
「僕もいるよ!」
アンサーたちがハンニンダーの攻撃を受け止めると僕はカードをハンニンダーの顔に当て、爆発させる
「ウソをつかれて、ペンを盗られたエリザさんは悲しんでる…」
「人を悲しませるウソなんて…」
「「プリキュアがウソを終わらせる!」」
「くっ!そっちの怪盗擬きはどうだい?君もボクらと同じ怪盗!手を組むべきだ!」
「組むわけないだろ!正直、怪盗って悪いイメージだし、変身するのもどうなんだって思ってたけど……答えは見付かった!」
僕は左袖からワイヤーを発射し、ハンニンダーを縛り上げる
「お前たち悪党が奪い取ったものを逆に奪い返す!」
「「これが私たちのアンサーだ!」」
アンサーたちが昨日と同じように光を纏い、ハンニンダーを浄化する
「「キュアット解決!」」
ハンニンダーが浄化され、マコトジュエルを回収し終え、ニジーはと言うと撤退した
それからエリザさんにペンを渡し、エリザさんは凄く感謝していた。
僕らは事務所に戻るとジェットがあんなとみくるに手帳を渡した
「それ、やるよ。プリキットブック。名探偵の証だ」
二人は何が何だか分からないでいる
「勘が悪いな。認めてやるって言ってるんだ。事務所も好きに使えよ」
「ありがとう! やったね! みくる!」
「ええ!」
「私達で困った人達を助ける! マコトジュエルを守って、ポチタンも元に戻して、そしたら、あんなも元の時代に!」
「うん! でも、私、決めちゃったんだ! みんなを助けるって!ウソで覆われた世界なんて嫌だから! 私、みくると一緒に、名探偵プリキュア、頑張る! 戻るのは、その後!」
「あんな…」
「よし、お前ら、名探偵プリキュアとしての証を、プリキットブックに書け」
二人はプリキットブックに証を書く
「よし。じゃあ、改めて…ようこそ、キュアット探偵事務所へ。名探偵プリキュア」
「よろしくね! ジェットさん!」
「ジェットさん? もっと先輩にふさわしい呼び方があるだろ?」
「先輩!」
「ジェット先輩! よろしくお願いします!」
「よろしく!」
二人は探偵として認められた感じかな?僕は…まぁ手伝う事になるだろうな…
「それと弥勒!お前は怪盗だ」
「怪盗扱い!?」
「だけどファントムとは違う。正義の怪盗…レッドだ!」
「レッドって…」
もう少し格好いいのないのか?
「レッド…いいね」
「分かりやすくて良いかもね」
「はぁ、分かったよ。それでいい」
追加DLC、スタードライバー来たのは本気で嬉しい
感想待ってます