弥勒Side
くれあさんの提案であんなも一緒にケーキを作ることになったが…
「昨日お菓子作り体験する人が大勢来てね、パティシエ服はほとんど洗濯しちゃったんだよ」
店長さんがそう言うと、あんなはあることを思いついた感じだった。
「あっ、ピンっときた! ちょっと待っててください!」
そう言ってあんなは一旦お店の外に出ると…パティシエの服に着替えていた。もしかしてプリキットグロスを使ったのか?
「わぁ、かわいい~!」
「うん、似合ってる」
「えへへへ」
早速二人がケーキを作り始める。僕は見学をすることに
「じゃあ、ケーキ作り、始めましょ」
「はい!」
「材料の計量は、きっちりしっかりね。お菓子作りは正確さが大事なの」
「はい!」
あんなも楽しそうにしながらケーキを作ってるな…
ダークSide
「おい、新たなマコトジュエルを盗りに行くぞ!」
「なんでアタシたちが」
「ついてきたら、アイスおごってやる」
「行く」
アイスで釣られるなんて、るるからしいというべきか何というか…
弥勒Side
ケーキ作りから少しして…
「完成!」
「これって…」
完成したケーキはショートケーキだけど、真ん中にあるチョコプレートには『あんな。ハッピーバースデー』と書かれていた
「あんなちゃんの誕生日をお祝いする、バースデーケーキだよ」
「えっ?」
「雪みたいに積もってるけどあったかい、って言ってたでしょ。あんなちゃんの誕生日は1月、ふわふわの雪みたいなデコレーションがされてるケーキで用意してくれたのはお母さん。あんなちゃんの喜ぶ顔を見たくて、こんなケーキにしたんだと思う」
「食べられなかったんです…誕生日ケーキ。せっかく用意してくれたのに…今、お母さんとは会いたくても会えなくて…」
「それが、あんなちゃんの元気がない理由ね」
「すみません…」
「どうして謝るの?」
「だって私、探偵なのに困ってる人の力にならなきゃいけないのに…」
「探偵さんだって、寂しい時はあるんじゃない? あんなちゃんは強いからみんなに心配かけないように寂しさを隠してしまうんだろうけど、心のきらめきを大切にしてほしいな」
「心の…きらめき…」
「うん、心にある、まっすぐな気持ち、楽しいや、嬉しいだけじゃない。悲しかったり、寂しいって気持ちだってあるの。無理して抑えることはないわ。心のきらめきは真実だから、私はその人のきらめきを知って、ケーキを作ってるのよ。楽しい気持ちは、もっと楽しくしてあげてさびしければ、その寂しさを癒してあげたいの」
くれあさん、色々な思いを込めているんだろうな…
ダークSide
るるかたちに付き添うが、るるかはアイスを食べていた
「アルカナ・シャドウ、どうなってるんだ!アイスを食べに来ただけじゃないだろうな?」
「もちろん」
「マシュマシュマシュマシュ、マシュマシュ…マシュ~!」
マシュタンが占いを始めると…
「見えたわ! 望むものがおのずと近づいてくるって占いに出た」
「だから待ってる」
「アイス食べたら?」
「そうだな、そうするか。さすがに、どらやきはねぇか。王道はバニラだが、いちごもすてがたい」
やれやれ…ゴウエモンも単純というよりるるかの事を信頼しているんだろうな…
そう思っていると親子連れが通り過ぎていく
「来た。マコトジュエル」
「抹茶味に決めたのに!」
みくるSide
「たい…りょく…ハァ…つけないと…はぁ…」
ランニングを頑張った後、そのまま倒れ込む私。するとあることに気が付いた
「ちょっと待って、体力と頼りがいって、あんまり関係ないんじゃない?」
その事に気が付くとポチタンがマコトジュエルに反応した
弥勒Side
みくるから連絡を受けた僕ら。あんなはくれあさんの方を向き
「くれあさん、あの…」
「フフッ、いってらっしゃい」
