弥勒Side
ある日のこと、事務所で各々が過ごす中、僕はジェットから一本の鍵を受け取った
「ほら、お前が使ってる鍵を寄り使いやすく一つの鍵にしたものだ」
そう言いながら、僕は真紅の鍵を受け取った。
「わざわざありがとう。ジェット」
「良いって、それじゃ僕は出掛けてくる」
ジェットはそう言って出掛けていった。多分お菓子でも買いに行ったのか?
まぁこれで戦いやすくはなるのかな?そう思いながらあんなたちの所に行くと、あんなはポチタンにミルクをあげ、みくるは本を読んでいた
「ポチタン、ミルクおいしい?」
「おもしろかった~!」
「みくる、何読んでたの?」
「探偵小説! すっごく、おもしろいの! ほら、見て、本の作者!」
「来栖エリザ? あっ! 前にパティスリーで会った作家さんだ!」
「主人公のエリーがとってもかっこいいの!」
「私は、あきらめない!あきらめない心が、真実のページを刻む」
いつの間に来ていたのかエリザさんが小説の主人公の台詞を言っていた
「エリザさん、ちょうど小説を読み終えたところです!」
「ありがとう。今日はあなたたちに依頼があって来たんだ」
しれっとみくるの本にサインを書くエリザさん。うんある意味凄いな
「依頼?」
「わたしを探偵として雇ってほしいの!」
「「えぇ~」」
とんでもない依頼が来たな…
僕らは改めて話を聞くことに
「次回作の執筆のため?」
「今、探偵エリーの続編を考えててね!」
「続編! 楽しみ~」
「実際に探偵になれば、いいアイデアが浮かぶと思って!2人にもいろいろ教えてもらいたいの!」
あんな達はエリザさんの依頼を受けるかどうか話していると、ジェットが帰ってきたが子供と一緒だった
「お~い!依頼人だぞ~」
「ようこそ!あんな、みくる! お茶の準備を!」
「いきなり仕切ってる…」
「教えてほしいって言ってたのにね」
何というかエリザさん、結構アグレッシブ?
僕らは依頼内容を聞くことに…
「ウゥ…ミーコ…」
「この子がミーコちゃん」
「昨日から、ずっとさがしているそうだ」
「よし! 早速、調査開始よ!」
ダークSide
アジトにて新たなマコトジュエルの情報が入った
「なるほど…新たなマコトジュエルのありかが分かった」
「はい、は~い、アゲが行くっしょ!」
「いや、アルカナ・シャドウだ。わたしのもとへ、マコトジュエルを…」
「分かった…」
「むぅ~、アルカナ・シャドウ…」
嫉妬に燃えるアゲセーヌ。さて、ボクも行動するか
弥勒Side
「なるほど、ミーコちゃんは3歳の女の子! 性格はおとなしいと…ちなみに、いなくなったのは何時ぐらい?」
「分かんない…お母さんが美容室に行って、そのあと、いなくなったって…」
「美容室?たぶん、お昼ぐらいかな?」
「エリザさん! 調査は?」
「これも立派な調査よ!ミーコちゃんのプロファイリング」
「プロファイリング?」
「データを分析して犯人の行動を予想するってやつね!」
「プロファイリングから導き出される移動範囲。ネコが集まる場所といえば公園だけど…餌やり禁止だし、可能性としては低そうね…となると! ここよ!」
エリザさんのプロファイリングによって、導かれた場所に僕らは向かうことになった
エリザさんが導き出した場所に来た僕らだけど、エリザさんは何故か猫耳と尻尾を付けていた
「ミーコちゃんは、ここに来たはず!そして、このあとの行動をたどるには…まずは、ネコになって、考えればいいニャン!」
「「うわぁ~、かわいい~」」
「なりきりひらめき!ネコになりきればミーコちゃんの行動が分かるニャン!」
「そうそう! 小説のエリーもこうやって、なりきることで事件を解決してた!」
そういうものなのか?いや、深く考えない方が良いのか?
そう思っていると一匹の猫がエリザさんに威嚇していた
「シャー!」
「むう~、きっと、ミーコちゃんもこうやって威嚇されたニャン、そして…」
「ニャニャッ! ニャ~!」
「キャー!こっちに、逃げたはずニャ~ン!」
うん、本当に何をやってるんだ?
エリザさんは土管の中に隠れて猫をやり過ごしていた
「私の推理によれば…こうして色んな所を移動して…」
エリザさんは本当に猫になりきって色んな所へ行き、最終的にたどり着いた場所は川原だった。
「そして…ミーコちゃんは、ここにたどり着いたニャ!間違いない!あそこにいるニャン!」
エリザさんがそう言って茂みをかき分けると…確かに猫がいた
「いた!」
「ミーコちゃん」
「あれ? でも…毛の色は一緒だけど、この子は毛が短いね」
「首輪もしてない…」
「う~ん、ちがうネコかなぁ」
「あっ、にげた!」
「あの子じゃないみたいね。絶対ここにいるはずなのに…」
「ピンっときた!ネコに聞いてみればいいんだ!」
僕らはプリキットグミを使い、近くにいた猫から聞き込みをする
「ちょっといいですか?」
「私たち、この子を探してて…」
「どれ、どれ?」
「おっ! さすがニャン! ネコになりきって話してるニャン」
エリザさんからしたら、僕らはニャンニャン言ってる感じなのか?
「知らないわね」
「そっか…」
暫く探し回るが中々見付からない。
「ごめんね、わたしが3人の足を引っぱっちゃって…」
「そんなことは…」
「やっぱり小説と違うよね。こうして推理も失敗ばかりだし…」
「大丈夫です! エリザさんなら、きっと事件を解決できます!」
「ううん、無理だよ、小説みたいには、うまくいかない…」
「確かに小説と全然ちがいます!」
「みくる?」
「エリザさんは、諦めかけてる…でも、エリーは言っていました『あきらめない心が、真実のページをきざむ』って!エリーなら絶対! 最後の最後まで真実をとき明かそうと、頑張るはずです!」
「そうだね!わたしも…あきらめない!」
みくるの言葉を聞き、エリザさんはやる気を取り戻したみたいだ。それにしても本当に猫はどこにいるのやら…
何気にエリザさんも今週でポチタンについて知ったことに…
それにしてもるるか、どこのほむほむ?
感想待っています