【読者参加型SS】異界戦線   作:ヒラーズ

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所属:民兵(データ回収部一課側)
名前:クロウザー・シュミット
性別:男
年齢:48歳
階級:無し
使用機体:グフリベンジャー[高機動型]
設定:ジュフォン解放運動に参加している元ジュフォンの軍隊「ブルーノ」の正規兵。家系がドイツ人であることからシュミットという名が与えられている。
フェイタリティに一矢報いらんと民兵となってもレジスタンスとして行動していたこともあり、陸也達に雇われたことでMSを与えてもらい、自らも前線に立つ。
彼の持つグフリベンジャーは高機動型であり、強襲機として活躍する。フィンガーバルカンをマルチウェポン化させており、メガ粒子砲とバルカンを両立させたヤバい機体となっている。


9話 進軍開始

「よしよし、それなりにクルーも傭兵も集まってくれたね」

「奴隷制度のある惑星だ。解放運動に動く連中は多いだろう。だが、戦争だらけもあって傭兵も多くいる。金は沢山あるからな。後は使い潰しすぎないように気を付けるだけだ」

 

着々と人手が集まり、そこらで改修した「VF-25メサイア」シリーズも数が揃い、MSに乗る傭兵にはリベンジャー機体を渡した。

一部は専用機化させており、今では出撃できる人数も増えに増えていった。

 

一定の頭数が揃うと、早速進軍を始める。

 

「因みに作戦はあります?」

「まずは奴らの補給路を断つ。あれほどの数だ。民兵や傭兵共の話を聞くと、奴らの組織は「フェイタリティ」という」

「フェイタリティ……死、致命的などなど指すが…差し詰め死を振りまく残虐者集団か…」

「使われている機体はMSで、ほとんど覇王国のものを使い込んでるようです…」

 

陸也は「はぁ…あいつらが関わってるのは確定か」と言って溜息を吐きながら作戦を伝える。

まずは偵察を行い、フェイタリティの補給路を攻撃する。また、黒幕が逃げる可能性を視野に入れ、脱出用の施設を見つけ出せれば重畳との事だった。

 

「まずは少数の部隊が偵察を行う。奴らの補給路は確実に存在する。そこを断てば奴らは行動を制限せざる得ない。だが、その分抵抗も激しいだろう。その為、まずは偵察だ」

 

陸也はいくつかのフェーズを組み立て、最初は偵察で敵の動向を探りながら補給基地を潰し回る。また、惑星開放の為、奴隷を収容している施設を襲撃して手数を増やすという手段に出ていた。

 

「陸也課長。奴隷収容所を襲撃する作戦についてだが、その襲撃をオレに一任してくれないか?」

 

陸也の作戦に一人の男が立案する。彼はクロウザー。ジュフォンで惑星解放運動に動いているジュフォンにある軍隊の「ブルーノ」の元正規兵だった。フェイタリティに故郷を襲われ、制圧され、取り返そうとレジスタンスを結成し、現に陸也に雇われている。

 

「ここら一帯は元々はオレ達レジスタンスの領土のようなものだ。土地勘なら十分にある」

「いいだろう。お前達レジスタンスの実力を信じる。だが無駄死には許さん。必ず結果を持ち帰ってきてくれ」

 

クロウザーは敬礼し、「必ず奴らの補給基地を全て叩いてくる」と言って陸也の元を後にする。

 

「冴。お前も行ってこい。彼らを援護し、勝利へ導いてくれ」

「了解です」

 

 

夜間。フェイタリティの奴隷や捕虜の収容施設のある補給基地に機影が降りる。

 

「総員、油断するな。補給基地の一つを潰すとはいえ、捕虜や奴隷がいる。ならべく巻き込まずに制圧するぞ」

 

クロウザーは高機動型に改造したグフリベンジャーに跨り、偵察データをマクロス・クォーター[罪業]に送りながら、リベンジャー機体とVF-25の部隊を進軍させる。

 

開戦の合図は、1発のホーミングミサイルの爆発音で始まった。

補給基地に配備されているジェガンⅡやジェスタが交戦に向かうが、武器を構える前に虹川のギラ・ドーガリベンジャーの狙撃によって次々と撃ち抜かれ、爆散していく。

 

「援護する。補給基地の制圧を始めてくれ」

「助かる。彼女の援護を無駄にするな!」

 

クロウザーは機体を動かし、補給基地に入ってフェイタリティのMS隊と戦う。

シールドをヒートロッドで破壊し、フィンガーバルカンをメガ粒子砲に変えつつ次々と敵機を破壊していく。

 

「怯むな!この夜襲は効いている!動きを止めるな!!」

 

強く指示し、持っていたヒートサーベルで向かってきたジェガンⅡのシールドを斬り裂き、バルカンで胴体を撃ち抜いていく。

 

クロウザーに続かのようにメサイアが基地の上空に飛び回り、未搭乗のMSを破壊し、専用化されていないザクリベンジャー隊が改造されたマゼラドップ砲で一方的に射撃し対空砲やミサイル兵器を潰し、基地に入って暴れ回っているドムリベンジャーの部隊が収容施設を攻撃し、次々と奴隷と捕虜を開放していく。

 

制圧が進んでる時に一つの倉庫の屋根が突き破られる。

そこには紫色に塗装されたデルタプラスが姿を現し、クロウザーに向かってビームライフルを撃つ。

 

「ぬぉ!?やったな…!」

 

クロウザーはデルタプラスに迫り、近接戦闘を仕掛ける。高機動型なだけに速く移動し、ビームサーベルを構えられる前にその腕をヒートサーベルで切り落とす。その腕は熟練パイロットを思わせる実力だった。

 

『クソ…!奴らめ!』

「反撃はさせん!倒させてもらうぞ!」

 

防御手段を失ったデルタプラスが撃墜されると、基地内にいたフェイタリティの一部の部隊が基地を捨て始める。恐らく司令官が乗っていたんだろう。

しかし、逃げている敵に追撃を加えるかのように虹川が狙撃し、僅か少数の敵は逃したものの、襲撃していた一部の補給基地の制圧は成功したのだった。

 

 




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