突撃して来たエクシアの攻撃を陸也達は避ける。
しかし、GNソードをライフルモードに切り替えて撃ち、装甲で弾かれるものの、危険を感じた陸也はアクトマン達に指示を出す。
「こいつの相手は俺がする。お前達は周囲を蹴散らしながら制圧を始めてくれ」
「わかった…気を付けてくれ」
「信じますよ…課長」
陸也は「簡単にはやられんよ」と言ってエクシアと交戦を始める。
『ようやく来たか、レクスの狗の親玉め…!ここであったが百年目!』
「その声…数年前に行方不明になっていた「シオン」か…洗脳魔法を食らって奴等側にいたとは驚きだ」
陸也とシオンは刃を交えながら言葉を交わす。
「俺に恨み言を吐ける洗脳とはとんだ魔法をかけられたもんだ。
『そのくらいわかっている…!道連れにしてまでも…お前を倒す!』
陸也は「ダメだこりゃ。倒さねぇと直らんわコレ」と言って諦め、本気で戦い始める。
相手は近接戦闘が得意なエクシア。陸也は万能型に改造したザクリベンジャー。
そして機体のOSはガンダムを視認して撃破優先のアラートを鳴らしている。
「うるさいな…ちゃんと倒すから黙ってろ」
ヒートホークを二刀流で持ち、斬りかかる。
GNソードとGNビームサーベルの二刀流で対抗し、互いの機体が傷つく。
そんな時にフェイタリティのMSであるジェガンⅡが迫る。
「司令はやらせねぇ!」
ビームサーベルを取り出し、陸也に斬りかかる。
しかし、その攻撃を斬り払われ、逆に反撃を貰ってしまったのだった。
「邪魔だ!覇王国の量産機は引っ込んでろ!」
陸也はヒートホークで攻撃してきたジェガンⅡの両腕を両断し、地面へと蹴り落とす。
「うわああああ!司令ぃぃぃぃ!」
ジェガンⅡは地面に叩き落されたとたんにアクトロンのザクⅤの射撃武器でトドメを刺されて爆散する。
『フン…一騎打ちに横やりなど不要だ。続けるぞ』
「決闘者気取りって奴か?」
交戦を続けて数分、陸也は自機のエネルギー残量を見る。
「(限界稼働時間まで、残り30分ちょいか…これ以上長引かせるのは無理っぽいな)」
陸也は深呼吸する。これ以上の長期戦は消耗戦になることを考え、本気を出し始める。
「そろそろ決着を着けるぞ」
『望むところだ!トランザム!!』
シオンが乗るガンダムエクシアの色が変わり、超高速で陸也に迫る。
普通なら対処しようがないだろう。そう、並のパイロットなら。
「身体強化魔法で耐えてるつもりかもしれんが……トランザムの速度に、ついていけないと思ったか?」
何と陸也はまるで手馴れているかのように攻撃を避け、逆にトランザム状態のエクシアに反撃を入れてるのだ。
『バカな…!トランザムに追いつくザクなんて聞いたことないぞ!?』
「すまんな。こいつに搭載されてるOS「
シオンの超高速攻撃を避けながら反撃し、ヒートホークでエクシアの片腕を切断する。斬られた衝撃でGNソードが地面に落ちた。
「さて、極大の精神ダメージを負う準備は出来たか?」
『こ、こんなところで終わってたまるか……!』
陸也は最後の抵抗を試みようとしたシオンの希望を打ち砕くように機体の足、頭を破壊し、ビームに切り替えたマルチザクマシンガンを構える。
「じゃあな。ソレスタルビーイングの遺産……中身の姫騎士は返して貰うぞ」
ビームがエクシアのコックピットを撃ち抜き、太陽粒子をばら撒きながら爆散する。
「こちら陸也。敵司令官の機体を撃墜した。ここからは制圧と残党狩りだ。気合いを入れろ」
陸也が味方全員にそう通信を送るとあっという間に士気が上がり、フェイタリティの本拠地が制圧された。
「……アクトマン、見えたか?」
「ああ。エクシアの爆発と共に
「後、敵の全滅を確認したよ」
陸也は「そうか…」と言ってホッとする。
「後は…あいつらに任せるか」