弥勒Side
僕らは今宝生美術館に来ていた。
「全部、キラキラ~はなまるすてき~」
「かわいすぎる~!」
僕らがどうして美術館に来ているのかというと…
「お前ら、手伝いに来たんだろ。展示品を汚さないように、手袋はめとけよ~」
「本当だ、みんな手袋つけてる」
ジェットの手伝いでこの美術館に来ているけど、そういえばこの美術館のオーナーって、僕らがるるかさんと初めて出会った事件以来だよな…
「私の美術館で、新堂先生の展覧会ができるなんて、夢のよう」
「いえ、こちらこそ。紹介いただいたジェットさんのお陰で。12時の忘れ物も、喜んでいると思います」
宝生さんと今回の展覧会の新堂さんが声をかけてきた。
「彼に任せておけば間違いないですわ。探偵事務所の発明家でありながらは、人気急上昇中のコスメ店。プリティホックを手がけている方ですから!」
「へへーん」
ジェット、褒められて嬉しそうにしてるな~
「すみませ~ん。どこにおきますー?」
そう思っているとスタッフが段ボールを運んできたが、その瞬間段ボールが爆発し、大量のガラスの靴がフロア内にばら撒かれた。
少ししてから警察がやって来て事情聴取が行われる
「作品が消えた…」
「ええ、気がついたら…」
「ですが、砕け散った形跡もないようですし」
「はい、シンデレラの強い心を表現するために、強化ガラスで作っています」
「なるほど、それと…あの子たちは、一体何なんです?」
「キュアット探偵事務所の探偵さんです」
「えっ! あの怪盗団ファントムの事件を解決している!?」
結構世間的に知られてるんだな…あんな達の活躍って…
「時計…時間が来ると、靴がとび出す仕掛けになってたのか…」
「展示スタッフと美佐子さん、宝生さんのバッグには特にしかけなし、…っと」
「この大胆な手口」
「犯人はおそらく」
「「怪盗団ファントム!」」
「「「えっ」」」
何て言うか今回は随分と手の込んだことをしてるな…
そう思いながら近くに落ちていたガラスの靴を手にすると…
「あんな、みくる。この靴、感触がおかしくないか?」
「本当だ。これ…ガラスじゃない」
「樹脂でできてるみたいだな」
「ガラスにしか見えない…」
「これなら箱からとび出ても、割れない」
僕らは防犯カメラの映像を見ることに。もしかしたら犯人が分かるかもしれない
「防犯カメラの映像ですか?」
「ええ」
「靴が箱からとび出した時だね」
「このあとスタッフさんや、私たちが靴を拾いに集まって…」
「これで終わりです」
「人が邪魔でよく見えない!」
「でも、どうやって12時のわすれものを持ち出したんだろう?」
「誰かが持っているとか?」
「服の下に入れると目立つし…」
「隠したところで、外に出るのは不可能。以前、怪盗団ファントムに展示品を狙われてから、警備を強化してるの、フッフーン」
「ますます分からない…」
今回、本当に考え込んでるな。それだけ怪盗団ファントムは本気なのか?
「事務所にもどる。警察の捜査が、騒がしくて準備できないからな」
「準備って、でも作品が…」
「あんなとみくるが必ず取り返す。こいつらを信じろ!」
「「うん!」」
「弥勒も頼んだぞ」
「了解」
「荷物検査を…」
「そんな時間ないですわ! あたくしたちを疑ってますの?」
「い…いえ、どうぞ」
「頼んだぞ、名探偵」
「うん!」
ジェットたちを見送り、再度捜査をするが……
「とは言ったものの…」
「手がかりが全くない!」
「ない、ない」
「ここまで手掛かりがないと…」
どうしたものかと考え込んでいると…
「ねぇ、お姉さんたち…何してるの?」
「えっ…うん」
「ちょっと、探しものしてて」
メガネに蝶ネクタイの少年が声をかけてきた。誰だろう?
「勝手にうろついてんじゃねぇ!」
「コナンくん、迷子になったら大変でしょ」
すると少年の保護者らしいちょび髭の男の人と女子校生もやって来た
「ごめんなさい…探偵のお姉さんたちが気になっちゃって」
「探偵って…どうして分かったの?」
「だって、変わった形だけど、虫眼鏡でしょ?探しもので虫眼鏡とか、いかにも探偵って感じだし、それに、警官がいっぱいいる中で注意もされないし、きっと有名な探偵さんなんだよね」
「いや~、有名だなんて~」
「はなまる正解!」
みくる、褒められて嬉しそうだな…
「わたしたちキュアット探偵事務所の探偵なの。明智あんなです!」
「小林みくるです!」
「助手の鷺野弥勒です」
「ボク、江戸川コナン」
「私は毛利蘭、よろしくね」
「名探偵の毛利小五郎だ」
「えぇ、ま…まさか、あの眠りの小五郎!?」
「誰?」
「まるで眠っているように推理して、どんな難事件でも解決しちゃう名探偵、眠りの小五郎だよ!」
そんな名探偵がいるのか…
「フッフッフッフッフッ、こんなお嬢ちゃんにも知れわたっているとはなぁ!」
「どうして、まことみらい市に?」
「ああ、なんでも街に怪獣が出るらしくてな」
「その正体を調査しに来たの」
「ハンニンダーのこと?」
「プリキュアの姿が見られたのかも」
「そんなまさか…」
見られていたら噂くらい流れそうだし…
僕らは三人に事情を話すことになった。まぁ名探偵がいるなら何かしら分かるかもしれないし
「これが、盗まれたのか…」
「うん」
「…で、現場に残っていたのはスタッフや美術館オーナーの持ち物だけねぇ…」
「うん、バッグとか、リュックとか…」
「なるほど…けど、すごいよね、犯人は短い時間で、どうやって本物と偽物を見分けられたんだろう?」
「確かに、どうしてだろう?」
「「う~ん…」」
「あっ、ピンっときた!」
「えっ?」
「コナンくん、ありがとう! 事件解決だよ。みくる、弥勒くん、戻ろう!」
「あっ、ちょっと待って! 話はまだ…」
僕らは改めて防犯カメラの映像を見ることに。あんなの推理はと言うと
「樹脂の靴を使った理由は、落ちても割れないだけじゃなかった。本物と偽物を区別するために、使っていたんだ。触った時の感じが、ガラスは樹脂よりも冷たいから…」
「なるほど、触って調べるなら…」
「そういうこと!」
映像を見ているとあんながあることに気が付く。
「あっ、止めて!犯人が分かった!」
ファントムがマコトジュエルを盗ってもそのまま足で逃げる理由って、今週言っていたように盗むのに能力を使わない主義だからなのか…
感想待っています