戦艦名:マクロス・クォーター[
データ回収部一課の旗艦となる400m級可変攻撃宇宙空母。
クォーターの名の通り、大きさはマクロス級の4分の1程度であるが、陸也とアクトマンの改造によって、機動性に優れ、強攻形態時には鉄壁の要塞のような防御能力と空母とは思えないほどの破格の運動性を併せ持つ。
また、レクス公国仕様として、火力はマクロス以上を誇り、総合的な戦闘力は凄まじく高い。
武装(強攻形態時も含める)
・改良型対艦重ビーム砲
・対空砲
・バスターキャノン
・改良型マクロスキャノン
所属国/勢力:レクス公国/データ回収部一課
名前:マニー=ラルピス
性別:女
年齢:19歳
種族:獣人(兎獣人)
階級:少尉
使用機体:イフリートリベンジャー[高機動型]
設定:レクス公国の若き将校の一人。士官学校を卒業し、異界管理レクス支部のインターンを終え、改めてデータ回収部一課に配属となった。虹川冴とは同僚。シミュレーターで艦船の艦長に就任した経験もあり、実力は高い。兎の獣人であることから獣化もできる。彼女の跨るイフリートリベンジャーは高機動型に改造されており、彼女が好む白色の塗装が施されている。この章ではマクロス・クォーター[罪業]の艦長として立ち回る。
「やっと直ったぁ……」
陸也とアクトマンはぐったりと戦艦内の個室でぐったりとする。
内装や武装を修復と改良を施し、それを追放世界の技術を使って短時間で終わらせたのだ。ぐったりするのも無理はないだろう。
「通信機能も回復したし、本部と連絡が取れるはずだ」
陸也は小さい端末を起動させ、レクスと連絡を取る。
「こちら陸也…世界の侵入に成功。艦艇を見つけ次第、修理し鹵獲に成功いたしました」
『おお!流石だね!傭兵や民兵の雇用は上手く行ってるかい?』
「そこは冴に任せてます。彼女にも慧眼というものを覚えさせなくてはなりませんし」
『そうか、こっちはようやくインターンが終わった子を一人君たちの方に向かわせるよ。仲良くしたまえ』
新しく来た増援。誰かを聞くのが上司が故なのか、陸也は問いかける。
「新しく配属された子は、どんな子で?」
『名は「マニー=ラルピス」。冴ちゃんと同じく将校で、兎の獣人族。艦長の才能を持った子だよ』
「獣人族とは珍しい。しかも指揮もできるなら尚の事心強いな」
陸也は他に増援が来てくれるかを聞いたが、他に来るのは難しいという答えが帰って来た。仕方なく「了解」と言って通信を切る。
「皆、喜べ。後輩が来たぞ」
「本当かい?」
「インターンを脱した新人だ。仲良くな」
そう言い終えたとたんに空間が歪み、そこから一人の背の小さい将校が現れる。
金髪の長髪で、兎耳を生やしただけの見た目が15歳の人間の子供にしか見えない人物だった。
「お待たせしました!ラニーです!皆さん、よろしくお願いします!」
「元気が良くて結構だ。これからお前はこの戦艦の艦長として役回りをしてもらうぞ」
「おおー!どんな戦艦ですか!?」
「マクロス・クォーター級だ。改造艦だがな」
それを聞いたラニーは大はしゃぎで戦艦内を駆け回る。
獣人なだけにそこそこフィジカルはあるようだった。
「(一応、一人でも動かせような改造も施したが、やはりクルーは欲しいな)」
数時間経って戦艦内を把握したラニーは艦長帽子をかぶり、ブリッジに入る。
「艦長として頑張らないとね!早速起動させてみよう!」
ラニーはブリッジにある一つの制御盤を弄り、起動させる。
「全システム異常なし…一人でも動かせる仕掛けにはしてあるみたいだけど、やっぱクルーは欲しいな!」
ルンルン気分で機械に指示を出し、艦艇を動かす。
陸也達もそれに気づき、傭兵や民兵が集まるのを待つことにしたのだった。
*
一方、フェイタリティの方では…
「奴らが戦艦を手に入れた?」
「はい。廃棄されたマクロス・クォーターを改修して、魔改造したらしいです。その他にも傭兵や惑星解放運動をしている民兵どもを雇用するらしいです」
「バカバカしい。そんな素人共では我々を倒せると思ってるのか?」
「あくまで肉盾の可能性でしょうか?レクス公国のやり方とは思えませんが…」
基地内でシュトロークとヴァデッドが話し合い、次の策を立てる。
「まぁ、せいぜいそいつらを雇ったことを後悔してもらうとしよう。今頃、その戦艦にあいつらを向かわせたからな」