「ありがとうございます!」
僕らはみくると合流するとみくるはあんなにあることを話し出した
「あんな~!」
「みくる! ポチタン!えっ、何?」
「元気が出ないかもしれないけど…頼りないかもしれないけど…でも、わたし、いるからね!」
「みくる…ありがとう! みくるの顔見たら、もっと元気出た!」
「あっちポチ!」
「急ごう!」
「うん!」
僕らはポチタンの案内でマコトジュエルの所へ向かうと、そこにはゴウエモンがおり、その手にはウサギのぬいぐるみが握られていた
「そのぬいぐるみ、あの子の!」
「返して!」
「ならばオレと勝負だ!ウソよ、おおえ!来やがれ、ハンニンダー!」
ハンニンダーが召喚され、僕らも変身する
「「オープン!ジュエルキュアウォッチ!プリキュア!ウェイクアップタイム!サン!見つける!ロク!向き合う!キュー!奇跡のふたり!」」
「クルッと回して!」
「キュートに決めるよ!」
「どんな謎でもはなまる解決!名探偵キュアアンサー」
「重ねた推理で笑顔でジャンプ!名探偵キュアミスティック」
「「名探偵プリキュア!」」
「私の答え、見せてあげる!」
「怪盗レッド!」
ハンニンダーはジャンプしながら移動してくる。元になったのがウサギのぬいぐるみだからか?
僕らはハンニンダーを躱していくと、ハンニンダーはニンジンミサイルを飛ばしてくるがアンサーが華麗に躱し、ミスティックが蹴り返し、ハンニンダーにダメージを与える
「ええい、ちょこまかと! うん?」
「アイスおごってもらったから、やるべきことはやる。オープン!ティアアルカナロッド!シャッフル!リバース!神秘と秘密で包み込む、キュアアルカナ・シャドウ!さあ、迷宮へいざないましょう」
ハンニンダーが再度ミサイルを飛ばしてくる。さっきと同じようにアンサーが蹴り返すとアルカナ・シャドウが現れ、アンサーが蹴り返したミサイルを蹴り返し、僕らに向かってくる。
僕は咄嗟にリボルバーを取り出し、ミサイルを撃ち落とす
「危なかった…」
するとハンニンダーが大量のミサイルを放つ。
「ミスティックリフレクション!」
ミスティックリフレクションでミサイルを防いでいく
「しぶといな、さっさと諦めろ」
「諦めないよ。だって、その人形には、あの子が心から大好きって気持ちやお母さんの愛情でいっぱいなの!心のきらめきが、たくさんつまってる!」
アンサーたち二人が力を合わせて、ミスティックリフレクションでミサイルを弾き落とす。その隙に僕はリボルバーに鍵を填め込み、ハンニンダーを竜巻で封じ込める。
「二人とも!今だ!」
「「オープン!プリキットミラールーペ! ポチタン!マコトジュエル!」」
「見て!」
「感じて!」
「「謎を解く!これが! 私達の! アンサーだ!プリキュア! フライング・スペクトル!」」
ハンニンダーを浄化し、ゴウエモンたちは撤退するのであった。
奪われたぬいぐるみも無事女の子に渡し終えると
「ポチ」
「トレーニングしてたからお腹すいちゃって…」
「ちょうどよかった!」
僕らはパティスリーに戻ると
『うわぁ~!』
「か…かわいい~!」
「くれあさん、これ!」
「マジパンでキュアット探偵事務所のみんなを作ったの。みんなもあんなちゃんのきらめきだから」
「くれあさん…」
「キャンデーもおいしいが、このケーキもおいしそうだな!」
「みんなで食べよう! ホールケーキは、やっぱり、大勢で食べないとね!」
みんなでケーキを食べる中…あんなは僕の肩を指で叩き
「弥勒くん、あーん」
「いや、何でだよ?」
「その…弥勒くん、いっぱい心配してくれてたから…そのお礼に…」
「そ、そっか」
差し出されたケーキを食べるが、何故か味がしなかったのは気のせいかそれとも…ドキドキしてるからか?
次回、あの名探偵回!
感想待っています